固い握手を交わしたいと思ってしまった

 

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

 

今年37歳を迎える私は

 

 

ぶっちゃけもう結婚『適齢期』を過ぎている

という認識を持っている

 

 

昨今は晩婚が多いなんて言うけれど

いくら出産の難易度が昔よりも下がったとは言え

35歳以上は高齢出産とされており

これを過ぎたらもう結婚『適齢期』とは呼べないでしょう

 

 

少子高齢化の時代に

自分が「自由でありたいから」なんて理由だけで

独り身を貫くつもりで本当に申し訳ございません・・・!

 

種の保存というのが生物本来の重要課題というか

もはやその為に生きていると言っても過言ではないのに

なんかもうほんっとすんません!!!

 

 

もっとこう・・・ね

色々な理由で子供が欲しくても産めない

なんて方も居る中

申し訳なさしかない訳なんだけれど

 

先日どこぞの女優さんが

結婚について質問をされた際に

「人と一緒に暮らせない」

なんて発言をしたニュースをネットで見かけた

 

ほんっとそれなんですよね・・・

 

 

世の中には

どうしても人と一緒に暮らせない性分の生き物が居るんですよ

 

強がりでもなんでもなく

100%心の底から一人で居たい人間も居る

 

 

数多の必死に生きて種の保存を目指す生物たちに

後ろめたさを感じながらも

自分の性分を必死に覆そうとすると

ハゲちゃったり色々な弊害があるから

自分の心と肉体の健康の為に

誰とも相容れる事無く生きるしかないのです

 

 

自由で居たい!

 

そして一人で居たい!!!

 

 

なんかもう色々ごめんなさぁぁぁーーーい!!!

 

 

 

ともあれ

この年齢ともなると

そりゃーもう周りは黙っていてはくれない

 

 

「口では結婚しないなんて言ってるけど

 本当は結婚したいんじゃないのか?」

 

「相手が居ないなら紹介しようか?」

 

「向いていないなんて付き合ってみないと分からない」

 

「きっと合う人に出会っていないだけ」

 

「子供が苦手って言ってる人ほど

 自分の子どもを溺愛するもんだ」

 

 

まぁーこれまでたくさんの人たちから

 

お前らに私の何が分かるんだ!!!

どのくらい他人と暮らすのが苦痛なのか

他人と「知り合い以上の関係」になるのが辛いか

分かりもしないくせにぃぃーーー!!!

 

と叫びたくなるような言葉を掛けられ続けていた

 

 

しまいには

 

「そこまで頑なに異性を拒む理由はまさか・・・

 同性が好きなんじゃ・・・?」

 

なんて疑いの目を向けられる事まで多くなってきた

 

 

 

しかし

これらの言葉に腹を立てた事はただの一度もない

 

 

だって

 

多くの生物は本来だったらツガイを見つけて

子孫を残すはずなんだから・・・!!!

 

肉体的に何の問題も無いのであれば

そうするのが生物として当然の事であって

イレギュラーなのは明らかに自分の方なのだ

 

これを『モラハラ』なんて呼ぶ人も居るけれど

そう呼んでいいのは少なくとも

私のように

『興味対象は男性』『出産しようと思えばできる』以外の

何らかの事情がある人だけであって

 

私は怒れる立場に無い

 

 

「結婚すべきだろう」

と言われてしまえば

本当にぐうの音も出ない

 

それが私の立場

 

 

 

そして新しい会社の方々と会話をしていた際も

 

 

当然の如くその洗礼を受けた

 

 

「事務員さんの入れ替わりが激しくて

 その理由が結婚と出産」

との事

 

どうやら事務は合計4人体制で行っている様子なんだけれど

そのうち2人のポジションは相当に入れ替わりが激しいらしく

今回募集がかかったのも

1人が結婚と出産が原因で退職した為らしい

 

残りの2人のうち1人は会長夫人で

もう1人は恐らく私と同年代じゃなかろうか・・・?

 

 

それもあって

当然私の結婚について質問をされる事になったのだ

 

 

「近々結婚をされる予定はありますか?」

 

という質問に対し

当然

 

「近々も今後も一切ございません」

 

と答える私

 

その返答にこれまで幾度と無く返されてきた

 

「それは未来の事だから分からないじゃないか」

 

という意見

 

 

必ずこうなるんだよ・・・!

 

「一生結婚するつもりねぇぜ!」

って事を伝えても

結局の所

私の意志の強さは相手には分からないからね

 

「未来の事は分からない」

 

素敵な言葉ではあるけれど

自分の鋼の意志で決めた事に関しては

これがあっちゃならねぇし

鋼の意志を持つに至った経緯ってもんもあるんだ・・・!

 

向いてねぇもんは向いてねぇ!

 

私生活に限って言えば

短所を何とか完全に無くす努力よりは

長所を伸ばす努力をしたい!

 

誰かと一緒に生きる努力は不毛としか思えないし

自分自身の心を殺すとしか思えないけれど

一人で生き抜く強さを身に着ける努力に関しては

もう既に努力をするまでもない所にまで到達してるんだ!

 

 

もちろんいつも通りの返しに私は

いつも通り

 

「結婚や交際は自分には不向きと感じております

 ありがたい事に今のご時世

 女性一人でも生きられる社会になりました

 少子高齢化の中申し訳ないという気持ちはありますが

 自分の時間を大切に生活したいと考えております」

 

と言いなれたセリフでお返しする

 

 

ここから

 

凄かった

 

 

会長夫人と社長の

 

「うちの会社には良い男いっぱい居るよ!!!」

「山菜採りが趣味ならきっと合う人いっぱい居るよ!!!」

 

という「うちの社員推し」である・・・!

 

 

あるんだよねぇこういうの・・・!

 

 

社内で恋愛しても良いんだぜ!

みたいなこういう勢いは何故生まれるのか・・・!?

 

 

いやいやだってね!?

 

結婚と出産で退職する人が居て困る

ってのが会社側の正直な意見でしょう!?

 

だから女性は雇いにくい

ってのが本音でしょう!!?

 

社内で結婚したからって退職しないとは限らないじゃん!

どこの誰と結婚しようが会社が抱えるリスクは変わらないじゃん!?

 

むしろ社内でそんな浮ついた心で仕事されるより

変に色気づいたりせずに仕事に集中して貰った方が

圧倒的に会社としてはありがたいんじゃなくて!?

 

だからこの心理がほんっとうに分からねぇんだよ!

 

 

いや

山菜採りが趣味とか魚釣りが趣味とか

共通の趣味がある人と仲良くなるのは

情報交換レベルなら有難いお話なんだけどね!?

 

 

でも『同じ会社で働く仲間』を『異性』として見るなんて

そんな事私には出来ねぇよ!?

 

 

確かに社内恋愛をこれまでにたくさん見てきたけれど

少なくとも私は

『仲間』と思っていた相手から

『異性』として見られていた

という事が発覚した時点で

一瞬にしてその相手への興味が消え失せる

 

二度とこいつとは仕事以外の会話をしねぇ

って気分になる

 

 

10分くらいだろうか

 

『結婚』についてもっと視野を広げた方が良いんじゃないか!?

みたいなあらゆる意見を言われ続けた私

 

 

うんうん

 

分かるよ

 

私の視野が狭いと思って色々助言してくれてるんだよね

 

 

私だって

私という人間が

これまで誰とも交際をした事が無かったり

誰かと一緒に暮らした経験も無しに

『結婚には興味が無い』『結婚したくない』

と言っているんだったら

そりゃー視野が狭いって言われても仕方ないと思う

 

だけど私の場合

 

数多の人たちと交際をした事があり

誰かと一緒に暮らした事もあるからこそ

出した結論なのである

 

 

視野広いもんっ!!!

 

色々頑張って努力したもんっ!!!!!

 

それで結局「これは無理だ・・・」と思ったんだから

これはもう仕方ない事じゃーーーーん!

 

 

あたい悪くないもぉぉおーーーーん!!!

 

 

 

決して責められている訳ではなく

優しさや親切心からのアドバイスの数々に

どんどんたじたじになっていく私

 

困ったなぁ・・・

 

 

すると

私と同年代と見られる事務員の女性が

こう言った

 

「まぁ結婚観は人それぞれですから

 私も結婚はしたくないし

 一人で居たい派ですよ?

 それって何か問題ありますか?」

 

 

この瞬間

 

 

社長と会長夫人が一瞬にして静まり返った

 

 

 

・・・・・・・え

 

 

 

この会社の中で一番強いの

 

 

もしかしてこの人かなぁ!!!!?