美味し過ぎる店も問題あり

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

先月無事最終出勤日を迎え

 

現在私の家の中は

 

 

贈り物まみれです

 

 

とてつもなく有り難い事に

最終出勤日前日から様々な贈り物を各個人から頂き

お返しの品を買って返さないと

申し訳なさ過ぎるような物までたくさん頂いた

 

いつもだったら

全員で賛同して一つの品を贈る

みたいな感じだったんだけれど

やはり11年も勤めていたとなると

ちょっと違うらしい

 

 

最終出勤日前日は

30リットル入る大きな袋が1つ

丸々いっぱいになるほどの贈り物を頂き

 

最終出勤日は

 

いまだかつて見た事が無い程大きな花束と

30リットル入る大きな袋2つと

ペーパーバッグいくつかと

段ボール1つ分の贈り物を頂戴し

駐車場まで車で送って貰う羽目になった

 

 

凄くね?

 

この量

一体どうしたら良いのか分からねぇ

 

 

こんな大量の贈り物は

私の家の中には入り切らない

 

と言うか

入り切るには入り切るけれど

もう置く場所も収納する場所も無い

 

なので一旦

開封作業を実家でやって来ました

 

 

猫のハンカチに猫のトートバッグ

猫の小皿に猫のアイマス

カエルの置物にケーキ類

凄まじい量のお菓子

大量の飲み物や茶葉類

オロナミンC60本

バスソルトに・・・

 

米10キロ&もち米1キロ

 

 

米(コシヒカリ)10キロ&もち米1キロ・・・?

 

 

ちょっといまだかつて聞いた事が無い贈り物だけど

これが一番嬉しいと言っても過言じゃない・・・!

 

米(特にコシヒカリ)大好き!!!

 

もち米は実家にホームベーカリーがあるので

その機械でもちつきをして

お雑煮食べ放題やっちゃおう!

 

 

いやーもう有り難い限りですよね

 

寄せ書きみたいな事をしてくれた部署もあった

 

あまり接点は無かったけれど

過去にその部署の為に作ってあげた

仕事が楽になるデータなんかの御礼

っていうのも兼ねていたらしい

 

皆よく覚えているし

色々やっとくもんだなぁ

 

 

 

そして最終出勤日当日

お昼にはちょっとこじゃれたホテルで

ランチをご馳走になり

 

更にその翌々日には

MさんSさんと3人焼肉屋

 

「これ多分もう一生食えないぞ」

というくらい美味しくて高級なお肉をご馳走になった

 

 

あざぁーーーーーっす!

 

 

 

その焼肉屋では

こんな会話が繰り広げられた

 

 

私「いや正直あんなにたくさん

  頂けるとは思わなかった」

 

S「ほんと凄いよね

  あたしも辞めても良いかも

  って思ったわ」

 

私「おい」

 

M「ちょっと」

 

S「でもそれよりさ

  ルカさんの最後の挨拶の時さ」

 

M「いやーほんとあれヤバかったよね!」

 

 

そう言えば・・・

 

 

私「ちょっとそう言えばMさん

  私が挨拶している最中

  めっちゃ笑ってたって聞いたんですけど!?」

 

M「そうなんだよ!

  もう耐えられなくてさ!

  笑い止まらなくなっちゃって

  声出してゲラゲラ笑っちゃった!」

 

私「ちょっとどういう事!?」

 

M「なんだっけあの素晴らしい挨拶

  皆さまのごけん・・・ごけん・・・」

 

S「ごけんしょー?」

 

M「そうごけんしょーとご・・・・」

 

私「ご多幸とご健勝っすね

  うっま!カルビうっま!」

 

S「ミノも超美味い!」

 

M「そう!

  そしてあれ!

  「この11年間皆様に支えられ」の部分がさぁ

  もうマジでヤバい!」

 

 

なんでだよ

 

 

M「誰にも助けて貰えてなかったじゃん!?

  ずっと一人で全部やってきてたじゃん!?

  絶対そんな事思ってねーだろ!と思って!」

 

 

確かに・・・!!!

 

 

私「いや誰も助けてくれないどころか

  皆ガンガン仕事振って来て

  さっさと先に帰って行くとか

  マジ信じらんねぇって思いましたけど

  でもお菓子はくれましたからね

  皆とりあえずお菓子与えとけ

  みたいな感じでお菓子くれましたから」

 

S「支えってそれかよ!」

 

私「私は単純だから

  お菓子くれればわりとホイホイ言う事聞くよ」

 

M「最後に文句の一つでも言って辞めるかと思ったけど

  何にも言わなかったから意外だった~」

 

私「え?待って下さい

  そんな事する人間だと思われていたなんて心外です

  私は大人ですから

  立つ鳥跡を濁さないですよ」

 

M「いやいやだってさー!

  変じゃんこの会社!

  嫌な思いたくさんしたでしょ!?

  ルカさんくらいはっきり物言える人なら

  言うかと思ったんだよー!」

 

私「私が文句を言いたいのは会社の有り様であって

  そこで働く人達に対してではないですし

  所詮他人が作った会社で働かせて貰っている身ですから

  人様の作った会社に文句があるのであれば立ち去って

  自分で起業して好きにやれよ

  って思うんですよね」

 

S「おぉ確かに」

 

M「確かに正論・・・!

  いやもうほんとルカさんはいっつも正論なんだよな・・・

  だからなおさら上から嫌な顔されるんだろうけど

  それが上と同じ意見だった時

  間違いなく凄い成功すると思ってたんだけどな・・・」

 

私「同じ意見になる事が無いっすからね」

 

S「これもう食べられる?」

 

私「大丈夫じゃない?」

 

M「ところであたし

  明後日出勤したら

  もう無理ですって言う事にしたから」

 

私「えっ」

 

S「えっ」

 

M「もうこの会社ほんと無理!

  どうやったって無理!

  限界超えたの!」

 

私「まぁそうなる予感はしてましたけど・・・

  だからこそさっさと逃げる事にしたんですけど

  ちょっとこの肉超うめぇ!」

 

S「逃げるって表現がぴったりだよね

  え?どれ食べた?これ?」

 

私「今のこの会社の体制は

  うちらポジション殺しに掛かってきてるからね

  これからますます酷くなるとしか思えないし

  逃げるが勝ちって言葉もありますからね

  自分の身を守る為の逃げは負けにはならないっす」

 

S「うんマジで

  多分本当にそろそろ限界だと思う

  あたしはほらー

  嫌になってきたら「知らない」

  って言う事出来るから良いけどさ

  Mさんの場合手遅れって感じもする

  Mさんもルカさんも真面目過ぎるんだよ

  手抜きすれば良いのに

  これサガリ?だよね?うまー」

 

私「待って?

  真面目に仕事する事は駄目な事じゃないからね?

  それ普通だから

  真面目に仕事したいだけの何がいけないのよ!」

 

S「そりゃそうなんだけど

  今のこの会社はそうじゃないから!

  手抜きして適当にやってる奴らが9割以上で

  そういう奴らこそ幸せになれる会社だから!

  一部の真面目な人だけが損する体制だから!

  ほんとクソだから!」

 

私「しかもそういう真面目な人は

  「お前らがやり過ぎるから駄目なんだ」

  とか上から怒られたくらいにしてね

  やり過ぎなかったら後で数値見て

  「なんで出来てないんだ!」って発狂するくせにな~」

 

M「そうなの・・・!

  これから先もずっとこんな感じと思うと

  もう耐えられないの・・・」

 

私「ただ辞めようとすると

  「じゃあどうしたら続けられる?」

  みたいな事を聞かれて

  上手く丸め込まれてダラダラ使われる

  って言うのが凄まじいんで

  そこが心配ですね

  ねぇ牛タン美味すぎない?」

 

S「この牛タンヤバいよね!?

  ルカさんの場合それが長かったもんね

  え?2年かかったんだっけ?」

 

私「そう、合計すると2年

  いやそれまでは

  「まぁ丸め込まれてやるかな」

  って思っていられたんだけど

  今のこの状況の未来が見えた瞬間

  「あ!これは本気で逃げねぇとやべぇ!」

  って思ってそこからは断固たる姿勢で辞める事にした

  何聞かれても「辞めます」以外

  口に出さなかったからね

  そこから半年以上かかったけど・・・」

 

S「何聞かれても「辞めます」以外言わないとか

  気持ち悪くない?

  「どうして辞めたいの?」にも

  「辞めます」しか言わなかったって事?

  会話噛み合わなくない?ヤベェ奴じゃない?

  てかご飯小ライスじゃ足りなかったかも

  中ライスにしとけばよかった」

 

私「私みたいに大盛にすりゃよかったのに」

 

M「だ、大丈夫!

  もう決意は固まった!

  まず役職全部外して貰って

  ほんっとただの平にして貰うか

  それが駄目なら辞めるから!」

 

 

あ・・・

 

これはあれだ

上手く使われる道に進みそうな予感だ・・・

 

 

私「心配だなぁ・・・

  丸め込まれそうだ・・・」

 

S「うん・・・」

 

M「なんで!!?

  大丈夫だよ!

  あたしもう決意したもん!

  絶対明後日言うもん!!!」

 

私「サーロインあっまぁっ!!!」

 

S「美味しい?」

 

私「これひと切れでご飯何口イケるんだ

  ってくらい美味い

  噛むと甘味が凄い」

 

S「マジか

  これもう一個食べなよ主役

  あたしも食べてみよーっと!

  あっ・・・!

  うっまぁぁぁーーーー!!!」

 

M「ねぇちょっと二人とも

  あたしの話真面目に聞いてた?」

 

 

す・・・

 

すんません!!!

 

 

肉が美味すぎて

ちょいちょい肉の事しか

頭になくなってました・・・!!!

 

でもちゃんと聞きますから!!!

 

 

聞きま・・・

 

 

肉うめぇぇええええーーーー!!!