歯医者を出る時鏡を見てチェックしたのは口元だけ
皆様こんにちは
ＬＵＫＡでございます
また
歯医者さんのお話なんですが
えー
歯医者さんへ通い始めてもう・・・
３か月近くが経過しております
長い・・・！
週に一度しか取れない予約を確実に取っているのにも関わらず
この長さ・・・！
で
３か月も経つと
通い始めてすぐの頃に処置して貰った
「知覚過敏対策」がもうすっかり駄目になっていた
ただ
元々全く何も処置をしていない状態で
長い間過ごしていたせいか
痛みにはかなり鈍感になっており
「この程度なら我慢出来る範囲だしなぁ～」
と思ってついつい我慢していた
なんだけど
落ち着いたクラシックのBGMを聴きながら
すっかり安心しきって治療をして貰っており
思わず眠気をもよおしていた所
突然歯に空気を当てられ
ビクゥーン！となった
あっ！
やべ！完全に油断してた！
それを見逃さなかった先生
全ての歯に空気を当ててチェックが入り
もうすっかり知覚過敏が再発している事がバレてしまった
何だろうあれ
知覚過敏の歯に何かを塗布してコーティングしているんですかね？
とにもかくにも効果は覿面！
魔法のように歯がしみなくなる！
どうやら助手さんが言うには
私の歯茎の上がり方は結構酷いものらしく
知覚過敏なのは見ただけで分かるほどだという
えー
これどうにかして治せないのかなぁ～？
もうすっかり冷たい物がしみる生活に慣れてるし
胃腸が弱いから元々そんなに冷たい物は口にしないけど
治せるなら努力したいんだけどなぁー
・・・たばこが原因だったら
ちょっともうそれは・・・あれだ・・・
しみる人生のままで良い
ってなるけど・・・！
一番に疑うべきは
過度な歯磨きだろうか・・・
なんっかこう・・・
歯がつるっつるになってもまだ駄目な気がして
歯茎から血が出るまで歯磨きしちゃうんだよなぁー！
ちょっと試しに歯磨きの時間減らしてみようかなぁー！
たっぷり１時間ほどかけてその処置をして貰い
再び知覚過敏とはおさらばした私は
すっかり上機嫌だった
いやー最近は外もめっきり寒くなって
「すぅーさっぶ！」
って口で空気を吸った瞬間
痛みで悶絶する羽目になっていたけれど
これでもう外で口呼吸をしても大丈夫になったぞー！
さーて今日はもうこれで１時間経ったし終わりかなぁ？
と思っていたら
私の嫌いな『根の治療』が始まった
あぁぁっ・・・！
やっぱり今日もやるんですね・・・！？
２時間コースか・・・！
どうも私は他の患者さんよりも
たっぷり時間を使って貰っている様子で
私の後に入って来た人が
私よりも先に治療を終えて出て行く
という事が多々ある
私に時間の余裕がある事を知っての事だと思うんだけど
非常に有難い
出来る事なら早く歯医者通いを終わらせたい
何故ならこの歯医者さん
土日祝日はお休みで
平日も１７時で受付終了なのだ
田舎の歯医者さんなので
他も皆こんな感じなんだけれど
働いていたら早退でもしない限り通えないんですよね
歯医者通いをしている人は
会社を１６時で早退して歯医者へ通う
そういうのが当たり前の土地なのだ
なんだけど私
出来るだけそれはしたくないんですよね・・・！
仕事を早退するとしたら
身内（それも本当に近い血縁）の不幸くらいなもんである
これは
母がそういう人間である
という事や
最初に社会人として勤めた寿司屋が
とにもかくにも年がら年中人手不足で
欠員が出たら誰かが出て来なきゃならない
みたいな状態だった経験が私をそうさせているんだと思う
よほどの事が無いと仕事に穴を開けてはならん！
だから毎度毎度仕事を辞めたタイミングで
必死こいて歯医者に通って
次の仕事を始めるまでに全ての治療を終わらせる
みたいな事が多いんだけれど
この調子だと歯医者通いがマジで終わらない
正直な話
仕事を探す事に本気になれないのは
この歯医者通いがあるからというのも
大いに原因の一つになっている
まぁ・・・
車で片道３０分くらい走れば
１９時頃までやっている歯医者さんもあるんですけどね・・・
往復１時間はきついし
車で３０分も走る事になれば
歯医者さんに到着する頃にはやっぱり超ギリギリだ
大きく口を開けて
（もう根の治療嫌だけど
早く全ての歯の治療を終わらせる為には我慢だ・・・！）
と覚悟を決めていた
すっかり
根の治療＝神経刺激されて気持ち悪い
というイメージが定着しており
思わず両手にグッと力がこもる
くるぞくるぞー！！！
ドリルみたいなのぐりぐり突っ込まれたら
神経に微妙～にビリビリくるぞー！！！
と思っていたんだけど
驚くほど痛く無かった
以前までの治療と同様に
ぐりぐり何かを突っ込まれているのは確かなのに
これっぽっちも痛みを感じない
あれ？？？
思わず両目を大きく見開いて
先生を見つめた
先生「ぐりぐりぐりぐり・・・」
私「じーーーーっ・・・（え？なんで？）」
先生「ぐりぐりぐりぐり・・・」
私「じーーーーーーっ・・・（なんで痛くないの？）」
先生「・・・はっ！あっ！どうしました！？
痛かった！？」
先生が大慌てで私の口から両手をどける
私「あ、うぁ・・・
ふぃふぁふふぁいふぉふぇふぃっふふぃふぃふぇ・・・
（痛くないのでびっくりして）」
先生「・・・あぁー！
そうだよね、あはははっ
ルカさんのこの前に治療してた歯は
もう中ぐちゃぐちゃになってたから痛かったのね
今のこの歯は落ち着いてるから
そこまで痛みは無いと思いますよ～」
へぇーーー！！！
なんだー！？
そういう事だったの！？
根の治療嫌い！と思ってたけど
あれは例外だったのか！
それでもしばらくは緊張状態だったが
５分ほど経つ頃にはすっかり安心しきって
眠くてちょこちょこ意識が吹っ飛んでいた
あぁ・・・
歯医者さん気持ちよい・・・
先生「はい、じゃあ起こしますよー
すすいでくださーい」
私「ハッ！」
先生「後は仮歯つけて終わりですからね～」
そこからはあっという間に処置が終わり
お会計も終えた私は
ちょっと寝てスッキリしたお陰で
ルンルン気分でお買い物のはしごに出かけた
今日は薬局で消耗品とー！
スーパーで調味料と乾物とお米とー！
本屋さんで本とー！
大量の荷物を両手に帰宅した私は
すぐに顔を洗いに洗面所へ行った
さー顔洗ってさっぱりしたら
コンビニで買って来た肉まんたーべよー！
そして
洗面所の鏡を見た私は
笑った
私はどうやら自分で思っていたよりも
遥かに本気で歯医者で寝ていたのだろう
私の両目の両脇から
後頭部の方へ向かって
涙が伝った跡が
く・・・っきり！ついていたのだ
えぇーーーー！！！？
私こんな状態で買い物して歩いてたんですかぁあーー！！？
