天国と地獄のはざまで

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

先日

あれこれ慌ただしい日があり

ほぼほぼ寝ていない状態で

「見付けたら買って置いて欲しい」と母に依頼していた物を取りに

実家へ立ち寄った

 

 

到着したのは15時頃

 

家の中には両親もそうだけれど

猫達も居なかった

 

 

そうかぁ・・・

猫ちゃん用のおやつ買ってきたのになぁ・・・

 

猫の餌をしっかり補充して

水を綺麗な物に取り換えて

 

いざ!

仮眠!!!

 

 

ソファーの上に毛布を用意して

ぐるぐる巻きになり

うさぎちゃんのアイマスクを装着した私は

母が帰宅するまでちょっとひと眠りさせてもらう事にした

 

 

あぁー久しぶりの睡眠だなぁ・・・

 

あっと言う間に睡魔が・・・

 

 

と思ったその瞬間

 

 

ミルク「ミャーーーン!」

 

 

どうやら私の車の音を聞きつけて帰って来てくれたらしい

 

 

私「お、お帰りー

  足綺麗にしたらご飯とおやつにしましょうね~」

 

 

ミルクの身体を綺麗に拭き

ミルクが納得するまで抱っこ状態で愛で

ご飯とおやつを食べて納得した様子のミルクを見て

 

再度仮眠を取ろうとした私

 

 

ソファーに寝転がり

目を閉じる

 

ふぅー・・・

やっと寝れる・・・

 

 

・・・が!

 

 

ミルク「ニャァ!ニャァ!」

 

私「んぇ・・・?

  な、なにミルク・・・どうしたの・・・?」

 

 

アイマスクを付けているので

ミルクの顔は見えないけれど

私のすぐ横でひたすら鳴いている事は分かる

 

 

適当に手を伸ばしてミルクを探し

適当に撫でる

 

もう眠くて眠くて

とにもかくにもちょっと寝たい・・・!

 

 

しかし

そんな私の本心を見抜いたのか

ミルクの鳴き声は激しさを増す一方

 

 

ミルク「ミャァ!!!

    ミャァァーーー!!!」

 

私「わ、分かった分かった!

  よしよし抱っこね!よーしよし!」

 

 

ミルクを抱きながら撫でていると

その体温でなお一層眠気が襲ってくる

 

 

私「もういいかい・・・?

  私はもう駄目だ・・・寝かせておくれ・・・」

 

 

ミルクをキャットタワーのベッドに乗せ

寝かしつけた私は再びソファーに寝転がった

 

 

もう・・・

 

駄目だ・・・!(ガクッ)

 

 

一瞬にして眠りについた私

 

 

・・・が!

 

 

ミルク「ミギャァァ!」

 

 

えっ!!!?

 

びっくりして目を覚ましたけれど

どうやらミルクは

 

「あんたが構ってくれないなら出て行ってやるんだからね!」

というような事を言ったのかな?

 

凄い勢いで地下への階段を駆け下りて出て行ってしまった

 

 

・・・いや・・・

さみしいけれど今日はちょっとでも寝たかったし・・・

気を付けて行ってくるんだよ・・・?

 

びっくりして目を覚ましたせいか

なかなか寝付けず

10分ほどしてようやくウトウトしてきたその時

 

 

ミルク「みゅぅ~ん」

 

 

・・・なんか

いまだかつて聞いた事が無いような

物凄く可愛い鳴き声で鳴いている・・・

 

 

ミルク「みゅぅ~ん

    みゅぅ~ん・・・」

 

 

何だよもー!

 

寝たいのにそんなに可愛い声出されたら

寝てられないじゃないかー!

 

 

私「んん?

  なしたのミル」

 

 

ソファーから身体を起こして

ミルクの声がする所をのぞき込んだ私は

 

 

発狂した

 

 

私「うわぁ!

  ミルク駄目でしょ!!!

  そんなのとってきたら駄目ぇ!!!」

 

 

ミルクは何と

 

私の気を引こうとしたのか

 

 

ネズミを咥えて戻って来ていた

 

 

まだ生きていたなら外へ逃がしてやろうと思ったけれど

ネズミはもう既に絶命状態

 

 

私「ミルク・・・分かった・・・

  いっぱい遊んであげるから

  ネズミとってくるのはやめておくれよ・・・!」

 

 

20分ほど撫でていると

ミルクはようやく納得したのか

自分からキャットタワーの寝床へ入り

アンモナイトのような状態になって眠りについた

 

 

あぁ・・・!

 

ようやく寝られる・・・!!!

 

猫は可愛いけれど

ミルクは甘えん坊さんだから寝かせて貰えないのがちょっと辛いなぁ

 

いや癒し要素の方が強力なんだけどね!?

 

でも癒しだけじゃ人間生きていけないから!

 

睡眠も必要だから!!!

 

 

ようやくこれで眠れる・・・

そう信じてソファーに寝転がった私

 

目を閉じると驚くほどすんなりと夢の中へ・・・

 

 

と思ったら!!!

 

 

ミルク「ニャァ!」

 

 

ミルクが私の左肩に両手をかけ

何故か爪を出して引っ掻いてくるじゃないか・・・!

 

 

私「イダイイダイイダイッ!

  えっ何!?なんで!?

  どうしたの!?」

 

 

アイマスクを外してミルクを見ると

つぶらな瞳で私をジッと見ている

 

 

私「ミルク・・・私はね・・・

  もう限界なんだよ・・・

  もう17時になりそうじゃん・・・

  うとうと状態から起こされ続けて2時間も経ちそうじゃん・・・

  昨日から一睡もしていない私にとって

  幸せだけど辛い拷問だよこれは・・・」

 

 

そんな事をミルクに語りながらも

うとうとうとうと・・・

 

 

の瞬間

 

 

ミルクが私の胸部に飛び乗ってきた

 

 

私「ごっふ・・・!」

 

 

目を開けると

私の胸部で顔をペロペロし始めるミルク

 

 

あ・・・そう・・・

何が何でも私を寝かせない方針ね・・・

 

分かった分かった

撫でましょう

心行くまで撫でましょう

 

 

はぁ・・・すっげー重い

心筋梗塞起こしそうなほど重い

けどモカやココアよりは軽いし・・・

 

何よりこの体温の温かさが堪らなグゥ・・・

 

 

しかし

ミルクはこれだけでは許してくれなかった

 

私が撫でるのをやめると

その瞬間に爪を出した手で

私の手を引っ掻いてくる

 

 

ミルク「ナァ!(撫でろ!)」

 

私「んんん・・・」

 

 

ミルク「ナァ!(休むな!撫でろ!)」

 

私「んぐぅ・・・」

 

 

ミルク「ナァ!(撫でろって!)」

 

私「ぐぅぅぅっ・・・」

 

 

可愛いけども・・・!

最高に幸せだけども・・・!!

最高に辛くもあるぅぅーーー!!!

 

お前は地獄の鬼よりも拷問がうめぇなおい!!!

 

 

これが18時まで繰り返し続き

 

母が帰宅した

 

 

母「あ、寝てたの?」

 

 

寝てねぇよ・・・!!!!!

 

この状況で寝られると思うか・・・!?

 

 

ちなみに

最近母もソファーで寝ようとした所

 

足にモカ

腹部にココア

胸部にミルクが乗って来て

完全に金縛り状態でほぼ一睡も出来なかった事があったらしい

 

 

うぅぅぅ・・・!!!

 

それはそれは大層幸せそうだけど

 

 

睡眠妨害が凄過ぎてこの家には住めねぇぇえ!!!