あの真顔の人はきっとドS

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

先日も

すっかりお気に入りの歯医者さんへ行った私なんですが

 

ちょっと最近心配になってきた

 

 

あの

 

 

もう『根の治療』とやらに

6時間くらいかかってるんですけど

大丈夫なんですかね・・・?

 

 

その治療をする事になった経緯としては

5~6年ほど前に行った歯医者さんで

歯の根の治療を行い

 

その処置があまりよくなかったのか

治療をして貰った半年後くらいから

膿溜まりが出来てしまって

疲労が溜まると同時に歯茎が腫れて

痛い事になるようになった

 

今回の歯医者さんで

その治療をやり直して貰う事になった

 

 

こういった経緯で

その歯の部分を丸ごと全部やり直し状態なんですが

 

 

治療している間

 

先生何度も唸るんですよ・・・

 

 

先生「う~~~~~~~ん・・・」

 

先生「っかしいなぁ・・・・・・」

 

 

え?

 

なになに?

 

今までこんな様子の先生見た事無かったけど

一体どうしちゃったって言うの?

 

根の治療と言われても

一体何をどうされているのかさっぱり分からないけれど

そんなになんか・・・こう・・・

厄介な状態になっているんですか?

 

 

更に

 

 

先生「スゥーーーー

   ・・・・・・・・・

   はぁーーーーーーー

   よし!」

 

 

口に手ぇ突っ込む前に深呼吸して

気合いまで入れてる・・・!!!

 

えぇ!?

 

気になる!

 

 

 

根の治療を始めた初日は

先生も唸ったりしなかったんだけれど

 

その初日が2時間半かかったのかな

 

 

次の回から先生が唸り始め

2回目で1時間半費やして

 

今回

先生は唸りと深呼吸を何度も繰り返しながら

2時間かけて治療をしていた

 

 

一体何をやられているのか分からないけれど

ほっそい針みたいなのを何度も

歯にぶっ刺しているような気がする

 

 

そしてこれがたまに

すっげー痛い

 

 

私「ビックーーーーン!!!」

 

先生「あぁごめんなさいね!!!

   今痛かったね!?

   一番奥まで刺しちゃったから・・・!

   もうしないからね・・・!」

 

 

良い・・・

良いの・・・!!!

 

先生がそうするというのなら信じて我慢するから

やりたいようにやって・・・!!!

 

 

その間にも

もちろん他の患者さんはやって来る

 

どんどんどんどん患者さんが入れ替わる

 

 

先生「ちょっと待っててね」

 

 

助手さんや衛生士さんが

他の患者さんの歯の状態をチェックして

先生の処置が必要な場合は

 

『どの歯がどういう状況』

 

という事を伝えて

 

先生は治療しながら指示を出したり

必要があれば先生が直接患者さんの所へ行き

一応どういう状況なのかチェックし直し

処置を行う

 

という流れ

 

 

これがまぁー早いんだ

 

 

婆「何だかここ最近

  急にかみ合わせ悪くなっちゃって・・・」

 

先生「うーん・・・なるほどね・・・」

 

 

キュイーーーーーーン

 

 

先生「ちょっと噛んでみてぇ~」

 

婆「・・・・・・・・・あら!!!?

  凄い!これよこれ!

  あら!本当に凄いわ!治ってる!

  こんな一瞬でどうして・・・!?」

 

 

先生が行って

ものの2分で解決

 

 

なのに

私の治療にだけ

こんなに時間を割いているなんて・・・!

 

先生!

私の歯が厄介ですみません!!!

 

(気になってネットで調べた所

 奥歯の治療だと1本3~4回くらいかかるもんなんだとか

 以前の歯医者で2回(1回30分くらい)で

 終わった事自体おかしかったんだなぁ)

 

 

そしてこの先生

 

本当に心が優しい

 

 

これまで私は歯医者へ行く度に

 

『歯医者って職業は

 ドSじゃなきゃなれないのかな?』

 

と思うくらいに

人に痛みを与えても平気な顔をしていたり

人に痛みを与えながら笑みを浮かべる歯医者さんにしか

遭遇した事が無かったんだけれど

 

 

この先生は

私が痛そうにすると

 

心底辛そうな表情を浮かべる

 

 

先生「ごめんなさいね・・・!!!

   (本当はこんな酷い事したくないのに!みたいな顔)」

 

私「んぁ・・・・・・・」

 

 

いやごめんなさい・・・

我慢出来なくてビクッ!としちゃってごめんなさい・・・!

 

 

この日も根の治療を行い

2時間が経過

 

 

先生「ふぅーーーー・・・・・・

   えっとね

   今日も根の治療をしたんですけど・・・

   今日は大分神経を刺激しちゃったから

   凄く・・・痛くなると思います・・・」

 

私「はい!」

 

先生「鎮痛剤出しておきますね」

 

私「あ、要らないです」

 

 

この瞬間

先生が私を「ハァ!?」と驚いたような顔をして

止まった

 

 

先生「・・・・・・・・・」

 

私「・・・・・・・・・」

 

先生「今日は・・・神経を大分刺激したので

   腫れて痛くなると思います

   鎮痛剤を出しておきますね・・・?」

 

 

2回言ったーーー!!!

 

 

私「あ、いやあの

  鎮痛剤は不要です(にこっ)」

 

 

こちらも負けじと2回言う!

 

 

先生「いや・・・

   多分すっごく痛くなると思うよ?

   鎮痛剤・・・

   じゃあ電話してね!?

   何時でも電話に出るし対応するから

   痛くなったらすぐ電話してね!?」

 

 

お・・・おおぉ・・・

 

なんて心優しい慈愛の先生なんだ・・・

 

 

私「いえ

  継続的な痛みはいくらでも耐えられるので

  大丈夫です(にこっ)」

 

 

そう

 

瞬間的な痛み(紙で指を切ったその瞬間とか)には

思わず「ギャッ!」ってなっちゃうけど

 

骨が折れましたとか

完全に縫うレベルの傷を負いましたとか

そういうのは全然平気なんですよね

 

「痛くて当たり前」の状況下での痛みには

いくらでも耐えられちゃう

 

 

幼少期にたくさん怪我を負ったけれど

泣いてもわめいてもどうにもならず

助けてくれる人も居ない状況に陥り

黙って自分で傷口を洗って応急処置をするしか無かった

 

という経験の効果が

良くも悪くも出ているのでしょう

 

「殴られたり怪我をしたら痛いのは当然で

 これは治るまで耐えるしかないのだ」である

 

 

けど

 

 

先生「耐えられ・・・あ・・・そう

   うん

   じゃあ・・・えっと・・・

   耐えられなかったら電話してね

   それじゃあ今日の治療はこれで終了です」

 

私「ありがとうございました!」

 

 

先生はちょっと私から離れてから

 

 

笑い出した

 

 

先生「どういう事なんだろう・・・!

   うっふふふふ!」

 

 

え!?

 

何!?

 

何がそんなにおかしかったの!?

 

先生のツボが分かんないんだけど!?

 

 

 

それと

最近入った助手さん・・・なのかな

 

一人すっごい無表情の人が居る

 

 

治療中目を瞑っていて

急に痛みが走った時なんかに

 

ビクーーーン!として目をカッと開いた瞬間

 

 

真顔で私を見下ろしているあの助手さんと

滅茶苦茶目が合って

そのまま真顔で私を見下ろし続けている様が

とてつもなく気まずいんだけど

 

 

あれ

 

 

何とかなりませんかね・・・!?

 

 

 

ちなみに

この後マジで歯茎がぼっこり腫れて

多分結構な痛みだったんだけど

 

(これは何かに集中していると良さそうだな)

 

と判断してナンプレを3時間ぶっ続けでやっていた所

 

 

気付いたら腫れが引いていた

 

 

ナンプレの鎮痛効果すげーーー!!!