全員可愛過ぎてな・・・

 

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

新しい会社へ入社して約一か月

 

 

私は今

 

 

結構な権力を手にしている

 

 

いやー何だろうね

たかだか入社一か月でここまで偉そうな感じになっちゃうのが

正解なのかどうかいまいち分からないんだけれど

 

考えようによっちゃ

最初は超下っ端だったのに段々お偉くなっていくパターンよりは

入社した瞬間からお偉くなる事が確定している方が

摩擦は多少少ないような気がする

 

 

具体的にどんな感じなのかっちゅーと

 

 

まず

 

経費を自分で勝手に使える

 

 

これ凄くない!!!?

 

入社一か月のなんも分かっちゃいねぇような奴が

「あ・・・これやりたいから買っちゃお~」

って普通出来なくね!!!?

 

でも

 

出来るようになりました

 

 

金額の制限については

常識の範囲内という事にはなっているけれど

 

例えば私が

「やっべぇ夏あっちぃわ

 会社に冷房設置しまーっす」

っていうのは有り

 

勝手に発注して

工事が必要なら適当に都合のよさそうな日程を打ち合わせして

好きにやっちゃって良いよ

ただ「やるからねー」って事は伝えてね

みたいなレベル

 

 

お前(私)は一体何様だよ

 

 

 

後は

私の上司は現在『社長』のみである

 

びっくりするわ

 

それなりにいくつかの部署があって

部長とか常務とか課長とか

そういう人たちがいっぱい居るのに

いきなり社長直属の部下なんだもんね・・・

 

だから

待遇も大分他の人たちと異なっている

 

 

例えば

 

私はもう既に

他の部署の係長以下の人たちに

あぁだこうだ指示出来る権利があるんですよ

 

 

信じられますか

 

たかだか一か月働いただけの小娘(若くはないが)が

良い歳したおじさんたちに

「これのやり方がなってねぇ

 今すぐこういうやり方に変えな!!!」

って指示出すんですよ

 

 

出来るかそんな事!!!

 

だけど社長曰く

「もっと厳しく言って良いから!

 何かあったら「あたしの指示は社長の指示と同じだ!」

 って言って良いから!」

との事

 

いや・・・だとしても

どんなメンタルしてたらそんな凄い事出来るんだよ・・・

 

 

言う事を聞かない場合は

その上司である部長クラスの人たちに

「部下をちゃんと指導しろ」

と言って良いんです

 

「おたくの部下の教育がなってない」

って指摘しなきゃならない

 

 

わぁー生意気ぃー

 

面の皮がどんだけ厚ければ

入社一か月でそこまで生意気な振る舞いが出来るのか

教えて頂きたいー

 

 

社長の考えでは

いずれ(非常に近い将来)私は社長直属の部下であり

社長と同等の決定権を持つ人間になる予定だから

今からそういう風にやっていかなきゃならねぇらしい

 

 

ポジション的には

 

社長が居て私が居る

 

私=分析王(役職不明)

 

現場王(部長)が居て

経理王(部長)が居て

設計王(部長)が居る

 

こんな状態を夢見ているそうな

 

 

しかし・・・こうね・・・

私・・・

自分で自分をそこまで図々しい人間じゃないと思っているんですよ

 

優しく低姿勢に人と接していると

「きつく言って良い!」

「甘やかさなくて良い!」

なんて言われるんだけれど

 

あのー・・・

敵って無駄に作る必要性無いと思うんですよね・・・!?

 

人にきつく言えば言った分だけ

人を甘やかさなければ甘やかない分だけ

 

自分の首が絞まると思うんだ

 

 

どんなにミスをしないよう努力していても

人間はいつかはどこかで必ずミスをすると思う

 

そんな時にさ

やっぱり恩は売れるだけ売っておいた方が

円滑に物事を進められると思うんですよね・・・

 

私だっていつ誰に教えを乞うか分からない訳だし

私だっていつ何かミスをして助けを求めるか分からない

 

 

お互い様の精神って大事

 

 

いやね!?

よほどアホみてぇな奴が居たら

そりゃー私だって多少きつくあれこれ言う事もあろうよ!?

 

だけどそうじゃない限り

そこまで厳しい言い方を選んでする必要性ってあるんだろうか

 

 

 

それに・・・

憎めないんですよ・・・

 

おじさんたち

ちっとも憎めないから

どうやっても厳しく言う気になれない

 

 

という訳で今日は

そんな憎めないおじさんたちの小ネタを数発ぶっぱなす!

 

 

 

『あんたその・・・それ・・・』

 

何故か知らないけれど

発注書という物を書いたり作ったりする仕組みが存在せず

「誰が」「いつ」「なんの為に発注した」かが全く分からず

ただ納品書と請求書が送られてきて

請求書に合わせてお金を支払うシステムだったこの会社

 

それを改善させる為に

 

まずは

「絶対発注書を書きましょう!

 事務側から見たらこれ送りつけ詐欺にしか見えないから!」

という事を徹底させた

 

しかし

不慣れな事が多いせいか

「発注書が無いのに納品書届いてたよ!

 この納品書見て間違いなく自分が発注した物かどうか確認して

 今からでも良いから発注書書いて!

 そして今度からは発注と同時に発注書書いて!」

というようなメモを貼って納品書を突き返しても

 

とんでもねぇ質問が返ってきちゃう

 

 

男1「ルカさん」

 

私「はーい」

 

男1「こ、これね!

   この紙に「納品書見て発注書書いて」

   みたいな事書いてあるんだけどね?」

 

私「はい!」

 

男1「納品書ってどこにあるの・・・!?」

 

私「・・・・・・・・・」

 

 

お・・・お前・・・

 

お前が今手に持って「この紙に」って指指したそこに

フォント30くらいのサイズの文字で

『納品書』って書いてあるよなぁぁああ!!!?

 

 

私「ちょ・・・」

 

男1「納品書はどこで貰えるの!?」

 

 

やめろぉおおおお!!!

 

ぴったり『納品書』の文字の部分指差しながら聞いてくんなあほぉ!

 

 

しかも納品書に関しては今までも

全員手に持った事あったし見てたはずだよね!?

 

むしろ今までその紙を何だと思ってたの!!!?

 

 

私「手に持ってるそれが・・・

  納品書なんですけど・・・!」

 

男1「・・・・・・・あ!これ!?

   あぁーこれが納品書かぁーそうか!」

 

 

え・・・

 

「納品書って書いてあるやん」

ってツッコミ入れそこなったんだけど

 

次同じ事聞かれたら

かなりきつめにツッコミ入れるから覚悟しとけよ・・・?

 

 

 

『そうじゃねぇ』

 

同じく納品書に関する事件

 

納品書はあったけれどやっぱり発注書が無い

これまたやっぱり

「発注書無いよ ちゃんと書いてね」

というメモを貼って発注したであろう人に突き返す

 

 

翌朝

 

私のデスクには

 

 

「発注書無いよ」

というメモの下に

 

「発注書書いてないよ」

というメモが書かれた納品書が置かれていた

 

 

 

そうじゃねぇぇぇぇえ!!!!

 

「書いてませんけどなにか?」

みたいな事言ってくんじゃねぇよ・・・!!!

 

「無いから書け」って所までちゃんと読めや・・・!

 

 

でも皆

言われた通りにやろうとしてるけど

不慣れでよく分からなくなっているだけなのだ・・・

 

わざとじゃない

 

わざとじゃないから・・・

 

 

私は毎日一人で声を出さずに笑うしかないんだ・・・!

 

 

 

『それは無理』

 

年配の男性が多い職場だから

PCの操作に慣れていない人が圧倒的に多い

 

まぁーそりゃーそうだ

 

今までずーっと現場で作業をしていたような人たちばかりで

PCに触れる機会なんて無かったでしょうし

自分がPCに触れなければならなくなるなんて

夢にも思っていなかった事でしょう

 

作業員さんもPCが使えないとダメな時代なんですよ・・・

 

大変ですね

 

 

そんな訳で私は

そんな年配の男性たちにPCの操作を教える事も多い

 

皆さん曰く

「教え方が優しすぎるから皆調子に乗って聞きに行く」

との事だったけれど

なんちゅーか・・・ね・・・

 

今までPCに触れた事が無かった年配の男性が

人差し指で必死にキーボードを押し

キーボードに鉛筆で「次の行」「消す」「漢字に変換」

とかって書き込んで頑張ってる姿を見ると

そりゃ・・・優しくもなるよね・・・

 

 

そんなこんなでルカのPC教室は大層大盛況で

多くのおじさんお爺ちゃんが

私から習った事を必死に紙にメモして

日夜PCとの死闘を繰り広げている

 

 

そんなある日

 

 

男2「ルカさん・・・?」

 

私「はーい!」

 

男2「スキヤンが出来ないんだけど・・・」

 

私「・・・・スキャンですね!」

 

男2「前に教えて貰った紙見てやってるんだけど・・・」

 

 

どれどれ!

 

 

私「どの図面をスキャンしたいんですかー?」

 

男2「えっとね・・・これ・・・」

 

 

そして男性は

図面を手に持ったまま

何故か自分の席へ私を誘導する

 

 

???

 

スキャンならプリンターだねぇ?

 

 

私「?????」

 

男2「パソコンの・・・

   どこにこの紙入れるんだっけ・・・?」

 

 

んんん!!!!!?

 

 

男性は

紙を縦にして

何やらパソコンの画面を横向きにし始めた

 

 

え!!!!

 

 

私「んん!!!?」

 

男2「この辺に入れるんだっけ・・・?」

 

 

デスクトップの何の溝も無い側面に

紙を差し込もうとしてクシャッとなる

 

 

待て待て待て待て!!!?

 

パソコンにそんな機能はねぇぞ・・・!!!?

 

パソコンのデスクトップの横から

紙突っ込んだらスキャンってどういう仕組み!!!?

 

あれか!?

 

デスクトップが窓みたいになってて

その向こうに紙突っ込んだら画面に見えるようになるでしょう?

みたいなそういう発想か!!!?

 

それとも・・・

デスクトップ画面の横(裏?)側から

フロッピーディスクを差し込めた時代のパソコンから何かこう・・・

インスピレーションみたいなものを・・・???

 

 

私「こ、これスキャンするのはプリンターですね」

 

男2「プリンター!!!?

   あれ・・・パソコンでやらなかったっけ」

 

私「パソコンではスキャン出来ないですね・・・

  プリンターでスキャンして

  プリンターからパソコンにデータ送信するんです」

 

男2「・・・・・・・・・・・・あぁー

   だから訳分からなかったのかぁ・・・」

 

 

いやお前絶対今も分かってねぇだろ

 

 

私「メモしてる紙にもちゃんと

  大きく「プリンター」って書いてますよ~」

 

男2「あぁーそうかぁー・・・

   よしやってみるか!」

 

 

うんうん

 

頑張るんだおじちゃん

 

 

しかしこの1分後には

 

私は再び呼ばれ

 

以前に数度教えた事がある

スキャンとデータの送信を教え直す事になる

 

 

なんだろ・・・

 

 

最近私・・・

 

 

毎日同じ事教えてる気がするのは気のせいかなぁ!!!?