猫の為なら頑張れる所はちょっと見直す

 

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

先日私

新たな自分の性質についての発見をしたんですよ

 

36年も生きてきて

まだまだ自分の知らない自分が存在する事に驚いた

 

 

気付いたきっかけは

先日実家へ行った時の事だった

 

 

その日は母が外出しており

父と2人きり

 

いや

猫たち3匹も居るから2人と3匹っきりだったんだけれど

 

まぁー気まずいよね

 

 

これは今に始まった事ではないけれど

「父と2人きりになるくらいだったら

 今は来なきゃ良かった」

くらいまである

 

表面上はにこにこしているけれど

私はやっぱり父が人として好きになれない

 

・・・し

元々幼い頃からの暴力に対する憎しみだけじゃなく

数年前に起きた出来事から

薄着をして実家に居たら変な目で見られているんじゃないか

という如何とも言い難い気持ち悪さも追加された

 

 

年数を重ねるごとにどんどん苦手になっていく・・・!

 

 

 

ただやっぱり

猫が居るのはとても空気が和む

 

気まずい空気を払拭するかの如く

猫たちは極めて可愛いし私に構ってくれる

 

 

あぁーーーモカぁぁぁーーーー!!!

 

可愛いでしゅねーーー!!!

 

 

まるでぬいぐるみのようにもっこもこのモカ

おやつを欲しがって必死に手を伸ばす姿を堪能しながら

20分ほど経過した頃だろうか

 

父がぼーっと意味もなく眺めているテレビの画面が

ふと視界に入った

 

 

そしてそれを見た瞬間

 

 

私はとてつもない恐怖に駆られて叫んだ

 

 

私「うぉぉおおおおおお

  いだいいだいいだいいだい!!!!!」

 

 

驚いて父が私の方に振り返る

 

 

父「なした?」

 

私「なした?じゃないよ!!!

  何なのそれ!!!?

  なんでそんな勢いでやるの!!!?」

 

 

その時テレビに映し出されていたのは

 

『爪切りシーン』

 

 

あの

爪切りってこう・・・

 

パチン・・・

 

パチン・・・

 

パチン・・・

 

 

くらいのテンポで切っていくじゃないですか・・・!?

 

 

だけどテレビ画面に映し出されていた爪切りシーンは

 

 

パパパパパチパチ!!!

 

 

みたいな超高速爪切りだったのだ

 

 

こえぇぇぇぇーーー!!!

 

そんっな勢いで爪切ったらどうやったって深爪になるだろ!?

 

なんでそんな勢いで爪切る必要あるのぉ!!?

 

 

想像しただけでなんだかもう痛くて痛くて

思わず両手の指先に力が入り

顔がこわばる

 

 

父「あぁ・・・これか?」

 

私「ほらぁぁぁ!!!?

  おかしいでしょー!?

  いっだぁぁぁぁ!!!

  そんな勢いで爪切る人居るぅ!!?」

 

 

映像を見ている限り

決して倍速再生されている訳ではなさそう

 

ひたすらにダダダダダダッ!と勢いよく爪を切る

そんな映像が流れているのだ

 

 

TV「爪切りをしているとうっかり深爪しちゃう!」

 

 

そりゃぁぁねぇ!!!?

 

そんなアホみたいなスピードで爪切ってたら

誰だってうっかり深爪もするでしょうね!!?

 

 

TV「この商品を使えばもうそんな心配はありません!」

 

 

要するに

 

爪切りというか

電動爪やすりのCMだった

 

爪を切らずに削って形を整える

みたいな

 

 

いやいや!

その商品云々以前に

あんな勢いで切らずにゆっくり慎重に切ればいいじゃん!?

道具の問題じゃなくて切る側の問題だと思うよ!!!?

 

 

電動爪やすりの画面に切り替わり

ホッとする私

 

 

私「はぁ・・・恐ろしかった・・・

  変な汗出るほど恐怖を感じたわ・・・」

 

 

と思っていたら

また高速爪切りのシーンが流れる

 

 

私「うっえぇぇぇぇ!!!

  いだいいだいいだいいだい!!!」

 

 

しつけぇ!!!!

 

もうそのシーン流すんじゃねぇよ!!!

 

 

そのシーンが流される様子を見ては

悲鳴を上げて心の底から恐怖を感じる私

 

 

 

ふと思った

 

そういえば私は

他人が爪切りをしている姿を見ると

異常に恐怖を感じるのだ

 

今回の場合はそこにあの異常なスピードも加わり

より一層恐怖を感じた訳なんだけど

 

そもそもゆっくり切っていようが何だろうが

とにもかくにも怖い

 

 

それには恐らく

私の爪の形も大きく関係している

 

私の手の爪は

・・・なんというか・・・

 

皮膚とくっついている部分が非常に少ない

 

 

母曰く『あんたの爪は赤ちゃんの爪と同じ』

 

 

分かりやすく図にするとこんな感じ

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左が私

右が一般的な人

 

本来爪切りとは

「爪の先の白くなっている部分を切る(衛生上)」

となっていると思うんだけれど

 

 

白い部分大分残さないと

 

確実にもう深爪なんですよね

 

 

ここ!

この赤色にした部分!!!

 

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爪が皮膚とくっついていなくても

爪で隠れている部分は軟弱な皮膚なんだ!!!

 

ここは本来表に出て良い皮膚じゃないんだ!!!

 

 

この変な形の爪のせいで

 

私は子供の頃からほぼ常に深爪状態だった

 

 

おかあちゃぁぁぁーーーん!

いだいよぉぉぅ!!!

もうちょっと長く爪残しておいてよぉぉぅ!!!

 

 

 

飲食店で働くようになり

「爪は白い部分が残らないように切りましょう」

みたいな事を言われた時の絶望っぷりよ

 

毎日のように深爪状態で過ごし

いつだって指先が痛かった

 

 

ちなみに私の人差し指でいくと

皮膚とちゃんとくっついている部分の長さは

約1cm程度

 

もうちょっと・・・!

後ほんの数mmでも良いからくっつこう・・・!!?

 

 

 

その上足の親指の爪は『巻き爪』

 

子供の頃に病院で

「爪を一度はがしたら綺麗に生えてくる場合もありますが

 学校もある事ですし・・・

 まぁとりあえず皮膚に食い込んでいる部分を切りましょう」

と言われて

キュッと内側に丸くなってしまっている部分に

縦に切り込みを入れられ

おもむろに持ちだしたペンチで

ズボォッ!!!とはがされた時は

 

「あぁ爪を剥がす拷問って

 確かに有効かもしれない・・・」と思ったものだった

 

いくら痛みに鈍感な私でも

これはなかなか凄まじい痛みだ・・・!!!

 

 

そしてその後しばらく

靴を履くのもしんどい

歩くのもしんどい日々が続いた

 

 

もう二度と病院なんて行かない!!!

 

他人に爪に縦向きに切り込みを入れられて

無理矢理剥がされるなんて嫌だ!!!

今後は自分でやるもぉぉぉーーーーん!!!

 

 

それらぜーんぶ含めて

私は他人が爪切りを持っている所を見るだけでも

恐怖を覚えるようになった気がする

 

 

 

『他人が爪切り持ってる&爪切りしてるのを見るの恐怖症』

かもしれない・・・!!!

 

 

うぐわぁぁぁ・・・

と思いながらテレビの画面を

見たくないのについつい見てしまう

 

 

父「確かに・・・

  なんでこんな勢いで切るんだろうな・・・?」

 

私「そうでしょうそうでしょう!!!?

  こんな事したらそりゃ深爪にもなるわ!!!

  こんな切り方する奴の

  その時置かれている状況と心境を知りてぇよ!

  何があったらあんな親の仇みてぇな爪の切り方するんだよ!」

 

TV「専用のアタッチメントを交換すると

  爪磨きも

  かかとの角質落としもこんなに簡単!!!」

 

父「おぉこれ

  かかとの角質削るのもついてるのか!

  いいなぁー」

 

私「・・・・・・・・・・・・」

 

 

なんでお前ちょっと美容器具に興味持ってるんだよ

 

 

あんたもう69歳の爺さんよ?

風呂場で軽石でこすれば充分だろ

 

 

TV「お値段なんと2,980円!!!」

 

父「うわぁっ

  たっかぁぁっ!!!!!!」

 

 

父よ

 

2,980円という価格は一般的に非常に安い

 

 

そして

 

 

 

お前が猫たちの為に嬉しそうな顔で買ってきたキャットタワーは

それの10倍以上もしたはずなんだが・・・!!!?