半径1メートル以内に近付くな

 

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

新しい職場での仕事は大層楽しく

その上信じられないほど楽で

何だかお給料分働いてる気がしないなぁ

と思っている今日この頃

 

 

仕事をしながらこんな風に思うのは本当に生まれて初めての事で

ホワイトな会社で働くという事に慣れるまで

まだまだ時間が掛かりそう

 

 

そう

休憩もあるし

仕事も時間に余裕を持って出来るし

休みもしっかり取れる

 

 

だけど

入社初日から3日目くらいまで

最も懸念していたブラック要素の『人間関係』・・・

と言うか・・・

『狂った人たち』については

根本的には解決していない

 

 

私は今の所酷い言葉を投げかけられたり

冷たい態度を取られる事も無く

 

皆笑顔で接してくれるし

色々なお願いをしてきてくれてとても楽しい

 

だけど

ふと気付けば『凄まじい罵倒大会が始まっている』

なんて事があるんですよね

 

 

でも

以前の会社でもそうだったんだけれど

 

こういうのあんまり気付けないんですよ

 

 

「〇〇さんと△△さんまたやってたね!」

みたいな話をしている人たちが多数居たけれど

それを聞く度に私は

「え?そうなの?いつ?どこで?」

ってなってた

 

「ルカさんのすぐ目の前でですけど!?」

なんて事もしばしば

 

 

 

今はもう

そんな感じで

罵倒大会始まったよ!みたいな事を20歳の子から言われなければ

全く気付けなくなっている

(もう私にはホワイト部分しか気付けない)

 

 

多分これ

 

最初は慣れていない場所だったからこそ気付けたんですよ

 

 

今の会社に入社した初日~3日目くらいまでは

まず最も大事にしていたのが

「誰がどういう立ち位置なのかを知る」みたいな感じだったんです

 

仕事をより円滑に進める為には

あらゆる人間関係を熟知していた方が

すんなり物事が進む事も多いじゃないですか

 

 

なーんにも周りの人間関係とかを知らずに

『2人で話し合って決めてくれ』

って仕事の振り方をして

もしその2人がやたら不仲だった場合

明らかに偏ったおかしな仕事が出来上がってきたり

片方はその話全く聞いてませんでしたってなったり

お互いがお互いを避けるあまり仕事が進まない

なんてパターンもある

 

だから

相性の良し悪しみたいな部分は最低限知っておいた方が

間に入って仕事をすべきかどうか

という選択肢も追加されるので

私は一番最初に人間関係を見るようにしている

 

 

そういう段階だったから

喧嘩になってる人たちに気付けただけなんでしょう・・・

 

 

最近は自力では全く気付けなくなってきた

 

 

 

 

先日の午後の出来事

 

 

いつも通り午前中に集金を終わらせた私は

数日前に私が作ったデータですっかりご満悦になった社長から

新たに依頼されたデータを作成しており

 

年配でも見やすい仕上がりになっているかどうか

印刷をして確かめてみようとしていた

 

 

(よしコピー機!)

と思って勢いよく立ち上がった瞬間

 

 

私の椅子が後ろに立っていたおっさんに激突

 

 

ガシャン!!!

 

 

私「!!!?」

 

男1「いでぁ!」

 

私「あら!!?

  まぁ!すみません!!!

  あらららら・・・!

  (なんで私のこんなすぐ後ろにおっさんが!?)」

 

男2「・・・・・あぁ・・・

   すみません・・・(スッ)」

 

私「あららららら・・・!

  お話し中だったんですね!?

  すみません・・・!

  しかも痛かったですよね!?」

 

男1「いやいや・・・いいよ大丈夫!ごめんごめん!

   全然痛くないよ・・・!

   ルカさんの方こそ大丈夫・・・?

   ごめんね・・・!

   はははっ・・・(立ち去っていくおっさん)」

 

 

あーあ・・・

 

ごめんなさい・・・(しょぼん)

 

 

私「・・・・・・・・・・

  (話遮っちゃったっぽいな・・・)」

 

20歳「やりましたね!」

 

私「あ、いやー・・・なんか大事な話してたのかな

  本当やっちゃったって感じですよね・・・

  やべー・・・」

 

20歳「え?わざとじゃないんですか?」

 

私「!!!?

  わざと人に椅子ぶつける人間なんて居ます!?

  そんな恐ろしい人見た事無いんですけど・・・!」

 

20歳「完全にわざとかと思った!

    ルカさんやるぅー!って!」

 

私「やらないですよ!?

  一体何の恨みがあってそんな酷い事・・・!」

 

20歳「いやー多分うるさかったんだろうなぁーって!

    あたしもさっきから「うっせぇな」って思ってたし

    ルカさんは真後ろだったから

    多分頭にきてぶつけたんだと思った!」

 

私「・・・・・・・・・・?

  そんなに前からここで喋ってたんですか

  ほぇー・・・全然気付いてなかった・・・」

 

20歳「・・・・・・・・・・え?

    それマジで言ってます?」

 

私「椅子ぶつかるまで

  人が後ろに居るなんて思ってなかったです」

 

20歳「あ・・・へぇー・・・

    ・・・・えぇー?うーん・・・」

 

私「・・・・・・・・・・・・?」

 

 

なんだか分からないけれど

コピー機の所へ行って

出てきた印刷物を手に取りチェックをする

 

 

ふむふむ・・・

ここはもうちょっとこういう感じの方が見やすかったかも

 

そしてどうせならここにこのデータも入ってた方が

色々と活用出来そうな気がするぞ・・・?

 

となると印刷設定は縦長タイプじゃなくて横長にして・・・

 

全部署分まとめたデータにした方が

誰もが全員活用出来るようになるんじゃなかろうか・・・?

 

 

うんそうだ・・・!

 

よし!!!

その線で行ってみよう!!!

 

 

顔を上げて自分の席へ戻ろうとして

くるっと横を向いた瞬間

 

 

目の前に20歳の女の子が立っていた

 

おっ!

びっくりした・・・!

 

 

マスクで口元が隠れているが

何やらにやにや笑っている気がする

 

 

私「?」

 

20歳「え?ルカさんさっきの

    マジでわざとじゃない?」

 

私「???」

 

20歳「ルカさんの後ろで

    あの2人めっちゃ喧嘩してたの

    気付いてなかった・・・?」

 

私「・・・・・・・・・・!!!」

 

 

えぇぇぇ!!!!!

 

 

気付いてねぇ・・・!!!

 

 

私「そ、そうだったんですか!?えぇ!?

  いや!ほんと!ほんとに!

  全っ然!これっぽっちも気付いてなかったです!

  椅子当たった瞬間

  何に当たったのかと思って振り返って

  人だったからびっくりしたくらいですし・・・!」

 

20歳「「おめぇみてぇのが居るから世の中ダメになんだよ!」

    の瞬間に椅子ガーン!ってやったよ・・・!」

 

 

・・・えぇぇぇぇぇえええええーーー!!!?

 

 

タイミング悪すぎだろ・・・!!!

 

いや

これはむしろタイミングが良いのか・・・!?

どっちだ!!!?

どっちなんだ・・・!!!?

 

 

私「嘘でしょう・・・!?」

 

20歳「だから絶対あの2人も

    ルカさんキレたと思ってると思うよ!?」

 

 

そりゃそうでしょうね・・・!?

 

私の真後ろでそんな酷い暴言吐きまくってて

そのタイミングで椅子ガーン!やられたら

「やべぇこいつキレた」

って思われるわな・・・!

 

 

私「えっちょ・・・

  ヤバくないすか私・・・!?

  キレてるおっさん2人にガチギレして椅子ぶつけて黙らせた女

  って思われてたって事ですよね・・・!?」

 

20歳「だからあたしめっちゃ笑いそうになったし!

    あれわざとじゃないって言われても信じらんないよ!」

 

 

やっべぇ・・・!!!

 

頭のおかしい人たちから

「あいつやべぇぞ」

って言われちゃうじゃん・・・!

 

『頭のおかしい人たち』とか言ってるけど

そんな人たちからすらも

『頭おかしいルカ』って思われるじゃん・・・!!!

 

 

私「いや・・・でも~・・・

  そんな酷い事言った人になら

  ぶつけても良かった説ありますかね・・・?」

 

20歳「ルカさんが椅子ぶつけたのは

    それ言われた方の人だよ」

 

私「っ!!!!!!!!!!」

 

 

終わった・・・!!!

 

どうやっても正当性が証明出来ねぇ・・・!

 

 

ひでぇ事言われてる人に

追い打ちかけるみたいに椅子ぶつけるって

どんな鬼畜だよ私・・・!

 

 

 

その後

 

なんかもう申し訳なくて申し訳なくて

喧嘩をしていたらしき2人のおっさんそれぞれに

「先ほどは本当にすみませんでした・・・

 まさか人が後ろに立っているなんて

 これっぽっちも気付いていなくて・・・!」

と弁明と謝罪に行った私

 

 

 

何故か

 

 

良い歳したおっさんがどちらも

 

 

私に恐ろしく低姿勢でへこへこしながら

むしろ謝罪をしてきたのは言うまでもない

 

 

 

ちーーーがーーーうーーーんだってぇぇぇぇ!!!

 

 

 

でも

 

またやったらごめんね!?(てへぺろ!)