今更警戒されても・・・

 

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

以前

ハローワークで大層優雅に

お弁当を広げて食べる女性の事を書いたんだけれど

 

 

その女性

 

 

いまだにやっぱり(多分)毎日ハローワークに居る

 

 

あれはどうしてなのか分からないんだけれど

検索用の端末を使用する席がどんなにガラガラでも

私が通される席は大体同じ8番の席

 

私よりも前や後に来た人達も

同じ顔触れの人はやっぱりいつも大体同じ席に座っている

 

 

そして

お弁当を食べてハローワークの職員さんに怒られていた女性は

これまたやっぱりいつも6番の席

 

なのでおのずと

その女性の隣の隣に座る事が多くなる

 

 

ハローワークの職員さんに怒られている所を

これまで4度ほど見掛けたんだけれど

彼女はそんなのお構いなしに

お菓子を広げて食べ始めたりだってしちゃう

 

 

カステラとかな!!!

 

多分コンビニとかで売っているような物なんだけど

ティッシュを綺麗に数枚広げて机に置き

そこの上でカステラの包装を破き

小さなプラスチックのフォークで丁寧に食べやすいサイズに切り

大きな口を開けて口に運んでいた

 

 

もぐもぐと噛んだ後

うんうん

と一人で何かに納得したように頷く女性

 

そしてゆっくりと

マイボトルから何かの飲み物を飲む

 

 

マジかよ・・・

 

 

自宅並みにくつろいでるじゃん・・・?

 

 

あまりジロジロと見るつもりは無いんだけれど

どうしても視界に入ってしまうし

 

すぐ横から

ガサガサ・・・

パリパリ・・・

という音が聞こえてくると

 

 

つい

 

期待してしまう

 

 

え!?今度は何を出すの!!!?

 

 

最初のうちは気付かなかったけれど

どうやらこの女性が気になっているのは私だけではないらしく

 

よく見かける人達は必ず

ハローワークにやってきて席へ向かう時と

端末の使用を終えて帰る時に

その女性をチラッと・・・

いやまじまじと見ている

 

その表情はまさに

「今何してるんだろう?」みたいな表情である

 

 

そうなるよね!?

 

毎日居るっぽいうえに

端末を使用している素振りも一切見せず

何か夢中でノートにものを書いていたと思えば

怒られても怒られても平気な顔でお弁当食べたり

お菓子を食べたり果物を食べたり良い香りのコーヒーを飲んだり

 

そんな人が居たら気になって仕方ないよね!

 

 

前回この女性について記事を書いた所

 

ノートに何書いているのか

というのが気になるとコメントを頂いたので

帰り際に

女性に凄くギリギリな位置を通って歩き

後ろからチラッと見てみようとしたんですよ

 

内容までは見えなくても良いから

書いているものがどういう状態なのかだけでも

確かめてみようとした

 

 

そしたらね

 

 

すっげーガードしてた!!!

 

 

今までその女性が

『何かガサガサとやり始めたらチラッと横目で見る』

という事はあっても

 

人が通った時に女性がどんな動きをしているか

なんて気にした事も無かった

 

 

だけど

 

人が通る度に

ノートが絶対に人から見えないように

覆いかぶさるようにしてガードしていた

 

 

えぇ!!!?

 

なお一層気になるーーー!!!

 

そんなにまでして隠したいものってなにー!?

 

 

いや

まぁ私もこのブログを書いている所を

覗き込まれそうになったらちょっと嫌だけど

 

そうだよね

 

人には見られたくない物ってたくさんあるよね

 

 

・・・でもだったら何でここで書く?

 

 

 

よく分からない人だなぁ

という疑問ばかりが残る中

 

一度だけ

 

彼女に電話がかかってきて

すぐ横の席に座ったまま

誰かと会話をし始めた事があった

 

 

その喋っている内容を聞いた限りでは

 

 

驚く事に

 

 

至って普通だった

 

 

どこか何かがちょっと・・・?

という疑いを持っていたんだけれど

ほんと

実に普通

 

会話が噛み合っていない

という様子も無ければ

とち狂った事を言い出す訳でもなく

非常にしっかりと喋っていた印象

 

 

ますます謎!!!

 

 

ただ声は結構大きめだった

 

 

そんな大きな声で電話をするなら

一回外に出た方が良いんじゃないかな!?

という若干非常識と思えるような点を除けば

至って普通

 

 

 

先日も

そんな謎だらけの女性の隣の隣の席に座った私

 

その日私は

もう段々その女性にも慣れてきていて

あまり気にならなくなっていた

 

 

隣でガサガサやろうが

隣でパリパリやろうが

隣で美味しそうな良い香りを漂わせようが

私は気にしない

 

これが彼女の平常運転

 

 

しかし

端末を使い始めて10分ほど経過した辺りで

 

 

突然

 

「パリッ!!!

 ぶちゅっ・・・

 もごもごもご・・・」

 

という

どうやったって気になってしまう異音が聞こえてきたのだ

 

 

見るな・・・!

 

これは罠だ!

 

どうせいつものように何か食べ・・・

 

 

女性「バリッ!

   ぶちゅじゅるっ・・・

   しゃくっ

   もごもごもご・・・」

 

 

えぇ・・・!!?

 

待って!?

何を食べたらそんな

じゅるじゅるじゅるじゅるって音が出るの・・・!?

 

あんた結構お上品に物を食べる人だったじゃない!

 

なのに今日は一体何なの!?

何を食べているの!!!?

 

 

女性「パリッ!

   じゅるっ」

 

 

あぁ・・・!

気にしたら負けなのに・・・!!!

 

どうしても気になるぅぅーーーー!!!

 

 

見る!!!

 

 

誘惑に負けて

女性の方に顔を少しだけ向け

 

横目で見ると

 

 

 

女性は

 

 

柿を丸かじりしていた

 

 

 

あぁ~~~!!!

 

柿ねぇ!?

 

無臭だからちょっと分からなかったわ!

 

 

うわー良いね柿!

食べたくなっちゃうなぁ!

 

 

その瞬間

 

女性が突然

 

ハッとしたような感じで私を見た

 

 

女性「!!!」

 

 

完全に目が合ってしまい

思わず私もハッとする

 

 

私「!!!」

 

 

 

そして次の瞬間

 

 

女性は

 

 

私から柿が見えないように

サッと身体で隠し

 

 

凄い目で私を見て来た

 

 

その目は

 

 

まるでこう言っているように見えた

 

 

「やらねぇぞ!!!」

 

 

えぇぇぇーーー!!!?

 

 

 

取らないよそんなのぉおーーーー!!!