ついぽろっと出ちゃうよね

 

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

私が歯医者さんに通い始めて

もう半年以上

 

最短でも週に一度しか予約が取れない

という事や

途中親知らずの抜歯というトラブルが発生した事もあり

とにもかくにも長引いている

 

もう私は

一生歯医者に通い続けなきゃならない運命なんじゃなかろうか

みたいな不安さえ芽生えてきた

 

 

現時点で治療をする事が決定している歯の治療が終わる頃には

また新たに

治療が必要な歯が出てくる気がする・・・

 

 

毎日めっちゃ歯磨きしてるのになぁー!!!

 

 

 

ただ

歯医者さんに居る間

私は一瞬たりとも退屈する事が無い

 

この歯医者さんの助手さんや衛生士さん達は

とにもかくにも愛想が良くて

よく話しかけてくれる

 

 

ぼーっと一人で椅子に座って待っている時も

いそいそと動きながら

 

斜め後ろ辺りから

「チラッ!」と口で言いながら覗き込んで来たり

 

非常にお茶目だ

 

 

かと言って

誰にでもこんな冗談みたいな事をしている訳ではないらしく

私はどうやら

『話しやすい人間』

『冗談が通じる人間』

として認識されているから

こんな風に退屈をする事無く過ごせている様子

 

 

そして先日は

助手さんのこんな悩み相談を受けた

 

 

助手「昨日から一人暮らしなんですよ~」

 

私「あ!前に言ってたね!

  とうとう引っ越ししたんだー

  昨日からって事はまだ荷ほどきとか出来てなくて

  色々大変でしょう」

 

助手「そうなんですよ~

   まだ全然食器とかいろんな道具とかも無くて

   何にも無いような状態で・・・」

 

 

それを聞いて私は

 

とっても笑顔だった

 

 

自分が生まれて初めて一人暮らしを始めた時の

あの何とも言えぬ

「うぉおおおおーーーーアイムフリーダーーーム!!!」

というテンションマックス状態の興奮と

 

誰にも気を遣う必要無く

本当にたった一人で部屋に存在する事が出来る事に対する

えも言えぬ安堵感

 

そして更に

「ここが自分の家だ」という安定感

 

 

それら全ての感情が一気に自分の中で溢れ

 

とにかく『最高!!!』という気分だった

 

 

それを思い出すと

笑顔にならずにはいられなかった

 

 

いやー!

引っ越して1日かぁー!

もう楽しくて楽しくて仕方ないんだろうなぁー!

 

 

助手「辛くて・・・」

 

私「・・・・・・・えぁ?」

 

助手「一昨日実家で最後に一緒にご飯食べてる時に

   寂しくて泣いちゃったんですよ・・・」

 

 

えぇぇぇええええ!!!?

 

 

な・・・何その感情・・・!?

 

 

私知らない!

 

一人暮らし始める前から

とにかくワックワクであれこれ買いに行ってたし

引っ越しの荷物も引っ越す前からルンルンで運び込んでいたし

引っ越し初日も翌日も

その後もずーーーーーっと

 

「寂しい」なんて思った事一度も無かった

 

 

なんなら

一人暮らしが決まってから今のこの瞬間まで

ずーーーっと「最高!!!」が継続している状態である

 

 

私「またまた・・・」

 

助手「これから一人なんだ

   家に帰っても一人なんだ

   って思ったら一気に寂しさがこみ上げてきて・・・!」

 

 

マジかよ・・・

 

大喜びで吹っ飛んで一人きりの家に帰る

みたいな感じなんじゃねぇの・・・?

 

 

そうかぁ・・・

やっぱりこう根本的に・・・

「一人が向いている人」と

「家族を作るべき人」の間には

 

性格的な部分なのかなぁ・・・

目には見えないけれど

とてつもなく大きな違いが存在している気がするわぁ・・・

 

だからきっと

「家族を作るべき人」からしたら

「一人が向いている人」が何故一人の道を選ぶのか

意味が全く分からないし

「あなたも結婚をすべき」という意見が出て来たり

 

「一人が向いている人」目線だと

「家族を作るべき人」が何故家族を作るのか

その心理が全く理解出来ない

 

みたいな事が発生するんだろうなぁ・・・

 

 

多分

「一人が向いている人」は

一人暮らしを始めた事によって寂しさを感じる

なんて事も

それによって涙を流すなんて事も無い気がする

 

私なんかは

引っ越した初日から音楽かけて

踊りながら荷ほどきしてたし・・・!

 

 

私「そうかぁ・・・

  寂しいかぁ・・・」

 

助手「今日もこの後家に帰ったら

   一人なんだなって思ったらなんかもう帰りたくなくて」

 

 

むしろ一人きりの空間に

帰りたさしか芽生えねぇんだけどなぁ・・・

 

もう二度と「自分以外の誰かが居る空間に帰る」

という生活に戻れる気がしねぇわ・・・

 

拷問にすら思える・・・

 

 

助手「昨日便せんと封筒買って

   お母さんに手紙を書いてたんです・・・」

 

私「・・・・・・・・・・・え?

  てが・・・手紙?」

 

助手「今の気持ちを手紙にして伝えようと思って」

 

私「おぉ・・・それはまた随分と古風な・・・

  ・・・・・・・・・・え?

  今まで実家からここ通ってたんだよね?」

 

助手「はい」

 

私「今は一人暮らしの家からここ通ってんだよね?」

 

助手「はい」

 

私「実家と今の家って

  手紙出すほどの距離あるの!?」

 

助手「無いですね!

   送るんじゃなくて郵便受けに入れておこうと思って!」

 

 

何それ・・・!

 

斬新!!!

 

 

私「実家が北海道でここは東京

  とかなら手紙も分かるけど・・・!

  メールとかLINEとかじゃダメなんだ・・・?」

 

助手「なんか・・・こう・・・

   手紙かなって」

 

 

なんだそれ・・・!!!?

 

全然どういう気持ちなのか分かんねぇけど

くっそ可愛いだろうなぁこんな娘!

 

お母さん可愛くて可愛くて心配で心配で心配で心配で

とにもかくにも心配で仕方ねぇだろうよ・・・!

 

 

私「それはきっとお母さん喜ぶ・・・けど

  心配しちゃいそうだね」

 

助手「姉が居るんですけど

   姉は全然こんな感じじゃなかったんですよね

   姉はルカさんみたいな感じでさばさばしてて

   一人暮らし始める時も

   「じゃあねー!」みたいな感じで出て行って

   全然帰っても来ないですし・・・

   ルカさんは実家頻繁に帰ります?」

 

私「んーそうだなぁー

  実家が今猫飼ってるんだけど

  猫が居るから週に一度か二週に一度くらい帰る

  って感じかなぁー

  猫が居なかった時は月に一度帰るか帰らないか

  みたいな感じだったかも?

  猫に会いに行ってるようなもんだね」

 

助手「寂しくないですか・・・!?」

 

 

寂しいなんて

 

思った事

 

 

マジで一度も無い

 

 

私「いやぁー私は無いけど

  こればっかりはその人の性格だと思うなぁ

  どうしても寂しかったら彼氏と同棲したり

  そうやって自分の家族を作って行って

  寂しくないようにしたら良いんだと思うよ」

 

助手「うーん・・・彼氏・・・

   まだ彼氏と一緒に暮らすって事は

   考えていないんですよねぇ」

 

私「うんうん

  でもきっと一人暮らしをする事で

  誰かと一緒に居たいって気持ちが強くなって

  そうやって自然に付き合い方とか

  お付き合いする相手が変わって行ったりするもん

  ・・・なんじゃないかと思うよ?

  私には全然分からないけど!!!」

 

 

うんもうほんと!

この辺は完全に想像というか空想の世界だね!

 

私には「寂しさ」という感情が備わってないから

「誰かと一緒に暮らそうとするその心理」自体が

空想レベルでしか語る事が出来ねぇ!

 

 

助手「そっかぁー

   じゃあ今は寂しくても良いのかなぁ・・・」

 

私「まだ一人暮らし始めてすぐだからね

  後何週間かしたら慣れて落ち着いてくるかもしれないし

  実家は帰れない距離じゃないんだから

  寂しければ実家に行ったって良いんだよ

  最悪出戻りしたって

  きっとお母さんは拒否しないんじゃない?」

 

助手「・・・そっか・・・そうですよね・・・

   お母さんもお父さんもきっとダメって言わないです・・・

   そっか・・・!

   私なんか・・・一回家出ちゃったら

   もう二度と戻れない気がしてて・・・!

   もう二度とこうやって一緒にご飯食べれない

   って考えて悲しくなってました・・・!」

 

私「そんな事ないよ

  親との仲が異常に悪い人ならともかく

  お母さんはきっと心配してるだろうし

  出戻りしたら「仕方ないわねぇ!」とか言うかもしれないけど

  受け入れてくれると思う

  今寂しいのはお母さんも一緒だろうからね」

 

 

というか

女の子は無理して一人暮らしをしなくても

良いんじゃないのかな

って気がするんだよねぇ・・・

 

私は男性には全く甘くないから

男性は一人暮らししてメンタル鍛えろ!

一人で生きる力を身に着けろ!

と思っちゃうけれど

 

女の子はいずれ結婚してそこへお嫁に行くでしょう?

 

だったらそれまでは

実家暮らしでも良いんじゃないのかなぁ?

 

 

助手「ルカさんのおうちには

   お母さんとか遊びに行ったりするんですか?」

 

私「あー来ないねぇ!

  来ないっていうか「行く」って言われたら

  全力で「来るな」って言うからね

  「用があるならこっちから行くから!」って」

 

助手「えぇーーーどうしてですかー!?」

 

私「私の家は私にとって『聖地』だから

  他人を家に入れたくないし

  ほいほい遊びに来るようになんてなったら

  「今日も来るかもしれない」って怯えて暮らす事になるから

  容易には家に来させたくない」

 

助手「あぁーーー・・・・・・・

   ・・・・・・・・・・・・

   えっ

   他人?」

 

私「あっ・・・!」

 

 

また・・・

 

 

また血の繋がった実の母を『他人』って言っちゃった・・・!

 

 

 

違うよ母・・・!

 

 

これはちょっとした・・・その・・・

 

 

 

なんかごめん・・・!!!?