幸せそうなんで微笑ましいです

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

毎週歯医者に通っているにも関わらず

根の治療とやらが一向に終わる気配が無く

 

もう一生

毎週ここを掘られ続けるんじゃなかろうか・・・

 

と不安になってきた私でございます

 

 

先生も毎回

「・・・・・・はぁ~~~!」と深呼吸をしつつ

時に唸りながら治療をしているし

 

治療をした後絶対すげー腫れる

 

 

多分これは痛いはずだ

 

痛みに尋常じゃないほど鈍感な私だから

全く痛みに気付かず

「痛くなかった?」と先生に聞かれても

「あぁ全然痛くなかったですー」と答え

「・・・そんなはずないんだけどなぁ・・・今も腫れてるし・・・」

と言われる羽目になっているけれど

 

普通の人だったら「痛い!」って言うやつだ

 

 

 

え?

 

ねぇ私の歯の根とやら大丈夫?

 

そんなにも厄介ならもういっそ歯ごと抜いちゃって

差し歯にしちゃってもいいよ・・・?

 

この歯が虫歯になった時

仕事が忙しくて歯医者に通えないような状況に陥っていたとは言え

結局すぐに歯医者へ行かなかった私の自業自得な訳だし

「ルカさん諦めてくれ!」

って言われても全然かまわないんだけどなぁ・・・

 

 

 

そして

歯医者帰りの食堂通いもすっかり習慣になってしまった私

 

 

最初に食べたのが天ぷら蕎麦で

2回目に食べたのが焼き魚定食で

3回目に食べたのがカツカレーで

4回目になる今回はお刺身定食!

 

 

・・・うん

 

今までどれもこれも美味しかったんだけど

お刺身定食だけはちょっと失敗したかも知れない

 

冷凍焼けかなぁーーーー・・・!

 

トラウマになるレベルでちょっとアレだったぁー!

 

 

でも

店主であるお婆ちゃんとも

材料を運んでくるお爺ちゃんとも

もうすっかり仲良し

 

この日は釣りと山菜採りの話題で盛り上がっていた

 

 

爺「今の時期はイカが良いんだよ!

  これほら

  新聞の幅に合わせて仕掛け付けてんだけど

  ライト持って行ってこれで釣るんだ!」

 

私「へぇー!!!

  昔投げ釣りはやってたんですけど

  波酔いが凄くて駄目なんですよねぇ~」

 

爺「あらそう!?

  面白いのに~

  俺はもう何年も前から山が駄目だからなぁー

  足腰が悪くてもうなぁー」

 

私「山菜採りの合間に出来る狩り系って

  釣りくらいだから釣りやりたいんですけどねぇー!

  海も川もあって立地としては最高なのに

  いかんせんすーぐ酔うもんだから・・・」

 

婆「ふふふっ

  そんなに色々やったら忙しいじゃない」

 

私「そーなんですよぉー!

  趣味が多いと忙しいんですよねぇー!」

 

爺「なぁー!

  寝てられなくなるもんなぁー!

  でもなんっか採ってたいんだよなぁ!?」

 

私「そぉーーーーなんですよ・・・!

  分かって頂けますか!?

  朝の5時から目ぇ覚めて居ても立ってもいられなくなるやつ!

  なんでもいいから何か自然の物を採りたい・・・!」

 

爺「わーかるわーかる!!!

  俺も若い頃はそうだったもんなぁ!

  いや今だって足腰が調子よければ俺だってなぁ!」

 

婆「あんたなんて今山入ったら

  帰って来られなくなるわよ」

 

爺「いっひひひ!

  姉さんもクマに気ぃつけないと!」

 

私「ねぇークマには敵わない気がしますよねー」

 

爺「後はあれだ

  マムシとな!」

 

私「マムシも居ますよねー

  春は結構気付きにくいから注意してるんですけどねー」

 

婆「あれ、前にあっちの爺さん

  噛まれたじゃない」

 

爺「お?あぁーそうだそうだ!

  草だと思って掴んだらマムシだったっつってな!」

 

 

そんな会話をして盛り上がっていると

店のドアが開いた

 

 

爺「・・・いらっしゃーい」

 

男性「あ、こんちはー・・・」

 

 

入って来たのは作業服を着た若い男女

 

雰囲気からして夫婦ではなさそうだ

 

 

二人は店に入って来て

店内を見回した後

落ち着かない様子で立ったまま中央辺りに居た

 

 

なるほど

初めてのお客さんか

 

私もこの間初めて入った時はこんな感じだったかも・・・!

 

 

恐る恐るカウンター席に腰かけた男女は

女性がすぐに立ち上がり

「ちょっとトイレ」と言って

トイレに向かって歩いて行った

 

女性が戻って来ると

今度は男性がトイレ

 

 

そして

戻って来た男性に女性がこう言った

 

 

女性「ねぇ~蛇口~可愛かったねぇ~」

 

男性「ん?」

 

女性「な~んかぁ~

   こぉーんなぁ・・・変わった形しててぇ

   あんなのぉ初めて見たぁ~んふふふー」

 

 

蛇口・・・?

 

 

男性「蛇口・・・・・・

   あぁ水出す時に回すやつ!?」

 

女性「んそぉだよぉーーーーー!

   あんなの見た事ないにょー!」

 

 

・・・敢えてここでは

女性のこの喋り方には触れぬ

 

強いて言うなら

この女性の声は

 

非常に鼻にかかった声で脳内再生して頂きたい

 

 

 

トイレの蛇口のひねる所・・・

 

そんな変わった形してたかなぁ・・・?

 

 

一度だけトイレを借りた時に見たけれど

別段変わったものでは無かった気がする

 

 

こんなのだった

 

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これにはお爺ちゃんもすかさず反応

 

 

爺「え?トイレの蛇口変だった?」

 

男性「いや、回す所回す所」

 

 

お爺ちゃんがトイレの方へ向かって歩き出すと

男性もその後をついて行った

 

 

爺「え?これが珍しいの?」

 

男性「うん!見た事無い!」

 

女性「見た事なぁ~~~いっ!」

 

 

え・・・?

 

ま・・・マジで?

 

 

そんなバカな・・・!

 

男女は20代半ばくらいだろうか

 

私と10歳くらいしか離れていないように見受けられる

 

それなのにそんなに違うなんて事ある!?

 

どっか都会からこの田舎に引っ越して来たとかじゃなくて!?

 

 

その辺の家なんて

いまだにトタン屋根の平屋で

煙突が飛び出している所だけ壁の塗りの色が違っていて

夜になると煙突から煙が出てるところを見ると

お風呂がいまだに薪タイプの家だって存在しているんだぞ・・・!?

 

ほらよく見てみろよ!

家の横に薪を置く為の小屋みたいなのがあるだろ!?

 

 

そんな家が多く残るこの地域で

このタイプの蛇口が珍しいなんて・・・!

 

 

あまりの衝撃に

思わず目を合わせる私とお爺ちゃん

 

(まさかよ・・・!)

 

 

まぁ

帰宅してから

 

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この画像を探すのに非常に手間取ったというか・・・

 

「昭和の蛇口」と検索しないと出て来なかった時点で

マジで珍しい一品なんだと思う

 

へぇーーーー!!!

 

 

これって今では珍しいんだー!?

 

 

面白い事聞いたなぁー!

 

 

きっと私にとって身近な物の中にも

もっともっとたくさんの

「若い世代には分からない物」があるし

 

ご高齢の方々にとっては身近な物でも

私が知らない物も世の中には溢れているのだろう

 

 

そういうのを知るのが楽しいから

ご高齢の方々と接するのが楽しいってのもあるんだよねぇー!

 

 

へぇーなるほどなぁー・・・

 

 

刺身定食を必死に息を止めて喉に流し込みながら

新たな発見に感心していると

 

 

女性「あたしぃー

   やちゃいらーめんひとっちゅ!」

 

 

・・・言うぞ

 

2,500文字書くまで敢えて触れなかったけれど

私は今こそ言うぞ

 

 

 

おっ前どんだけ猫かぶってんだよぉおお!!!?

 

 

その男が好きなのは分かるけど

・・・いや好きなのかどうかは知らんけども!

知らんわ!

すまん!そこまでは知らんわ!!

 

 

でもそんなに猫被ってたら

続くもんも続かねぇからなぁ!!!?

 

 

男性「じゃあ俺もやちゃいらーめんひとちゅ!」

 

 

まんざらでもねぇじゃねぇか・・・!!!

 

 

お似合いだよどうぞ末永くお幸せに・・・!!!