始まらないけど終わった物語

 

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

えータイトルを見て頂ければ分かる通り

ファイナルファンタジー4に・・・ね・・・

どうしてもツッコミを入れたい私が

思わず声に出してツッコミを入れてしまったシーンを

文章にしてお送りする

という謎の記事の続きです!!!

 

 

これを読んでいる人達で

ファイナルファンタジー4を知らない人は

間違いなく

ファイナルファンタジー4ってよく分からないゲームだ・・・!」

って印象を持つと思う

 

 

本当はもうちょっと真面目な雰囲気のゲームなんだけどなぁ~!

 

 

 

という訳で

先日の記事の続きで主人公一行のメンバーはこんな感じ

 

 

主人公

 元上司の命令とは言え無抵抗な人を手に掛けた前科有り

 

ヒロイン

 悪の親玉にさらわれたピーチ姫的立ち位置

 

主人公の戦友

 悪の親玉に洗脳されてやりたい放題だった前科有り

 

元幼女

 主人公に村を襲われ母親まで殺されたのに

 なんやかんやで主人公に懐いていて

 あっという間に大人になってリニューアル!

 

忍者王子

 自分の国の復興をないがしろにして

 両親の敵討ちをするため主人公に同行

 

 

この5人で

えーっと何しに行くんだったか・・・

 

地底!!!

 

そう!

悪の親玉が居る地底へ向かっている途中だった!

 

正直主人公サイドは

ここまでお宝を簡単に敵にとられまくっていて

その上奪い返そうとしても失敗した辺りで

敵側の方がお宝の管理がしっかり行き届いていて

まともな集団行動と責任感を兼ね備えているんじゃないか

と思えてしまう

 

 

前回退けた悪の親玉の部下(今まで見た中で一番いい人)の

後を追って進んでいくと

 

そこには敵の飛空艇がポツンと残っていた

 

無人の飛空艇に乗り込み

強奪する主人公一行

 

 

私「ほんとどっちが悪者だかわかったもんじゃないな!」

 

 

そこで忍者王子がこう言った

 

「俺たちが使ってやったほうがこいつ(飛空艇)の為なんだよ!」

 

 

私「犯罪者ってすーぐ自分を正当化しようとする!

  飛空艇は無機物だから

  誰に使われた方が良いとか悪いとか

  そんなの関係ありませんしー!!!」

 

 

盗んだ飛空艇で走り出す主人公一行

 

 

以前

「クリスタルを取り返してくれ!」

と言ってきたドワーフの王様に会いに行くと

「クリスタルどうなった!?」

と聞かれ

取り返せなかった事を伝えると王様はこう言った

 

「最後の1個のお宝は封印されてるんだよ!

 何を隠そうその封印は

 この首飾りが無いと解けないようになっているんだ!」

 

 

私「お前毎回毎回秘密にすべき所

  マジで全然隠してねぇな!?」

 

 

王様

「これ使って最後の1個のお宝回収してきて!」

 

 

私「違う違う違う違う!!!?

  その首飾りを溶岩にぶち込むんだよね!!!?

  こいつらにお宝預けたらすぐとられっから!!!

  もう一生そのまま封印しておけば良い話だから!?」

 

 

しかし主人公たちは自分達ならお宝を守れると

これっぽっちも根拠の無い自信を持っているらしく

素直に首飾りを受け取った

 

 

私「なんでだよぉおおーーー!!?

  っていうか封印とか出来るなら

  全部のお宝最初っから封印しておけよぉお!?」

 

 

主人公一行はドワーフのお城の中で

以前花火になったはずの飛空艇技師のおっさんと再会

 

 

私「あの状況で生きてるとか不死身かよ」

 

 

敵から強奪した飛空艇を

飛空艇技師のおっさんが改造してくれる事になり

その飛空艇を使って最後のお宝を回収しに行く事になった

 

 

私が主人公だったら

封印を解く首飾りを溶岩の中にぶん投げて

ここですべてのストーリーが完結していた事だろう

 

 

そこからしばし

主人公一行は自分達の強化の為にうろちょろ色々な所を巡る

 

この間

悪の親玉たちは大人しく待っていてくれるんだから優しいよね

 

私だったらチョロチョロ飛んでる飛空艇に

特大のミサイル打ち込んでやるわ!

 

 

その道中

これまたやっぱり物語の途中で

皆を部屋の外に逃がして一人爆散したであろう

格闘家のおっさんと再会

 

 

私「不死身しか居ねぇのかよ・・・

  っていうか村の人とかはホイホイ死ぬのに

  主人公一行だけ致死率低くない・・・?」

 

 

格闘家のおっさんは妖精的存在に助けられたらしく

まだ身動き出来ないおっさんの代わりに

妖精さん達が力を貸してくれる事になった

 

元幼女が召喚士という職業らしく

元幼女が妖精さんを呼べば一緒に戦ってくれるらしい

 

 

ようやく最後のお宝を回収しに行った主人公たち

首飾りを使って封印を解いてしまう

 

 

私「あーあやっちゃった・・・」

 

 

敵を倒しながらお宝を無事に回収した主人公たちは

その場所を後にしようと外に出る

 

 

するとそこで

悪の親玉の声が聞こえてきて

主人公の戦友に

「そのお宝持ってこっちおいで!」と声をかけた

 

戦友を心配して駆け寄る主人公たち

 

 

私「違うよね!!!?

  そこは距離を詰めるんじゃなくて離れる所だよね!?

  お宝取ってくださいスタイルもういい加減やめようよ!?」

 

 

戦友が「大丈夫だ」というが

とてもそんな様子には見えない

 

そして次の瞬間

戦友が主人公からお宝を奪って

悪の親玉の所へ走っていく

 

 

私「そりゃそうなるわな!?

  こいつらの危機管理能力の無さよ・・・!?」

 

 

最後のお宝までまんまと奪われたにも関わらず

ドワーフのお城にほいほい戻っていく主人公たち

 

 

私「私だったら己の無能さが恥ずかしすぎて

  もう二度とこの人たちの前に顔出せない!

  主人公のメンタルがすげぇよ!!!」

 

 

王様

「さぁ最後のお宝見せて!」

 

主人公

「とられちゃった!」

 

 

私「世界規模の混乱を招くような物ガンガン取られて

  なんなら自分から差し出したりしておいて

  どこまで面の皮の厚い連中なんだ!

  切腹するくらいしろよ・・・!」

 

 

しかしそこは全員ポジティブ

 

「全部揃っちゃったかぁー

 じゃあ次の手考えなきゃねぇ~!」

 

 

私「こんな世界なら一回滅んだ方が

  こいつらの為なんじゃなかろうか・・・」

 

 

一度地上に戻り

主人公が以前勤めていたお城に戻ると

死んだ王様が現れて

「元幼女が呼び出して一緒に戦えるようにしてあげたいけど

 その為には掟で一回戦って

 お前たちが勝ってくれないとダメなのよ」

 

 

私「あれ?

  さっき格闘家のおっさんの時

  妖精さん戦ってないのに仲間になってくれたよね・・・?

  そんなゆるい感じの掟なの・・・?」

 

 

その後

主人公一行が

主人公が最初に元上司の命令でがっつり人殺しした村へ行くと

月へ行けちゃう船を使えるようになった

 

 

月へ行くと

ハゲたお爺ちゃんが現れて大歓迎!

「ようこそ!」

 

そのお爺ちゃんの話では

月にも人が住んでいて

悪い人が悪の親玉に乗り移って

地球人を滅亡させて地球を乗っ取ろうとしているらしい

 

しかも

昔地球に行った月の人が子供を2人こさえ

そのうちの1人が主人公だと言う

 

もう1人については言葉を濁していたけれど

これまでの出来事を考えるとあっという間に予想が出来ちゃう!

 

 

私「じゃあもう確実にあの悪の親玉と主人公兄弟じゃん」

 

 

悪の親玉が地球人を滅亡させるのを止める為に

地上に戻る事になった主人公一行に

ハゲたお爺ちゃんも同行してくれる事になった

「私も協力しよう!」

 

 

私「まぁこの状況はほぼほぼ主人公が作りだした

  最悪の結果なんだけどね!?

  主人公やら責任感の無いお宝警備員の尻ぬぐいじゃん!」

 

 

地上へ戻ると

悪の親玉がドーン!と巨人を出してきた

 

 

そこへ

 

続々と駆け付ける飛空艇!

 

 

これまで出会った地球の人たちが一斉に奮起して

巨人を倒そうと力を合わせる!

 

何なら石になった魔法使いの2人まで登場!

 

 

私「なんでここまで最悪の事態になる前に

  そうやって本気出さなかったの!?

  おっせぇわ!!!」

 

 

皆が戦ってくれている間に巨人内部に入る主人公一行

どうやら巨人の中に悪の親玉が居るらしい

 

しかし

主人公の前に立ちはだかる

これまでチマチマ倒してきた中ボスたち&悪の親玉の子分(良い人)

 

悪の親玉の子分(良い人)はやっぱり良い人で

「お前たちから皆で力を合わせて戦うって事を学んだよ!

 また回復してあげるから戦おう!」

 

そして戦闘に突入!

 

 

中ボス1人に対して主人公側は5人!

 

 

私「あれぇ!?力合わせて戦うって言ってたよね!?

  どうしてそっち1人なのぉ!?」

 

 

どうやら

敵を1人倒す度に次の1人が出てくる順番待ちスタイルらしい

 

 

私「違うよねぇ!?

  お前は何を学んだの!?

  全員で一斉にとびかかるんだよ!?

  数の暴力で倒すのが勇者スタイルだよ!?」

 

 

当然

連戦というだけで1対5の戦いである事には変わりない

悪の親玉の子分(良い人)は惨敗

「完敗だ!」と言って消えて行く

 

 

私「あんたが主人公並みに面の皮が厚くて

  フェアじゃなかろうと失敗続きだろうと

  平気な顔していられる奴だったなら

  この主人公にも勝てたかもしれなかったのに・・・!

  善人さでは完勝だよあんた・・・!」

 

 

道中敵を倒しながら進んでいくと

悪の親玉と遭遇

 

ハゲたお爺ちゃんが悪の親玉に「えいやー」とやると

悪の親玉に憑りついていた悪い人がスポーンと抜けて

正気に戻った

 

なんやかんやで「俺主人公の兄だよ!」という展開になったが

どうやらお兄さんは両親の死後

弟(主人公)がまだ赤子なのに森に置き去りにしたらしい

 

たまたま人に拾われたからよかったものの

立派な殺人未遂である

 

「今更許してくれとは言わないけど

 よく生きていてくれた・・・!」

 

 

私「「よく生きていてくれた」ぁぁ!?

  殺そうとしたも同然のお前がよくそのセリフ言ったなぁ!?

  面の皮の厚さは親譲りなの!?

  それとも嫌味!?嫌味だよねそれ!?」

 

 

主人公の兄とハゲたお爺ちゃんが

主人公の兄に憑りついていた悪者を倒しに2人で消えた後

巨人が崩れそうになって焦っていると

 

二度も敵に洗脳された主人公の戦友がやって来た

 

「こっちだ!」

 

「信じられるか!」だのなんだのぶつくさ文句を言いながらも

ほいほいついて行く主人公一行

 

 

私「もう・・・あきれ過ぎて言葉も出ないわ・・・」

 

 

脱出に成功した一行は戦友に対し

「てめぇのせいで巨人が現れたも同然だ!」

 

 

私「それは違うね!!!?

  99%主人公の行動が裏目に出てこうなったからね!?

  客観的に見ていた限り

  そもそも主人公が居なければ

  こんな事になってなかったんじゃねぇのか

  って感じだからね!?」

 

 

でもまぁ基本ポジティブな人たちなので

皆最後は仲良く

悪の親玉に憑りついて操っていた

最後のボスを倒しに向かう事になった

 

 

序盤で誰かが主人公を倒していれば

こんな面倒な事にはなっていなかった気がしないでもない

 

 

最後のボスを倒す為に色々な準備を整える主人公一行

 

やっぱり最後のボスはその間ゆっくりのんびり待っていてくれた

 

幼い頃

セーラームーンの変身シーンを見て

(変身している間待っててくれるなんて敵はお優しいこった)

と思っていた事を思い出す

 

ついでに言えば

あれは顔で簡単に身バレすると思う

 

フルフェイスのマスク被れよ!

何で誰も気付かないんだよ!!!

 

 

そんなこんなでさっさとこのツッコミも終わりたいので

ボスまでの道のりは割愛!

 

ボスの所へ行くと

ハゲたお爺ちゃんと主人公の兄が

ボスと戦っている真っ最中

 

 

私「主人公が道草食ってる間ずっと戦ってたの!?

  すんげー耐久力じゃん!?」

 

 

一度はボスを倒したと思い

相変わらずのわきの甘さで大喜びする主人公一行

 

変身したボスが再び主人公に襲い掛かってくる!

 

一度は倒れた主人公たちに

地球の皆の祈りが届く!

 

 

私「ドラゴンボール元気玉的な!!?」

 

 

主人公「負ける訳には・・・いかない!」

 

 

私「でしょうね!!!?

  自分のケツは自分で拭かないとね!!?」

 

 

無事にボスを倒し終わると

ハゲたお爺ちゃんはまた月でのんびり過ごすらしく

主人公の兄もお爺ちゃんについて行く事に

 

去っていく兄の後ろ姿を無言で見送る主人公に

周りの仲間たちが

「お兄さんだろ!?」「行かせて良いの!?」

 

 

私「いやいや!

  自分を殺そうとした上に

  兄だって発覚したのついさっきみたいなもんだからね!?

  他人!ほぼ他人!!!」

 

 

兄に「さよなら!」と別れを告げた主人公

 

そして流れるエンドロール

 

 

どうやらその後主人公は

ヒロインと結婚して王様になったらしい

 

 

 

私「戦犯なのに王になれちゃう世界なんだ・・・」

 

 

 

こうして終わったファイナルファンタジー

 

 

 

こんなモヤモヤした感じでこのゲームのラストを見守った人って

私以外に居ないんじゃなかろうか・・・!!!?