くまさーーーん!

 

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

最近あまり家から出る事もなく

出かけるとしても

近所の市場やらスーパーやら薬局への買い物が多めだった私

 

 

一応家の中で柔軟体操やら筋トレをしているけれど

このままでは身体が完全になまってしまう・・・!

 

そう思った私は

 

ちょこっと家の近所を散歩する事にした

 

 

今年の北海道は驚くほど温かいんですよね

 

降雪量も少なめ

 

 

山を見上げると

山肌が見えている所もチラホラ

 

本来山は標高が高いから雪がしっかり積もっていて

山肌なんて見える事無いんだけどなぁ~

 

 

道路を歩いていても

すっかり雪が溶けてシャーベット状になっているし

アスファルトがむき出しの所もたくさんある

 

 

毎年

家の近くの坂道を車で走っている時に

「ここをソリで思いっきり滑りてぇなぁ・・・!」

という気持ちになる道も

今年はソリ滑りなんか出来ないほどに雪が無い

 

 

今年はこのまま・・・

 

雪像作り出来ないかも・・・!!!

 

 

青空が広がってとっても暖かい日差しの山の中

のんびり30分ほど歩いていると

正面から小さな子供を連れたお母さんが歩いてきた

 

 

子供「チョコー!

   ・・・グミー!

   ハンバーグー!」

 

 

小さな子供はお母さんに手を引かれながら

一生懸命に大きな声で食べ物の名前を叫んでいる

 

 

何だろう

 

今食べたい物を言っているんだろうか・・・?

 

 

子供「カレーライスー!

   チョコボール!!」

 

 

私はエビフライが良いかなぁ~

今日の晩御飯はエビフライを作るんだ~

 

って言うか・・・

 

お菓子と晩御飯のメニューみたいなのが混ざってるのは何・・・?

 

 

 

子供はひたすらそんな具合に

『食べ物』の名前を言い続け

とうとう私達は道路ですれ違った

 

お母さんは坂道の上の方を見上げて

明るい表情で一生懸命坂道を上っている

 

 

子供「ケンタッキーフライドチキーン!」

 

 

まだまだ散歩を続けるつもりだった私の足が

急に速度を落とした

 

 

 

エビフライより

 

ケンタッキーフライドチキン食べたい・・・!!!

 

 

もうすっかり冷凍していた海老を

解凍する為に冷凍庫から取り出してあったのに

なんで今そんな事言うのーーー!!!?

 

めっちゃケンタッキー食べたくなっちゃったじゃん・・・!

 

 

そこからはもうもう

全然散歩どころじゃなくなり

本当なら今すぐにでも散歩をやめて

踵を返して家へ帰りたかった

 

だけど

 

子供連れのお母さんとすれ違った直後に

くるっと踵を返してその後ろを歩き出したら

 

きっと・・・

 

ちょっと怖いよね?

 

 

お母さん的には

(えっ・・・何・・・?

 ついて来てる・・・?)

ってなるような気がした

 

 

出来る事ならそんな恐怖心を与える事無く

別ルートで帰って差し上げたい

 

だけどここは山道なんだ・・・

分かれ道とか無いんだよ・・・!!!

 

何なら今すれ違った親子の目的地が大体予想出来るくらい

ここはずーっと一本道で

建物だってまばらなんだ・・・!

 

 

もうこれ以上家から遠ざかりたくもないし

さっさと家へ帰って車に乗り込み

ケンタッキーへ行きたいのに

仕方なく崖下の川を眺めたりして必死に時間を潰す私

 

 

もういいかな!?

と思って歩き出してちょっとした辺りで

すぐに親子に追い付いてしまい

 

予想通りにお母さんが

(えっ・・・!?)

という表情で見てきたけれど

 

もう構っていられなかった

 

 

貴女の子供が悪いんだ・・・!

 

たまに無性に食べたくなる物の名前を

あんな大声で言っちゃうから・・・!

我慢できなくなっちゃったじゃーん!!!

 

グングン坂道をのぼってあっという間に親子を追い越し

家へ戻って財布を手に持った私は

すぐさま車に乗り込み

ケンタッキーへ向けて車を走らせた

 

 

15分ほど車を走らせて

ようやく念願のケンタッキー・フライド・チキンに到着した私は

メニューボードを眺めていた

 

本当は1ピースだけで充分なんだけど

たったそれだけしか買わないのも

わざわざこんな所まで来て・・・

って気がするしなぁー

 

他には何にしようかなぁー

 

 

そんな事を考えていると

すぐ隣に女子高生2人組みがやってきて

メニューボードを見て会話を始めた

 

 

女子1「和風とかあるよ~?」

 

女子2「それにするのー?

    えーどうしよっかなぁー」

 

 

制服姿の2人は短いスカートを履いており

片方の女の子は厚めのタイツ

片方の女の子は生足でハイソックスを履いていた

 

 

生足だ・・・!!!

 

 

えぇぇーーーいくら今年は暖かいとは言え

寒いだろー!!?

 

 

生足の方の女の子は

化粧をして髪もしっかり可愛くセットしている

 

2人で楽し気にメニューを選び

カウンターへ向かって行った

 

 

いやぁどっちも可愛いねぇ・・・

 

ほんと若さは宝だよ・・・

 

 

しかし生足は寒そうだ

 

 

見ているだけで鳥肌が立ちそうになってくる

 

 

私も学生時代

アホみたいに短いスカートを履いて

どんなに寒くても平気な顔をして生足を出しており

 

バイト先の中年女性達から

「わぁ生足!?」と驚かれていたけれど

 

今まさに私がその中年女性の目線になったのだ

 

 

なるほど・・・

あの人たちは「見ているだけで寒い」という感情から

あんなにも生足の私を見て驚いていたのか・・・

 

確かに生足の女子高生を見ると

(うぉ!生足か・・・!)

と驚いてしまう自分が居る

 

 

寒くないんだろうか・・・

いやいや

寒いけど『可愛い』を追求した結果我慢しているんだろうな

 

 

やっぱり

こういう短いスカートを履いて堂々と歩けるのは

若いうちだけだからね・・・!

 

女子高生は目いっぱい自分が信じる『可愛い』を

貫いて頂きたいものである

 

 

私自身も当時は

バッチリ化粧をして髪をセットして

短いスカートに合う長さのルーズソックスを選び

ブラウスもかっこかわいい物を買ったり

アクセサリーも毎日変えて楽しんでいたものだった

 

 

2人ともとっても可愛いよ!!!

 

 

青春をめいっぱい謳歌するんだよ・・・!!!

 

 

女子1「チャリーン」

 

女子2「ちょっと落としたよ~!?」

 

女子1「あっごめん」

 

 

生足の女子2が

タイツの女子1が落とした小銭を拾おうとして

勢いよくその場にしゃがみこんだ

 

 

その瞬間

 

マリリンモンローかってくらいに

風圧でスカートがフワァッと上がり

 

 

 

明らかに『見せパン』とは異なる

 

 

真っ白なパンツに

大きなクマさんの絵がプリントされたパンツが丸見えになった

 

 

 

こ・・・

 

高校生でそのパンツですかぁぁぁーーー!!!?

 

 

かわっ・・・可愛いけど・・・

 

 

 

小学生かよーーーーー!!!?