素直に応援出来ない

 

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

先日

どーーーーしても!

急にミスタードーナツエンゼルフレンチを食べたくなり

車を走らせた所

 

 

ミスタードーナツ

 

 

無くなってた

 

 

 

少子高齢化が進みに進んでいる私の町では

こういった事は決して珍しい事ではない

 

いつの間にかあらゆる店舗が

貸店舗になってしまうのだ

 

 

大々的に宣伝しまくって

新しく進出してきたブランドやら何やらのお店も

あっという間に消えて行くのがこの町だ

 

 

集客が見込めると思った・・・?

 

 

ごめんね!

この町ではびっくりするほど何一つ流行らないよ!!!

 

 

 

もうすっかりミスタードーナツ気分だったのに

この気分を一体どうしたらよいのだ・・・

 

思わず途方に暮れていたが

 

仕方ないから喫茶店に立ち寄った私

 

 

何か・・・

 

何か甘い物を食べたい!!!

 

 

エスプレッソと

店頭に並べられていたドーナツを購入し

ドーナツにかぶりつく

 

 

・・・・・・違う・・・・・!

 

なんっか違うんだよなぁ!

エンゼルフレンチが食べたかった・・・!

 

 

酷く物足りない気分で

仕方なくドーナツをほおばっていると

申し訳程度に設置された衝立の向こうに

スーツ姿の50代くらいの男性1人と

40代くらいの男性1人の2人組が着席し

 

50代くらいの男性は酷く興奮した様子で

大きな声を出しながら会話を始めた

 

 

男性1「お前に何度言われても

    あいつは無理だ!」

 

男性2「うーん

    良い人なんですけどねぇ・・・」

 

 

声を荒げている方の男性は

何度か立ち上がったり座ったりを繰り返し

ちょっと落ち着かない様子

 

 

私が座っている位置からは丁度

斜め左前に位置している為

とてつもなく視界に入る

 

 

何をそんなにイライラしているのか分からないけれど

年配で余裕のない男性の姿というのはなかなかどうして・・・

 

うーん・・・

 

 

男性1「あいつは俺より5年早く入社しててな

    なんでも俺より上なんだよ」

 

 

ほぉ・・・

 

 

男性1「そんな奴に俺は勝たなきゃならないんだ!」

 

 

・・・・・・・・・へぇ

 

・・・それはどういう部分での勝ち負けなんだろう?

 

 

そして「勝たなきゃならない」というのは

誰から課された使命なのだろうか・・・?

 

 

男性1「なんでも俺より先に行ってるってのがまず面白くないわ」

 

男性2「あぁーまぁー

    そういう相手居ますよねぇ・・・」

 

 

え?

居る?

 

そんな相手居る???

 

今絶対この人適当に相槌打ったよね?

 

40代ほどに見える男性の方は

話し方も何もかもが非常に落ち着いた様子に見受けられる

 

この男性がそういった

直情的な感情を抱くタイプには見えない

 

 

要するにこの50代の男性は

自分よりも5年先に入社した人を

妬んでいるって事だよね?

 

 

男性2「まぁでも・・・

    気にしすぎもよくないですし・・・」

 

男性1「そりゃ分かってるよ!

    向こうは俺なんぞ気にもしてねぇだろうしな!

    チリほども気にしてねぇだろうさ!」

 

 

すっごいなこの人・・・!

 

 

一体自分の何にそんなにコンプレックスを抱いているの!?

 

 

少なくとも

人を嫌えば相手もそれをうっすら感じ取ると思うから

貴方のその今の様子だと

相手もそれに気付いてはいるんじゃない?

 

接点があるのかどうかは知らんけど

接点があるならなおの事

「どうしてこんなに嫌われているんだろう」

って気にする可能性はあるよね・・・!

 

 

男性1「成績もいい

    ポンポン昇格していく

    ・・・面白くねぇわ」

 

 

凄い妬んでるじゃーーーん!!!

 

 

男性1「そのうえ性格良いとか言われてて

    いい気になってんだろ!!!」

 

 

なってないと思うけどー!!!?

 

「性格が良い」って言われる人は

少なくともそういう「いい気になる」みたいな部分が

一切見えないから「性格が良い」って言われるわけで

 

そんないやらしい人じゃないんだと思うよ!?

 

 

男性2「ん~・・・」

 

 

これは困るよねぇ・・・!

 

ねぇお兄さん大丈夫!?

この人のお相手はしんどいわぁ・・・!

 

 

男性1「お前も今年辺り

    あいつの世話になるかもしれんぞ!

    よーかったなぁ~

    おめでとさん!」

 

 

かーんじわるぅーーー!!!

 

お前そりゃ勝てねぇわ!

 

 

 

競争相手が居るのは良い事だけれど

そもそも勝手に勝負事にして

一人相撲をしているだけだろうし

妬み嫉みは自分を不幸にする感情だから

持ち合わせない方が良いんじゃない?

 

と思って聞いていたけれど

 

 

これは酷い

 

 

何が原因なのかは分からないけれど

この50代男性には何らかのコンプレックスというものを

抱えているのだろう

 

じゃなきゃこんなにこじれないよなぁ

 

 

 

途中

男性2が話題を変えようとして

「あ、〇〇さんからメールで

 ~~~の件解決しましたって!」

などと話題を振ったが

 

男性1はすぐに話題を元に戻す

 

 

男性1「俺はなぁ

    5年後にはあいつに追い付かなきゃならねぇんだ

    ほかのやつらは良い

    仲良くやっていける

    だけどあいつだけはダメだ」

 

 

あれ?

このおじさんお酒入ってる?

 

日中の喫茶店だけど

とても素面とは思えなくなってきたぞ・・・?

 

 

男性1「5年後にあいつを抜かして

    見返してやるからな!」

 

男性2「はい、期待してます」

 

 

負けたくない!

という感情は大事だものね

 

分かるよ

 

私も負けず嫌いな部分あるからね

 

 

ただこう・・・

さっきの妬みみたいなのはその・・・

 

子供が「〇〇ちゃんちは裕福で良いなぁー」という

どうにもならない部分に嫉妬している風に聞こえてやるせない

 

人それぞれ長所と短所があるわけで

貴方は貴方の長所を伸ばす努力をしなければ

ライバル視している相手に勝つ事は敵わないんじゃなかろうか

 

 

「ほかの人達は仲良く出来るけれどその人だけは無理」と

誰か一人を意識し過ぎて

視野が狭くなるのはよろしくないな・・・

 

 

人のふり見て我がふり直せ

 

 

私もそういった事にならないよう

気を付けながら生きていかねばならぬな・・・

 

 

 

しっかしなんだろ

前向きな後ろ向きだな・・・

 

「負けないぞ!」という気概は良いけど

何かが間違っている

 

 

自分よりも優秀な人が居る環境っていうのは

良いチャンスだと思うんだよなぁ

 

それこそそういう人とは出来るだけ仲良くなって

学べる物はガンガン学ばせて頂いた方が

お互い良い刺激になると思うんだ

 

あまり良い方向に働く事が無い感情なんかで動くよりも

そっちの方が建設的だと思うんだけどなぁ~

 

 

プライドみたいな物が邪魔するんだろうか

 

自分自身の成長の為には

プライドなんて邪魔なだけだと思うんだけどなぁ・・・

 

 

 

やれやれ

考えさせられる一件だったな・・・

 

テーブルの上を片付けながら

何となく神妙な気分で席を立つ私

 

 

男性1「5年後に笑うのは俺だぞ!!!

 

 

・・・・・・・・・うん

 

 

えっと

 

 

貴方が努力した5年間

 

 

その人も恐らく必死に努力をするんでしょう

 

 

「いい気になってんだろ!」

と思っている辺りから察するに

そこを計算に入れていない可能性もあるよね・・・!?

 

 

更に言えば

あんたがその人を超えて上に立ったら

めちゃくちゃいい気になりそうで嫌だわ・・・!!!

 

 

 口ぶりからすると

きっと大層努力をされていらっしゃるんでしょう!

 

だけど

 

 

とりあえずその卑屈さを何とかしないと

性格面では勝てない気がしますよーーー!!?