マゾではないんですけどね

 

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

えー

まずは

しばらくは親知らずネタが続く予定である

という事をお伝えしましょうかね・・・

 

 

と言うのも

13日の金曜日

「親知らず抜いたほうが良いかも

 違う歯医者さん紹介するから週明けにでも連絡してみて」

と言われた私は

 

早速月曜日に新しい歯医者さんに電話をかけ

最速でいつなら予約が取れるか確認した所

 

火曜日オッケーですよという返答を頂戴し

火曜日(昨日)早速新しい病院へ行った

 

 

事前にグーグルマップで5回くらい付近を歩き回っていたので

難なくたどり着く事が出来た

 

 

・・・っていうか

そもそも歯医者のデカさがやばかった

(驚きすぎて語彙力低下)

 

 

これまで私が通っていた歯医者さんというのはこう・・・

 

最大でも5~7人程度しか同時にお相手できませんよ!

という規模の物だったんだけれど

 

紹介された歯医者さんときたらもう

 

建物からして大層ご立派な物で

遠くから見ても「これじゃん・・・!」と分かるレベルのものだった

 

 

1階部分が駐車場になっており

10台くらい停められるんですかね・・・

 

綺麗に整備された駐車場に車を停め

車から降りると

 

そこにはエレベーターがあった

 

 

エレベーター!!!!?

 

 

この建物歯医者さんだけだよね!?

 

 

ビルに複数テナントが入っていてエレベーターがある

みたいな造りの建物は見慣れているけれど

 

歯医者さんにエレベーター・・・!!!

 

 

ちょっと田舎から街中へ出てくると

とんでもねぇ建物があるもんなんだなぁ・・・

 

ふわぁー・・・

これがバリアフリーっちゅーやつですかぁ・・・

 

 

お上りさん状態できょろきょろしながら慎重に進み

歯医者さんの入り口(自動ドアで再びビビる)から入ると

 

なんかもー

 

ちょっとしたビジネスホテルのフロントみたいだった

 

 

ふわぁぁぁぁーーーー!

 

 

靴を脱いでスリッパに履き替え

受付に事情を話し

 

すぐ目の前の椅子に腰かけようとした時

 

 

私はそこが『待合室』ではない事に気付き

再び驚愕した

 

 

この椅子ってもしかして

受付待ちの椅子ですか・・・!!!?

 

奥に30人は収容出来そうなとんでもなく広い待合室がある・・・!

 

 

何なら子供たちが寝転がったり

ギャーギャー騒いで駆け回れそうな規模の待合室に

私の歩みは

 

まるで引っ越し先に連れてこられたばかりの飼い猫状態

 

 

こ・・・ここ・・・

 

入って大丈夫な所ですか・・・!?

 

 

何とも言えない居心地の悪さを感じながら

恐る恐る無数にあるソファの隅っこに腰かける

 

 

狭い所の方が好きだなぁ私ぃ・・・!!!

 

 

もっとこう田舎の小さな歯医者で

こじんまりしてぎゅうぎゅうして

ちょっとこ汚い感じの方が安心するのは何故だろう・・・

 

空気清浄機で綺麗にされた空気を吸い込んでいるうちに

段々頭痛がしてきた

 

 

 

やべぇ

 

 

合わねぇ・・・

 

 

 

何とも言えない気持ちで座ったまま

ピクリとも動けずに固まっていると

予約の時間よりも20分も早く到着してしまったのに

10分ほどですぐに名前を呼ばれて通された

 

 

 

診察室も広い・・・!!!

 

 

どこに座ったらいいのか分からず迷子になりそうになりながら

女性歯科医に案内されて席に座る

 

 

女医「〇〇歯科さんで親知らず抜く事になって

   こちらを紹介されたって?(にっこり)」

 

 

まだ若く見える女性歯科医だが

非常に愛想が良く

はきはきと喋り

好感が持てる雰囲気だ

 

 

私「はい

  そうなんです」

 

女医「痛みがあって気付いた?」

 

私「いいえ

  痛みも腫れも一切無く

  次に治療する歯の確認をしていた際に

  虫歯になっている事が分かったという次第です」

 

女医「ちょっと見せてくださいねー」

 

 

大きく口を開けると

一瞬で確認が終了

 

 

女医「なるほど

   治療はもう一人の先生がするので

   ちょっとだけ待っててくださいね~

   あ、ちなみに抜くつもり・・・なんだよね?」

 

私「はい、そのつもりです」

 

女医「ふふふふ~

   おっけー」

 

 

 

何それ・・・?

 

 

すると入れ違いに男性の医師がやって来た

 

この人が

いつも通っている歯医者の先生のお友達で

助手さんの通っていた専門学校の先生のようだ

 

 

先生「こんにちはー!

   ごめん!もう一回ちょっと見せてねー!」

 

私「はーい」

 

 

確かに

助手さんが言っていた通り目がぎょろっとしている

 

 

先生「昨日〇〇先生と会って

   レントゲン見せてもらったんだけどさー

   あれルカさんも見た!?ちっさ!って!

   あんな写真じゃわかんないよねぇ!」

 

 

 

 

先生「もっと良い機械入れて欲しいよもー!

   そんで写真くれって言ったのにくれないしさぁ!

   だからもう一回だけレントゲン撮らせてね!」

 

 

昨日会った・・・?

 

いつも通っている歯医者の先生から

「仲が良いんだ」とは聞いていたけれど

想像以上に仲良いじゃん!!!?

 

すげぇな歯科医ネットワーク!

 

 

話が早くて最高じゃん!

 

 

レントゲン室に通された私は

これまで見てきたレントゲンの機械とは

全く異なる・・・近未来の機械に驚きを隠せなかった

 

 

口いっぱいにプラスチックの変なのを突っ込まれて

それを噛む必要も無いし

 

ただちょっと口を半開き状態で突っ立ってるだけで

巨大な機械が私の周りをぐるぐると

「キュィィーーーンキュンキュンキュンキュン」

という不思議な音を立てながら回って

 

あっという間に完了

 

 

これまで私が経験してきたレントゲンって一体・・・

 

 

 

驚く事が多過ぎて動揺しながらふらふらと席へ戻ると

女医さんがノートを持ってやってきた

 

 

女医「とりあえず抜くという事にしたとして・・・

   いくつか条件があるんだけども

   いつがいいかなぁ・・・」

 

私「早ければ早い方が良いですね

  パパっと終わらせてしまいたいので」

 

女医「えぇぇー・・・うぅーん

   翌日も来れる日程で

   その一週間後にも来られる日程だと

   いつがいいかなぁ?」

 

私「最速でいつでもいいです

  今現在無職なのでいくらでも都合を付けられます」

 

女医「えぇ・・・そうすると・・・・・・

   明日の11時?」

 

私「あぁ良いですね

  お願いします」

 

 

その時

席に設置されたモニターにドーン!と

レントゲン写真が映し出された

 

 

女医「あぁー・・・

   うぅーんいや・・・でもあれだから

   先生の話聞いたらもしかしたら

   やっぱりやめますってなるかもしれないから!」

 

私「そんな人居るんですか?

  (何の為にここ来てるのそいつ・・・)」

 

女医「うーん・・・これはなかなか・・・

   これから先生から説明あると思うけど

   結構凄い怖い話をされると思うんだ

   こうなってくると・・・割と皆虫歯の治療だけする

   って考え直す人多いかなぁ・・・」

 

私「はははっ」

 

 

馬鹿を言うんじゃないよ

 

男に二言はねぇと言いつつ二言があったり

女に二言はねぇと言いつつ二言があったり

 

そんな事はあるかもしれねぇが

 

 

私に二言はねぇんだよ!!!

 

 

再び先生がやって来た

 

 

先生「さぁー怖い話するよぉー!」

 

 

っしゃぁばっち来い!

 

折れるもんなら私の心を折ってみな!?

 

 

先生「まずこのレントゲンを見て欲しいんだけど

   歯茎から上に出ている歯の部分がこれ

   全体の10分の1程度ね」

 

私「はい

  切開ですね」

 

先生「横向きにこう生えていて

   分かりにくいけど骨に埋まってます」

 

私「はい

  骨を削る必要があるという事ですね」

 

先生「おぉうん

   そしてここに白い線が通ってるんだけど」

 

私「うむ・・・血管と神経ですかね」

 

先生「よく分かるね!?」

 

 

まぁ・・・

これまで色々やって来てますから・・・

都度知りたい事は聞いてたし・・・

 

 

先生「見ての通り非常にこの歯に近い!」

 

私「神経を刺激する可能性が高い」

 

先生「そう!

   そうすると痺れが残る事もあります!」

 

私「最大でも数か月くらいで収まるんですよね?

  触るともやもやっとした気持ち悪さがある痺れ

  ですよね」

 

先生「んん!!!?

   なんかやった事ある!?」

 

私「神経のやつは右手で一度・・・

  動かないとかそういう事は無いけれど

  触れても軽く麻酔がかかったような奇妙な感覚がありましたね」

 

先生「あぁーそうだね

   そういう感じの症状だね

   表情が崩れるとかそういった事は無いんだけど

   今まで僕が診てきた中だと

   最長で半年その痺れが取れなかった

   って人も居るんだよね」

 

私「まぁでも治療の為ですし仕方ないですよね

  一生治らないって訳でもないし良いです良いです」

 

先生「・・・・・・・・・・・・

   後は骨を削るし切開するから

   痛いしほぼ腫れる」

 

私「はい(そりゃそうだ)」

 

先生「腫れない人は100人に1人居るか居ないか

   って確率だから腫れる事は覚悟して欲しいかな」

 

 

よくよく考えたら

幼い頃に小指を骨折していた時も

腫れてないから変色するまで気付かなかったんだよなぁ・・・

 

やっぱ腫れない体質なんじゃないかと思ってんだけど・・・

 

まぁその辺りは

実体験としてブログ記事に出来るから

腫れたら腫れたでそれもおいしい・・・

 

 

先生「血が止まるまで1日

   2~3日は激痛だし

   ぐじゅぐじゅの状態が1週間は確実に続きます

   傷口が塞がってくるのは大体2週間くらいしてから

   何かがぶつかっても大丈夫!ってなるのは

   3週間~4週間くらいが経過してから!」

 

私「おっけーです」

 

女医「んっふ!?」

 

先生「・・・うぅーん説明は以上なんだけど・・・

   質問は・・・?」

 

私「いえ特に・・・あ、誓約書とか書く感じですか?」

 

先生「・・・いや!要らないね!

   っていうか全然大丈夫そうだね!?

   なんか慣れてんなぁ・・・

   えっ、明日?明日とかって言ってた!?」

 

私「あ、本当に明日良いんですか?

  もし可能なら明日是非お願いしたいんですけど」

 

女医「わー!度胸あるぅーーー!」

 

先生「いやぁ久しぶりだねぇこういう患者さんも!

   気持ちいいね!」

 

私「肉体の傷はいずれ直りますからね」

 

 

そう

 

肉体についた傷なんて

時の経過とともに傷口が塞がってくるものじゃないか

 

正直そんなものは全然気にならない

 

 

子供の頃に父にぼっこぼこにやられた

心の痛みと屈辱に比べたらなんでもねぇんだよ!

 

メスで身体を切り刻まれようと

機械に指を挟まれようと

心まで傷付いた事なんか無かった!!!

 

私は肉体に傷を負う事より心を傷つけられる事の方が

よっぽど怖いわ!!!

 

 

 

後は単純に

 

こういう治療系の痛みが好きっぽい気がする

 

採血で失敗して針をぐりぐりされるのとか

切開されるのとか

なんか・・・割と・・・

好きか嫌いかで言ったら・・・・・・・好き!

 

じゃなかったら自分で

安全ピンを刺してぶっつぶつピアスの穴開けたりしないよなぁ・・・

 

どっか頭おかしいんじゃないのかなぁ・・・

 

 

先生「でも本当に痛いよ?」

 

私「痛いのは治療の為なら仕方ないですし

  痛い痛い言ってたって痛くなくなるもんでもないですから

  その辺は全然問題ないですね

  (むしろどんだけ痛いのよってわくわくしちゃうから

   これ以上脅さないで)」

 

先生「よっし!良いね!

   じゃあ明日よろしくね!!!」

 

私「よろしくお願いしまーっす!!!」

 

 

と言う訳で

 

この記事を書いている明日には

 

 

切開して骨削って歯を分割して取り出しまーっす!

 

 

 

久々の痛いの楽しみだなぁー!!!