戦果を期待して待ってな・・・!

 

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

私は今の会社で

方向音痴ながらも楽しく集金業務にあたっている

 

ちょっと大きな会社の車に乗って

走行日報なんかを書きつつ

地図を確かめながら目的地を目指す

 

普段は気にも留めず

見えていなかった物が見えてきたりもする

 

ちょっとした冒険みたいで楽しい!!!

 

 

・・・が

 

まともさんはいつだってそんな私の事を

心配しまくっている

 

 

というのも

 

実は

 

 

『カーナビもついていない会社の大きめの車で集金業務』

というのが

これまで相当嫌がられていたらしい

 

新しい人が入れ替わり立ち替わりする中

この集金業務を引き受けてくれた人は

ただの一人も居なかった

 

 

唯一まともさんだけが出来る業務だったのだ

 

 

10人以上に断られたって言ってたかなぁー

 

 

あのー・・・

そもそも

会社に勤めて上からの指示に「嫌だ」って言える事が

私にはちょっと理解出来ない

 

「これこれこういった事情でやめるべきだとは思うけれど

 とりあえずやるだけやってみますか・・・」

みたいな感じの事を言うのは有りだと思うんだけれど

 

「嫌だ」って言って本当にやらねぇ

っていうのはちょっと私の性格と

働いてきた環境だと理解に苦しむ

 

拒否ってありなんだ・・・?

 

 

 

でまぁこれまでに何度も断られてきたという集金業務

 

断られていた理由を挙げるとしたら・・・

 

うーん・・・

 

 

車の大きさじゃないかなぁ?

 

 

女性って元々

割と小さな車を好んで乗るもんだと思うんですよ

 

家族がたくさん居るから大きな車の方が良い

とかそういった事情が無い限り

自分で買う車はそれほど大きくないタイプの車でしょう

 

私は大きい車大好きですけどね!!?

今一番欲しいのは軽トラとかそういうのだし!

どこででも寝られるようなサイズの車だったら最高よね!

 

・・・こういう考えで車を選ぶ女性は

ほぼ居ないでしょう・・・

 

多分これは少数派・・・

 

 

更に言えば

女性はあまり冒険したがる性質じゃないと思う

 

自分が乗り慣れた車以外の車に

好き好んで乗りたがるような人はあまり居ないんじゃなかろうか

 

「車ぶつけたらどうしよう」

とか

「迷子になったらどうしよう」

とかそういう感情が先に動いて

 

「やってみるわ!」

「ちょっと運転させてー!」

とはならないんでしょうね

 

 

ただでさえそういう

「今」を重んじる女性の性質があるのに

会社の車は大きい

 

そりゃー「嫌だ!」って言う人も居るでしょうよ

 

 

もちろん私は

これまで交際してきた男性の車は

全て運転させて頂きました

 

マニュアル車とか外車とか

色んな車を運転してきたよ!

 

楽しかったなぁ~!!!

 

運転させて貰えるもんなら

どんな形の車にだって乗ってみたいよね!

 

ぶつけたらぶつけたで・・・その時はその時だ!!!

 

 

 

とまぁこんな具合に

・女性は割と自分が乗り慣れた車にしか乗りたがらない

・自分が乗り慣れた車より大きな車には乗りたがらない

・物事を非常に冷静に現実的に考えるから損害に怯える

という傾向がある事から

会社の車を使っての集金業務を嫌がったと推測している

 

 

もちろん

今社内に居る20歳の女の子にもこの提案をした事があるらしい

 

結果

「嫌だ」

という返答を頂戴し

 

その上車を覗き込んで

 

「どうやってエンジンかけるんですか?」

 

という質問までされたらしい

 

 

これびっくりしたんだけれど

今の若い世代の人たちは

 

『キーを回して車のエンジンをかける』

を知らないらしいですね・・・!

 

教習所で使用している車すらも

キーレスの車らしい

 

だから車の鍵を渡されても

ポケットに入れっぱなしにしちゃって

どうやったらドアが開くのか分からず

 

とりあえずドアを開けたとしても

鍵を再びポケットに入れて乗り込み

エンジンをかけるボタンを探すらしい

 

 

ボタンなんて無いんだよ・・・!!!

 

 

鍵をぶっ刺して回すんだよ・・・!!!?

 

 

 

更に更に

20歳の女の子曰く

 

 

20歳「バックなんて出来ない」

 

私「・・・・・・・・・・おん?」

 

20歳「だってモニターついてないじゃんあの車!」

 

私「モニター・・・?」

 

20歳「全方位のモニターだよ!

    上から見た映像写るやつ!

    それ無いのにどうやってバックするの?」

 

 

えぇぇぇぇーーー!

 

バックミラーと

サイドミラー見るだけですけどー!!!?

 

 

私「えっじゃあまさか・・・!

  教習所の車もそんな高性能なモニターが付いてた

  って事ですか・・・!?」

 

20歳「教習所の車にはついてなかったけど

    教官が隣で「もうちょっと右に」とか「そのまま」とか

    全部指示してくれるじゃん?」

 

 

ほぇぇぇぇぇぇ!!!!

 

 

おいちょっと!

自動車学校の教官はこのブログを見ろ!!!

 

そういうクソみてぇな教え方してっから

自分じゃまともにバックも出来ねぇ奴だらけになるんだぞ!?

若い連中の運転マナーが悪かったり

超自己中な車線変更してくるのはお前らが悪いんじゃねぇのか!?

 

 

私「そういう事か・・・!」

 

20歳「だからバックなんて出来ない」

 

私「そうなってくると・・・

  車を買う時のオプションで

  助手席に設置するタイプの教官が必要になるね・・・」

 

 

責任持って教えた人の助手席に一生座ってろバカ!!!

 

 

っていうか・・・

後退は出来ねぇ!前進あるのみだ!!!

とかかっけぇな・・・

 

 

 

そんなこんなで

とにもかくにもまともさんは

 

「本当はルカさん

 集金業務なんてやりたくないんじゃなかろうか」

と心配しまくっているのだ

 

 

そもそも私方向音痴だしね・・・

これまでにも「方向音痴だから無理」

と言って断る人も居たみたいだし

私もその人たち同様

内心すっげー嫌なのに無理して行ってるんじゃないか

みたいな気持ちがあるんでしょう

 

 

んーんっ!

 

違うんだよなぁ~!!!

 

 

昔働いていた会社では

方向音痴なのに地図もカーナビも無い状態で

100kmも離れた場所まで行かなきゃならなかった

(片道100km運転とか北海道内の移動では割とざら)

 

さすがに100kmも不安な状態で運転し続けるのは無理!

 

迷ったと気付いた時には

どの時点で道を間違えたのかもう分からないレベルに達しているし

戻るにしたってちゃんと来た道を戻れているのか分からない

 

そんなのは嫌だ

 

ハゲそう

 

 

だけど今の会社は

せいぜい片道2~10km程度のもんである

 

全っ然平気!!!

 

 

それに私

方向音痴をいつまでも放っておきたくなんかない

 

方向音痴から脱却したい!!!

そのために出来る努力があるのならやってやるさ!

 

せめて!

せめて自分が住んでいる場所の半径50km以内くらいは

迷う事無くどこへでも行けるようになりたいの・・・!

 

茹で卵の殻は子供の頃から36歳になった今でも

全然上手に剥けるようにならないけれど

方向音痴は克服したい・・・!

 

 

つい数日前にようやく

私地図の見方が分かってねぇんだな・・・

って衝撃事実に気付いたばかりだけれど

それでも頑張るのっ・・・!!!

 

 

 

そんな

私を心配しすぎるまともさん

 

 

私「〇〇町かぁー・・・

  うーん・・・ここをこう通ってこう行って・・・

  (出掛ける前に会社で地図確認中)」

 

まとも「大丈夫・・・?」

 

私「大丈夫ですよ!」

 

まとも「・・・・・・本当に大丈夫?

    無理してない?

    今日行って貰う所ちょっと遠いよ?」

 

私「大丈夫ですよ!」

 

 

何度も「大丈夫」と言っても

それでもとて・・・っつもなく心配そうなまともさん

 

 

私「よし!じゃあ行って来ます!」

 

まとも「やっぱりあたし行こうか!!?」

 

 

えぇぇぇぇーーー!!!?

もう準備万全なんですけどー!!!?

 

って言うか行かせてよ!

どこへだって行って見せるよ!!!?

あたいやれば出来る子だよ!!?

 

 

まとも「だってこんな遠い所本当は不安でしょ!?」

 

私「大丈夫ですよ・・・!?

  先日行った所通って行けば良さそうだし・・・」

 

まとも「でも・・・嫌じゃない・・・?」

 

 

見るに見かねて私は

 

思わずこう言った

 

 

私「生きて帰ります!!!」

 

 

そのセリフを聞いて一瞬固まったまともさん

 

だけど

 

すぐに大声で笑いだした

 

 

まとも「そんなセリフ・・・生まれて初めて聞いた・・・!」

 

 

私も生まれて初めて言ったわ

 

これから戦争に行く人みてぇじゃん・・・!

 

 

しかし

このセリフの後

まともさんの顔から不安の表情は消え

笑顔で私を送り出してくれた

 

 

・・・この日から

 

 

私は「行ってきます!」の代わりに

 

「生きて帰ります!」と大きな声で言うようになった

 

 

そして今日

 

その私のセリフを初めて聞いた

えらいお爺ちゃん

 

 

まとも「お願いねー」

 

私「生きて帰ります!」

 

爺「・・・・・・・・・・・あぁん!!?

  な、なにぃ!?

  どこ行くって!?」

 

 

目を真ん丸にして私を見つめるお爺ちゃん

 

 

 

・・・そんな目で見るなよ・・・

 

 

 

俺はこれから戦場に行く(って事にして)んだよぉおおーーー!!!