取り繕う必要なんて

 

皆さんこんにちは

LUKAでございます

 

 

無職になってから正式には5か月近くが経とうとしている私

 

 

働いていた時と比較して

大きく変化した部分がある

 

 

それは

 

 

『すっぴんで出かける頻度』である

 

 

以前までも

ちょっとコンビニへ行く時やスーパーへ行く時は

仕事帰りじゃなければ大概すっぴんだった

 

 

昨今の女性はすっぴんを人に見られる事を嫌い

マスクで顔を隠す事も多い様子だけれど

私はあまりこれを気にした事はない

 

そもそも化粧というのは・・・

女性にとって何なんだろうな・・・

 

 

私が化粧をするようになったのは高校生の頃

どうして化粧をするようになったか?

と聞かれたら

 

『皆がそうしていたから』

 

当時は何というか

出来るだけ周りの人たちと同じ事をしたかったんですよね

 

いつも誰かと一緒に行動する!とか

思ってもいない事を相手に合わせて言う!とか

そういう部分は一切無かったんだけれど

 

人と同じように見られたかった

 

高校生として高校生らしい華やかさを見せたかった

 

 

普通の高校生が経験するような

青春というものを送ってみたかった

 

 

高校生になるよりもちょっと前に

命の危険を感じるような出来事を経験したから

それの影響が大きかった気がする

 

一度は死んだようなもんだと思って

ここから先の人生は目いっぱい楽しんで生きてやる!!!

 

 

その中の一つが化粧であった

というだけ

 

 

昔はよく仕事に行く時に化粧をするのは最低限のマナー

なんて言われていたし

その後も化粧をする習慣は続いた訳なんだけれど

 

いまだに私には

『すっぴんを隠す』女性の心理が分かっていない

 

 

たまに

 

男性が女性に対して出掛けよう!と提案すると

女性の支度が遅い事に腹を立て

「化粧なんかどうだっていいだろ!」と言い放ち

結果女性が非常に怒った

 

男性の意見はこう

「誰に見せるつもりなんだよ!」

 

女性たちはそれに対して

「化粧っていうのはそういうもんじゃない!」

「誰かに見せる為にしてる訳じゃない!」

 

こんな討論を耳にする事があるんだけれど

 

 

私は

「出かける場所によるだろうな・・・」

と思ってしまう

 

 

商店街やスーパーやコンビニやそこらの飲食店は良いと思うんですよ

すっぴんで

 

別にマナーは問われていないと思っている

 

そうだなぁ・・・

小綺麗なレストランとかは・・・

多少化粧をした方が良いんじゃないのかなぁ・・・?

 

正装じゃないと入れない場所とかね!

 

そういう所へ行く時は化粧も必要だと思う!

 

 

それ以外で

化粧が必要な場所ってあるんですかね・・・?

 

 

これを言うと

女性たちからはいつもバッシングの嵐だった

 

一番多かった意見はこれ

「えぇぇーー知り合いに会ったらどうするの!?」

 

もうこの時点で

「誰に見せるつもりだよ!」

「誰かに見せる為じゃない!」

が崩壊しているという事に彼女たちは気付いているのだろうか

 

 

逆に

すっぴんで知り合いに会ったらどうなるというのだろう

 

爆死するとか!?

 

 

他人ってそこまで人の事を見ていないと思うんだけどなぁ

 

 

逆に

貴女が知り合いに会って

その人がすっぴんだったらどうだっていうの?

と問いたい

 

別に知り合いがどこをすっぴんで歩いていようが

他人には全く関係の無い事だし

「やだこの人すっぴんで歩いて・・・酷い顔!」

なんて考えるような人間性を持っているなら

顔よりまず中身を綺麗にした方がいい

 

 

これは多分

「自分がすっぴんの知り合いに会った時の感情」

が大きく関係していると思うんですよね

 

知り合いのすっぴんを見てちょっとでも感情が動く人なら

自分もすっぴんでは出歩かないようにするんじゃなかろうか

 

または

すっぴんで出歩いている所を見られたら

何を言われるか分からない

なんて発想は

 

何かを言った事がある人か

何かを言っているのを目撃してそれに動揺した人か

とにかく人の目を気にしながら生きている人じゃなければ

分からないんじゃなかろうか

 

 

 

私は

すっぴんの知り合いに会っても

何の感情も沸かない

 

むしろ

すっぴんであるという事に気付きすらしないでしょうね!

 

他人の顔を覚えるのが苦手だから

知り合いが整形したって気付かないくらいさ!

 

 

さすがに顔がゾンビのように崩れているとか

肌の色が緑色だ!とかってなったら気付くだろうけど

とにかく顔は一切覚えていない

 

その人がその人であるという事以外は

何ひとつ私の中に情報として入ってきやしないのだ

 

 

まぁ・・・ね・・・

 

私は普段から「人の目」なんて気にしていたら

自分らしい生き方も出来ないし

人生たった一度しかないのにそれの何が楽しいのか分からない

と考えている人間だし

 

所詮死ぬ時は一人である以上

誰に何を言われたって痛くもかゆくもねぇ!

 

同じように他人の事も私とは関係ねぇ!

と思っているような人間ですからね・・・

 

 

私がすっぴんで歩くことで

そこかしこで爆死する人が居るっていうなら

化粧もするでしょうけれど

 

働いていない以上化粧をする理由が無いんだよなぁ・・・

 

 

そんなわけで

もうすっかりすっぴんで出歩く事しかなくなった私

 

 

ある日

実家へ行った時の事

 

 

母「ご飯食べに行くか

  〇〇ってレストラン(すっぴん)」

 

私「いーよ(すっぴん)」

 

 

玄関に立ち

母が靴を履くのを待っている私

 

 

母「・・・・・・・・・・・・

  (長靴を履き始めた)」

 

私「・・・・・・・・・・!!!?

  長靴!!!?

  長靴で行くの!!!?」

 

母「え?うん」

 

私「レストラン行くのに長靴!?」

 

母「ダメなの?」

 

 

いや・・・

 

確かに別にあそこは

そんな格式高い場所という訳ではないし

ルールがあるという訳ではない・・・・・・・・

 

ただ他にもお客さんが居たら・・・

 

 

母「なんでダメなの?」

 

私「・・・・・・・・・・・・」

 

 

駄目である理由が無い

 

 

つまり

 

 

長靴で良い

という事になってしまう

 

 

私「なんで長靴?」

 

母「今日道路べちゃべちゃだし」

 

 

こっちには理由がある

 

 

そうか・・・

何を恥じる理由があるというのだろうか・・・

 

 

私「長靴で良いね・・・」

 

母「そうでしょう」

 

 

こうしてレストランへ入った私たち

 

 

私が常々思っている

『人の目なんか気にしなくて良い』

 

 

もしかしたらこれは

 

 

母の影響が一番大きかったのかもしれない・・・!!!