私だけ絶命するやつじゃん

 

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

先日

以前からの読者様から

こんなご質問を受けました

 

『ブログを書く時 話を盛る事は無い?』

 

 

えー私の場合

 

幼い頃からの友人であるアカさん

以前は同じ社内で働く営業マン

寿司屋で働いていた頃のバイトの仲間

更には現在だと家族すらも見ているこのブログ

 

 

盛れない

 

盛れないんだ・・・!

 

 

盛れないから

会話の内容とかも

結構しっかり覚えていなきゃならないんですよね

 

 

私は割と

「ブログをやっている」

という事を知人に隠してはおらず

(それネタにしていい?写真使っていい?

 と本人の確認を取る為でもある)

 

見る人が見たら確実に分かるようなものを書いているので

ちょっと色々な方のブログを見ているような人や

ネット環境が整っていて検索するのが上手な人だと

容易に私のブログに辿り着けてしまう

 

 

だから過去

身バ・・・げふんげふん!!!

 

 

えーなので

名前は隠しているけれど

書かれて困る事を書かれた人は

今すぐ全削除して頂きたいほど大層焦るんでしょうね・・・

 

 

逆に言えば

覚えていない部分は書けない

身バ・・・以降書かないようにしている内容もあるので

 

「あぁーーーすっげー面白い事あったけど

 思い出せねぇ(書けねぇ)んだよなぁ・・・!」

 

という事も起きている

 

 

 

それを踏まえて

 

読者様からのこのご質問にお答えしましょう・・・!

 

 

『母と兄

 兄と父の間で壮絶な喧嘩は無かった?』

 

 

あぁーーーこれねぇーーー!!!

 

 

あんまり記事にした事無かったよねぇ・・・!

 

 

母は皆さん知っての通り

すげぇパワフルでちょっとヤバい人なんですよね

 

なんか窓の外から喧嘩っぽい声が聞こえる

と思って窓を開けたら

 

母が向かいの家の人の玄関まで押しかけて

超喧嘩になっていたり

 

姉と取っ組み合いの喧嘩になったり

 

過去には

兄が喧嘩をした相手の父親が家に乗り込んできた事もあり

それにマジギレ状態の喧嘩腰で相対した事もある

 

 

止めようとしたこっちが怪我を被るほど

狂暴性が高い

 

 

 

私には母が

グリズリーにしか見えない

 

 

そんな母の血をしっかり引いているのが

 

 

私と兄ですよ・・・?

 

 

狂暴性が無い訳が無いじゃないですか・・・!!!

 

 

兄は今ではとても温厚そうに見える事でしょう

 

そう

温厚になったんですよ

 

多分今現在の

兄嫁であるYちゃんの影響が大きい

と私達家族は思っている

 

凄く良い方に巡り合えたんだと思う

 

 

それまでの兄は

 

まごう事無き母の息子だった

 

 

まず兄は

中学生の頃から荒れに荒れていた

 

 

私の中で「子育て」のイメージが

完全に偏るくらいには荒れていた

 

 

愛する人と結ばれて子宝に恵まれ

可愛がっていた息子が成長して思春期を迎えると

 

「ババァ!!!金よこせや!!!」

 

と胸倉を掴むんだ・・・!

 

というイメージが私の中に定着し

「ぜってぇ子育てなんて私には無理だ」

と思わせたのは

あれがあったからと言っても過言ではない

 

 

まさに

「ババァ!金よこせや!!!」があった

 

ルカ家ではよく見る風景であった

 

 

ただ兄は

母に手を上げる事は一度も無かったんじゃないかな?

 

胸倉を掴む

壁に追い詰める

腕を掴んで動けなくする

みたいな事はあったけれど

殴った事はただの一度も無かった気がする

 

しかし母も強い!

 

本気で戦おうとする

 

 

兄は外でよく喧嘩をしてくる人で

時には圧倒的に相手の方が数が多い

そんな喧嘩をしていたとも聞くし

 

町中を歩いて居ればすぐ喧嘩!

みたいな人だったそうだ

 

本当によく怪我をして帰って来る人だった

 

 

そんな兄だもの

 

力が非常に強いし

図体も異常なまでに大きい

 

 

母 VS 兄

 

 

これは幼い私の目に

 

 

グリズリー VS ヒグマ

 

 

にしか映らなかった

 

 

喧嘩が始まった瞬間

 

 

やっべぇ始まった・・・!

逃げ場ねぇわどうしよう!!!と焦りながらも

(喧嘩全盛期の頃に住んでいた家は

 まともな壁や扉が存在しないような造りの間取り)

 

目をギンギンに見開いて

「凶器が飛んで来たらすぐに逃げる態勢で構える」事しか

出来なかった

 

 

まだ齢小学校低学年以下の私には

普通の口論なんかじゃすまされないルカ家の喧嘩を

とても「止める」「説得する」は無理なお話

 

 

母は

ちょいちょい包丁出すからね!

 

力で勝てないと思うと包丁やらハサミを構えるから!

 

 

だから

出来る限り距離を取って身構える事しか出来ない

 

 

なので

 

母 VS 兄 という状況はもちろん存在していたし

包丁 VS 素手(ただし日々喧嘩で鍛えられたこぶし)

という状況もあった

 

 

この喧嘩は

大概兄が家を出て行って収束する

 

 

兄が出て行った後

私と母が2人きりになって静まり返り

母がティッシュを抜き取る音と

鼻をすする音だけが響く家の中は

非常に気まずいものだった

 

 

何これ・・・

どうすれっちゅーの・・・!?

 

アフターケアとかちゃんと考えてよ兄!!!

 

 

おかん・・・元気出してよ・・・

 

って声掛けても私殴られたりしない!?

(完全に先程までの狂暴な母の姿に怯えている)

 

 

 

更に

 

兄 VS 父 ももちろん存在していた

 

 

ただ回数自体はそれほど多くなかったんじゃないかな

 

 

父は酒乱だったので

誰とでもすぐ喧嘩になるんだけれど

 

兄はこれを割りと綺麗にスルーしていたんですよ

 

 

兄は当時

夜に家に居なかったからあまり喧嘩にならない

という事が多かったのもあるかもしれないんだけど

 

「酒飲んで当たり散らすなんて異常!

 全てこいつが悪い!!!

 絶対に許さない・・・

 どんなにボコボコにされても

 どんなに痛くて辛くても屈しない!!!」

と憎悪全開でガンをつけて威嚇し

無力にボッコボコにされる小学校低学年の私と違って

 

上手にかわしている感じがあった

 

 

父も父で

かなりずるい性格をしているので

力も身体も自分よりも大きな兄に強く出る事が無く

むしろ気を遣っていた

 

父は簡単に言えば卑怯者で

絶対に「自分よりも強い相手には向かって行かない」

「弱い者いじめ」が好きなタイプなんですよね

 

そういう所も私が嫌う理由になっているんだけれど

だからこそ

兄と父は喧嘩になる事が少なかった

 

 

ただ

私が記憶している最も酷い兄と父の喧嘩の原因は

 

多分

 

 

兄が母を助けようとしたんだったと思う

 

 

母と父が喧嘩になった時

兄が母を庇った事から喧嘩に発展したんじゃなかったかなぁ

 

 

兄は母には手を挙げた事が無かったし

反抗期真っ盛りだろうと母に対する優しさがあったんだと思う

 

 

確か・・・だけど

父が母に暴力をふるおうとしたんだと思う

それを兄が止めに入った

 

 

結果

 

兄は包丁を構え

 

 

それを見た父(酔っぱらい)は

当時家にあった日本刀だか何だかを構えた

 

 

 

包丁 VS 日本刀 !!!

 

 

 

ルカ家の歴史で

これが一番酷い喧嘩だったんじゃないかなぁ~!

 

 

結局

この凶器が互いに振り下ろされる事は無かったんだけれど

 

 

私はただ

その様子を見つめている事しか出来なかった

 

 

そうか

時として人間は

暴力には暴力

凶器には凶器で立ち向かわないと

自分の身を守れないものなのか

 

言葉なんかではどうにもならない状況というものや

自分では予期せぬ衝動的な殺意というものも

確かにこの世にはあるんだな

 

 

 

という事を学んだ良い機会だったと思う

 

 

それと同時に

父と対等に渡り合う兄を見て

 

・・・早く大きくなって

私も強くなりたい・・・!!!

 

強くなっていつか私をぼろ雑巾のように扱う父に

復讐をしたい・・・!

私は力が欲しい・・・!!!

 

という強い憎悪も芽生えた訳なんだけど

 

 

ほんと

ポジティブな言い方をすると

「視野が非常に広くなる体験」だった

 

 

 

それから数日後には

ルカ家から日本刀は消え去った

 

 

ルカ家の人間が保有していると

マジで危険な得物だという事を母が悟ったらしい

 

 

もっと早く気付けよ!!!

 

 

時代劇ばりの光景だったわ!!!

 

 

すっげー私の教育に良くないからね!?

子供の教育に悪影響を与えるようなものしかないのかよこの家!!!

 

 

 

ただ

大人になった私も兄も

割とまともに成長したと思っている

 

痛みを知っているから

人の痛みが分かるんでしょうね

 

女子供やお年寄りにはめっぽう優しいんじゃなかろうか

 

 

 

・・・と言う事は

 

想像を絶するような酷い環境下で子育てすると

割とまともな人間が育つって事ですか・・・???

 

 

まぁ少なくとも

根性と忍耐力はここで培ったという自覚はある・・・

 

 

 

ただこの喧嘩の後

母が泣きながら私にこう言ったのを

 

はっきりと覚えている

 

 

母「あんたあぁいう時は

  ちゃんと止めに入らないと駄目でしょ

  見てるだけじゃ駄目なんだよ」

 

 

はぁああああああ!!!?

 

 

ちょっとやそっとの喧嘩ならまだしも

 

 

包丁 VS 日本刀 を止めに入れって

 

無茶にもほどがあるんですけどぉーーー!!!?