気にならない人は居ない

 

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

先日

母からこんなメールが届いた

 

 

母「キャットダワー買った

  高かった」

 

 

キャットダワー・・・・・・?

 

 

 

母は以前から私同様にメールが苦手

 

大概の事はチャチャッと簡潔に電話で済ませるタイプの人である

 

 

なので

時折メールをよこすと

こんな風に「なんだって?」となるような内容が

書かれている事が多い

 

 

以前から実家の猫たちのキャットタワーの付け根辺りが

若干不安定な状態になっており

それを補強するように固定していたんだけれど

とうとう新しい物を購入したという事だろう

 

 

しっかしキャットダワーってあんた・・・

 

 

メールが届いてからすでに2時間が経過

電話をかけてみる事にした

 

 

私「あんたキャットダワーってなんだよ」

 

母「え?きゃっとだわー?」

 

私「メールにそう書いてあったんだよ・・・」

 

母「そんな事書いてたあたし?

  いや間違ってはいないでしょう

  キャットだからねキャットだわーって・・・」

 

 

くっ・・・こいつ・・・!

 

 

私「立派なの買ったの?」

 

母「ちょっと高かったね・・・

  全部木で出来てて滑り止めついてるんだわ

  すっごい重たくてね・・・!

  昨日あっちでもないこっちでもないって移動させて

  お陰で腰が痛いんだわ・・・!」

 

 

年寄りが無理しやがって!

 

 

私「まぁ孫にかかるお金が無いからね・・・

  その分猫に出費しても良いよね・・・」

 

母「そうだね!?

  孫が居たらもっと大変だからね!

  そう考えたら安いもんだよ!?

  孫!居ないからね!!!?」

 

 

いや自分から自虐ネタ振っておいてなんだけど

ほんっとそこはすんません!!!

 

でも今後もあなたに可愛い孫が出来る日は決して訪れません!!!

 

 

私「猫たちの様子はどう?」

 

母「前から約束してたからね

  喜んでくれてるんじゃないかな?」

 

私「・・・え?

  あ?あぁ猫たちと約束・・・してたの?

  そう・・・それ分かってっかな・・・

  いやそういう事じゃなくて

  使ってるかどうかって事」

 

母「使ってない」

 

私「お・・・おぉ・・・

  いやでもほら前のキャットタワーも

  買ったばっかりの時は全然使ってくれなかったけど

  いつの間にか奪い合いするほどになってたし?

  寝られる場所はいっぱいあるの?」

 

母「クッションみたいなのはついてないけど

  4か所くらいあるねぇ」

 

 

うーん・・・

 

 

私「クッション無しかぁ・・・

  なんかそういうの買って乗せて固定してあげても良いかもね」

 

母「あぁでもムササビ付けたら喜んでたよ」

 

 

え!!!?

 

 

ムササビを付けた!!!?

 

 

 

木から木へひゅぅーっと飛んでいく

愛くるしい目のムササビが

キャットタワーに紐で繋がれている様子を想像する

 

 

私「・・・そーれは大層喜ぶだろうね!?

  モカなんかはムキになって飛びつくでしょうよ!?

  ようムササビなんか手に入れたなあんた!」

 

母「え!?ムササビ!?ムササビってなんだ!?」

 

私「マタタビじゃねぇんだもんな!

  さっすがやる事がちげぇよ!!!」

 

母「いや!!あぁそう!マタタビさ!

  マタタビちょっとつけてやったのさ!

  なんだムササビって・・・!」

 

私「そりゃーもう夢中だろうさ!

  いやぁムササビ付けちゃったかぁ~!

  ちょっとそれは想像してなかったわ~」

 

母「なんでムササビなんて言葉出てきたんだ今・・・!

  おっかしいねぇ・・・!」

 

 

おかしいよ

 

あんたメールの時からずっとおかしいよ

 

 

いやむしろ

もう何年も前からあんたそんな感じで

時々おかしい事しか言わねぇじゃねぇか・・・!

 

 

母「そんなわけだから・・・

  まぁ暇な時にでも見に来てよ・・・」

 

 

ムササビ付きのキャットダワー

 

 

一体どんな物なのか想像するだけでワクワクしちゃって

見たくて仕方ないから出来るだけ早く見に行きますね・・・!!!