バッグが物理的に重かった

皆様こんにちは

ＬＵＫＡでございます

いやーＧＷですね・・・！！！

ゴールデンですよゴールデン！！！

コロナの影響で自由に出歩けない

という問題があるので

手放しで喜べるような状況下ではないのですが

私もゴールデンウィークです・・・！

仕事が休みでっす！！！！！

いぇぇぇぇーーーい！

以前の仕事は事務職だったはずなのに

ゴールデンウィークの一体何がゴールデンなのか

全くわかりゃしねぇなって思ってた

正月もそうだけど

何で一か月の中で一番忙しい月末月初に赤い日をぶつけるんだよ

休める訳ねぇだろ

まぁ月末月初じゃなくても

３日も休めば自分の首を絞めまくる事になるので

とても休めたもんじゃなかった

社内の一部が連休だろうと正月だろうと何だろうと

お構いなしに稼働している会社だったので

どうあってもそこに関わっている人は

仕事がどんどんやってくるんですよね

むしろそれがあるからって出勤していると

全然関係ない仕事までここぞとばかりに押し付けられる

働く事自体は好きだからその辺は別に良かったし

どうせ後で困るのは自分だから

無心で出社していた訳なんだけれど

今回は何の心配も無く休める・・・！

全社休みなんですよね

本当に誰一人として働く人が居ない

だから自分が休んでいる間に仕事が溜まっていく

なんて事は絶対に無い

素晴らしいシステムですね

ホワイト企業ばんざーーーい！！！

そんなホワイトな会社で出会った２０歳の女の子は

私に色々な若者言葉を教えてくれたり

そりゃーもうたくさんの話を聞かせてくれる

こんなにもホワイトな会社だけれど

「もっと早く帰りたい」

なんて言っているのを見ると

人間というのはつくづく

楽に慣れるともっと楽を求める生き物だな

と思わざるを得ない

定時に帰れて休憩入れて休みも貰えて

それでお給料これだけ貰える仕事なんて

私が住んでいる街ではトップクラスだと思うんだけどなぁ

彼女の場合

上層部の一族たちから結構きつい態度を取られているから

むしろそっちにストレスを感じない事の方が驚きだ

２０歳「年寄りは勘違いで人を責めて

　　　　勘違いだったって分かっても謝りもしない！

　　　　そういうもんだって割り切って考えてる！

　　　　どーせ放っておいてもそのうち死ぬし！」

君のそういう所好きだよ・・・！

仕事に対する取り組み方とかは私と正反対だし

それ以外にも諸々私とは全く真逆だけれど

私は君の人間性が好きだ！

ただ

人間ってさ

こっちが好意を持っていても

相手からは何とも思われていないどころか

嫌われているってパターンもあるじゃないですか

私は２０歳の女の子の事を全く嫌っていないし

人間性に関してはむしろ好意を持って見ている

これが片思いだったら切ないよね・・・！

「あいつやたら仕事にやる気あってうざい」

とか思われてる可能性もあるし

「あいつ人がやってた仕事整理してうざい」

とか思われてる可能性もある

まぁそうだったとしても仕方ないんだけれど

職場での数少ない女性同士

せっかくなら仲良くしたい気持ちは強い

皆で食べれるようなお菓子を差し入れしたり

仲良くなる努力をしているつもりだけれど

私のこの本心に気付いて貰えているかどうか・・・

そもそも私

幼い頃から女性には嫌われる人間だった

こう・・・なんだろう・・・

愛情表現が得意じゃないんでしょうね

私が喜ぶ事をしてあげようとすると

大概の女の子からは嫌われるんですよ

とびきり大きな虫を捕まえたからあげる

とかね・・・

目の前で「ルカちゃん嫌い！」って言われるやつ

なんでだよ

珍しい大きい虫とか貰ったら大喜びするだろ・・・

「えー何これー貰っていいのー！？」ってなれよ・・・

仕事となると褒める事も得意なんだけれど

私生活ではあまり上手に相手を褒める事も出来ないし

冗談がきついらしくて嫌われちゃう

だから当然

２０歳の女の子にも嫌われてるかもしれない

毎日一緒に帰っているけれど

内心「ババァに付き合ってやってる」みたいに

思われているかも知れない

だとしたら

とことん心底私を嫌いになって仕事に来るのが苦痛！

なんて事にならないよう

ほどほどの距離を保って接してあげるべきなのかも・・・

そんな事を考えていた私

ある日

２０歳「ルカさん今日もお昼家に帰るの？」

私「帰りますよ～」

２０歳「お昼食べるのにいちいち家帰るの

　　　　めんどくさくない？」

私「うーん

　　片道１０分くらいだから

　　３０分くらいゆっくりご飯食べたり出来るし

　　朝作っておいたご飯温めてる間に

　　家の中の事やってる余裕もあるし

　　そう考えると特に面倒では・・・」

２０歳「ルカさんにおにぎり作ってきたんだけど

　　　　食べる？」

・・・・・え！！！！！

２０歳「シソって言うか

　　　　ゆかり食べれる？」

た・・・食べれる・・・けど・・・

人が作ったおにぎりはちょっと抵抗ある・・・！

２０歳「これ食べればルカさん

　　　　家帰らなくて良いしょ？」

マジかよ・・・！！！

人が作ったおにぎりは食べられないけれど

どんっだけ優しいのこの子・・・！

私が毎日一度家に帰っているのを見て

「きっと面倒だろうな

　だったらおにぎり作ってあげよう」

って思ったって事！！！？

女神かよ・・・！！！

ここで「食べれない」とか言える訳ねぇじゃん！

私「食べれます・・・！

　　でも・・・朝のうちに炊飯器セットしてきたから

　　どちみち家には帰らないと・・・（真実）」

２０歳「えーそうなんだー

　　　　でも作ってきちゃったから食べてくれる～？

　　　　ルカさん食べてくれないなら捨てるしかなくなっちゃう」

食べる！！！

いや実際は食べない！

人が作ったおにぎりは無理！

でも貰うよ！

貰ってどうしよう！！！？

だけど貰うよ！

えっどうしよう！！！？

でもでもありがとー！！！

２０歳「休憩室に置いておくね！」

ありがとーーーー！！！

貰った後どうするか全く目途立たないけど

「料理嫌い」「料理しない」

ってよく口にしていた彼女がこんな風に気遣ってくれる

って事はきっと私

嫌われてはいないんだよね・・・！？

嫌われても仕方ないくらい

アホみてぇな勢いで仕事整理したりしてたけど

それでも嫌わないでくれているんだね・・・！？

なんって良い子なんだろう・・・！

「おにぎりを作って来てくれた」

というだけの事なのに

これにどれほどの重みがあるか・・・！

いやぁー嬉しいなぁー！

休憩時間を迎え

大喜びで休憩室へ行った私

休憩室のテーブルには

小さな可愛いキャラクターの柄が入った袋が置かれており

それに手を伸ばす私

・・・・・・・・ん？

お・・・重い・・・？

袋を開けて中を見た私は

思わず声が出た

私「でかっ！！！」

そこには

直径１３．５センチ

厚さ９．２センチの

超巨大でいびつな

ラップでくるまれたおにぎりが入っていた

表面にはゆかりが・・・こう・・・

張り付いている

お・・・おぉぉ・・・・・・

「料理嫌い」「料理しない」

と断言していただけある一品・・・！

彼女の名誉の為（＆撮影許可を取っていない）

写真は載せられないけれど

とにっかくでけぇ

ゆかり混ぜ込んで握るタイプじゃないんだ・・・

あぁ・・・ね・・・いやぁ・・・凄いぞこれは・・・

いまだかつて目にした事が無いくらい

芸術的なおにぎりだ・・・

漫画とかで料理が下手な女の子が頑張って作ったおにぎり

よりもさらに凄い感じがある

おい漫画家

料理が下手な女の子が作るおにぎりは

そんなに小さくていびつな形の作りにはならねぇらしいぞ！

とにかく巨大でいびつなんだ！

覚えとけ！！！

とてつもなくいびつで

これを頭に投げつけられたら卒倒しそうな鈍器風のおにぎり

手に持つと

その重さに驚く

凄い重量

見た目で驚き

重さで二度驚く

そんなおにぎり

だけど

一生懸命私の事を考えて

不慣れなおにぎりを作ってくれた

という事を考えると思わず笑みがこぼれる

嬉しい気持ちでそれをバッグに入れて

家へ帰った私は

炊き立てご飯と

朝のうちに作っておいた味噌汁と野菜炒めを温め

冷蔵庫から漬物を出して昼食を食べた

この記事を書いている今現在は

おにぎりを貰ってから丸１日が経過している

貰ったおにぎりは

いまだ電子レンジの上に置かれている

どーーーしよーーーーこれぇぇぇ！！！