撮影に行きたいが・・・

 

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

先日

 

兄夫婦の家のお引越しが行われた

 

 

兄夫婦が購入した新しい家は

そりゃーもう我が家から近い!

 

もちろん中古の家なんだけれど

広くて綺麗な家なんですわ

 

2階に4部屋とトイレがあり

1階の広間には床暖が入っており

トイレはバリアフリー

 

庭があってそこには池もある

 

長い事放置されていたから

落ち葉やら何やらが沈殿していて酷い事になっているけれど

綺麗にすれば最高の池なんじゃなかろうか

 

以前は鯉とか飼ってたっぽい

 

 

 

そして家の裏は・・・

 

 

山!!!

 

 

多分竹の子が取れるんじゃないかなぁー!

 

 

なんかもう私も一緒に住ませてもらいたいな

ってくらいに素晴らしい家である

 

 

その兄夫婦の新居なんだけれど

実は以前の会社のIさんの実家のご近所なんですよね

 

徒歩1分の所にある

 

 

Iさんには実家暮らしの時

 

悩みがあった

 

 

「狸とかキツネ出るんだよね」

 

 

山じゃん!!!!!

 

 

私の家も山だけど

兄夫婦の家も山!!!

 

 

やっぱりこう・・・

ルカ家の人は父以外皆

山と海が異常に好きなんじゃなかろうか・・・

 

山は良いよね

 

空気が美味しいし

静かなのも良い

 

私はいつか

山のだーれも来ないような場所で

ひっそりと暮らしてみたいよ・・・

 

 

そして

兄の家のお引越し手伝いの前日

たまたまスーパーで兄夫婦と遭遇し

そのまま家へ遊びに行った時の事

 

家へ帰ろうと母と私が兄夫婦の家を出た所で

事件は起きた

 

 

私「じゃあまた明日」

 

何か1「クルルルルルルル!」

何か2「クルルルルルルルルルル!」

 

私「・・・・・・・!!?」

 

母「あん!?」

 

何か1「クルルルルルルルル!」

何か2「クルルルルルルルルルル!」

 

私「・・・・・・・・・・・・???」

 

 

何かの鳴き声が聞こえ

そちらの方をじっと見つめる私

 

 

母「なんか鳴いてる」

 

兄「あぁ!だべ!」

 

Yちゃん「そう!それ!!!それが言ってたやつ!」

 

 

兄夫婦の話によると

夜になると何か得体の知れない生き物が

家のすぐ近くで鳴き声を出すらしい

 

 

携帯電話のライトをつけ

鳴き声がする方へ静かに近付いて行く私

 

一体なにやつ・・・!!!?

 

 

母「行くんじゃない!

  鳴かなくなっちゃうでしょ!?」

 

私「・・・・・・・・・・・」

 

 

そりゃーそうだけど

何か得体の知れない物が存在するというのなら

その正体を知りたくなるのが人間ってやつじゃないですか・・・!

 

しかし

 

そこは山

 

とにもかくにも山

 

 

家の周りとは言え

恐ろしく真っ暗なのだ

 

 

見えない!

 

何にも見えないよ!?

 

 

私が近付いた事で鳴き声は止まってしまい

姿も一切見えない

 

 

私「クルルルルルルルル!

  クルルルルル!!!」

 

 

鳴き声を真似して草むらの様子を見るけれど

一切動きが無い

 

駄目か・・・

 

 

日中にすぐ隣の家の庭の木の下を見て私が

「ここなんかの動物の巣じゃない?」

と言ったあの場所辺りから声がしている気がする・・・

 

隣の家の庭の木の根元に

明らかに中型の動物がすっぽり入り込めそうな

小さな丸い穴のような物があったのだ

 

山中で遊んでいるとよく見かける

狸の巣にも似た雰囲気の物だった

 

 

ただ

付近に糞のような物は落ちていなかった事から

あれは仮拠点的な物だと思うんだけれど・・・

 

だとしたら本当の巣は一体どこに・・・

 

 

その日はその動物の正体を知る事が出来ず

車で兄夫婦の家の前をゆっくり走っていると

 

ライトで反射する2つの小さな光が

石垣の中で光った

 

 

どうやら石垣の中に埋め込まれた塩ビ管の中に

何か小さな生命体が存在していたらしい

 

 

こいつかぁー!

 

 

私はそれを見た瞬間に

てっきりそれが鳴き声の正体なのかと思った

 

小動物かなって

 

 

よくよく考えれば

あの鳴き声はもっと大きな生物が出す鳴き声だったはずなのに・・・

 

 

兄夫婦の話によると

その動物は毎夜鳴き声を発しているらしく

 

とうとう家の屋根裏でまで声を出すようになったらしい

 

 

母「ハクビシンじゃないかって」

 

私「うぅーーーん???」

 

 

どうしても

あの鳴き声がハクビシンの鳴き声とは思えない

 

私が聞いた鳴き声は

「クルルルルルルル!」

だった

 

ネットでハクビシンの鳴き声を確認してみても

全然違う鳴き声に聞こえてしまう

 

 

だけど

 

兄夫婦と母は

何度も庭やら兄夫婦の新居で鳴き声を聞いて

それとネットで調べた動物の鳴き声を比較し

ハクビシン」という答えを出したらしいのだ

 

 

母「ジジの喘息の時の声に似た鳴き声だから」

 

 

ジジィの喘息時の声を聞いた事が無い私には

何ともピンと来ない話である

 

それは動物の鳴き声じゃなくて

隣の家のジジィの喘息の声なんじゃ・・・?

まぁ隣の家に喘息持ちのジジィが居るかどうか知らんけど!!!

 

 

そして引っ越しから数日後

 

あの

「クルルルルルルル!」

という鳴き声の正体が気になった私は

時間があったので

ネットであらゆる動物の鳴き声を調べて

 

 

アライグマじゃね!!!?

 

という結論にたどり着いた

 

 

覚えているだろうか・・・

 

アライグマ事件・・・

 

 

私の実家に突如

愛くるしい瞳で侵入してきて

猫の餌をガリガリ食って立ち去ったアライグマ・・・!

 

北海道にアライグマなんて居るんですか?

と思っていた私の概念を一瞬にして粉砕し

ただただ「かっわゆー!!!」という印象を焼き付けて

何食わぬ顔で立ち去ったあのアライグマ・・・!!!

 

 

そのアライグマの鳴き声が

「クルルルルルルル!」なのである・・・!

 

 

実家にアライグマが出たのだから

それよりももっとずーっと山に建っている

兄夫婦の家にアライグマが居たって何らおかしくはない

 

 

すぐに母に電話をかけた

 

 

私「あれアライグマじゃない!?」

 

母「アライグマ?

  いやー鳴き声だとハクビシンだけど・・・」

 

私「だってクルルルルル!って鳴き声

  あれはアライグマだよ!?

  ほら!聞いて!

  あの日聞いたのこれでしょう!?」

 

 

携帯電話をPCに近付けて

アライグマの鳴き声を聞かせる

 

 

母「こんな鳴き声じゃないわ」

 

 

・・・・・・え?

 

 

いや

これでしょう?

 

 

母「もっと猫に近いような

  低い声出してるよ?」

 

 

え??????

 

 

待って待って

どういう事?

 

私はてっきりアライグマだと思ったけど・・・

 

まさか

 

 

あの日私が聞いた声の正体はアライグマだけれど

もっと低い別の鳴き声を出す別の動物も存在している

って事???

 

 

母「昨日(兄夫婦の家に)泊まったんだよ

  そしたら屋根裏走ってるんだわ

  追い出そうと思って唐辛子とか色々買って来たんだけどね」

 

私「おぉ」

 

母「屋根裏に行ける穴開いてるから

  追い出してそこも塞がなきゃいけないし

  とりあえず今日これからバルサンたこうと思ってる」

 

 

殺虫剤・・・!!!

 

くっそ・・・

 

私も撮影班として同行したい所・・・

だけど私は今日体調不良だ!!!

 

月に一度の超お腹痛い日だから行けねぇ・・・!

 

ブロガーとしてこれはどうなんだ・・・!?

読者の皆様にリアルをお届けしたい!

だけどお腹痛い!!!

 

くっそぉ・・・

何とか鎮痛剤効いてくんねぇかなぁ・・・!!!

 

 

それと

 

私は思った

 

 

こういう時はバルサンよりも

ある物が有効なんじゃなかろうか・・・

 

かつて私が幼い頃

家の窓のふちにスズメバチが巣をつくった時

たったのひと吹きでスズメバチを撃退し

二度と近付かなくさせた上に

 

私たち人間すらも撃退させられそうになったアレ・・・

 

 

私「バルサンより

  シャネルの5番が良いと思う」

 

母「あれはもう無い」

 

 

無いのかぁぁぁぁ・・・!!!

 

 

母「それにあれは

  人間すら住めなくなる可能性あるから無理」

 

 

うん

 

いや

 

だからこそ動物の撃退にもってこい

って思ったんだけど・・・

 

 

それを無くなるまでその身に吹きかけてたあんたって

一体何考えてそんな香水使っていたんですかね・・・!!!?