比較対象がヤバ過ぎて

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

先日から

寝不足状態でもレジン作品を作り続けてしまう

という記事を書いた後

 

寝不足はよろしくない!

と思い

しっかり睡眠時間を確保した所

新たな事実に気が付いた

 

 

『寝れない』

 

 

起床している時間は随分と長いんだけれど

そもそも肉体的な疲労がほぼ無いんでしょうね

 

首だの肩だのは確かに凝ってくるんだけれど

運動量が圧倒的に少ないせいか

これっぽっちも寝れやしない事に気付いてしまった

 

右向いても寝れず

左向いても寝れず

枕に顔面を突っ込んでも寝れず

 

むしろどんどん頭が冴えて行く一方

 

 

どうやら私

起きている時間はやたら長くて

明らかに寝不足

と思っていたけれど

それで良いのかも知れない

 

首がカクンカクンするくらいまで起きていて

そこから寝ても充分なくらいにしか

身体は疲れていないのかも

 

 

今度は

無理し過ぎない範囲で

「眠くなってきたら寝る」を実践しよう!

と考え

ずーっと置き続けていた

 

そして迎えた午前9時頃

ちょっと寝てみようかな

とロフトへ上り

毛布にくるまったその瞬間

 

電話が鳴った

 

ディスプレイを見ると

私が通っている歯医者さんからの着信である

 

 

あれ?

今日は予約の日じゃないんだけど?

 

 

私「はいもしもし」

 

女性「もしもしー

   10時半から予約していた方がキャンセルされたので

   もしお時間大丈夫でしたらいかがでしょうか?」

 

 

え!!!?

 

この歯医者さんには

そんな親切システムがあるの!?

 

素晴らしくない!?

 

 

行く行くぅーーーー!!!

 

 

私「行きます!すぐに!

  あっ、違うか

  10時か」

 

女性「はいーでは10時にお待ちしてますー」

 

 

予約が常にいっぱいで

どう足掻いても週一ペースだと聞いていたけれど

このシステムは親切で素晴らしい!

 

私みたいな時間の自由が利き過ぎる人には最高ですね!

 

 

電話で眠気が吹っ飛び

すぐさま歯医者へ行く支度を整えた私

 

時間通りに歯医者へ到着した

 

 

女性1「今お母様も治療中ですよー」

 

私「えっ、あっそうですか

  来てるんですか」

 

女性1「ちょっと覗いてみますかー?」

 

 

覗いて見た所で何も得る物もないけれど

せっかく可愛いお姉さんがこう言ってくれたんだし

ちょっと見てみるか・・・

 

ドアを開けて指示された椅子を見ると

 

 

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私「アザラシみてぇだな」

 

女性1「えっ・・・あははは」

 

私「つま先なんであんな尾びれみたいに開いてんだ」

 

 

・・・え?

もしかして私も治療中あんな感じになってるの?

ちょっと注意してピンとしておこう・・・!

 

 

 

すぐに私の順番が回って来て

まずは前回薬を塗って貰った

知覚過敏の具合を確かめる

 

 

女性1「エアー当てていきますよー

   しみませんかー?」

 

私「ふぇんふぇんふぁいふぉーふふぇふ

  (全然大丈夫です)」

 

女性1「ほんとですか!?

   凄いですね一度でこんなに効く人も

   なかなか居ないんですよー

   塗ったその日とかも大丈夫でしたか?」

 

私「あ!はい!

  アイス食べてみたんですけど

  ガリガリかじっても痛くなかったんですよ

  今まで舌の上で溶かしながら食べてたんですけど

  冷たい物を噛めるって素晴らしいですね!

  もう気分最高でした!!!」

 

女性1「そうですかー!

   わぁー良かったー!」

 

 

うん!

今日も超可愛い!

 

 

私「あははは」

 

女性1「うふふふ」

 

母「ふがっ!!!?」

 

 

・・・え?

 

 

カーテンで仕切られたすぐ隣から

母の叫び声が聞こえた

 

 

母「ふぁんがふぇごがっ!?あげっ!?

  (多分「何か声が!?あれっ!?」)」

 

女性2「あ、そうなんです

   今娘さんが隣にいらっしゃいます

   声聞こえました?」

 

母「ふぇげげっ!!!?

  (多分「娘!!!?」)」

 

私「そうなんです隣に居ますよー」

 

母「ふぁがー・・・

  (多分「あらー」)」

 

 

母はしばらく大人しくなり

お互いの治療が一旦落ち着いた際

仕切られていたカーテンが開けられた

 

 

母「あんたも来てたの」

 

私「予約キャンセルになったからって電話くれて」

 

母「あーそー?」

 

私「あんた寝てるとアザラシみたいだよ」

 

母「え」

 

私「あ、あとで実家寄ります」

 

 

ひとしきり会話をし終えた頃

先生がこちらへやって来た

 

 

先生「今日は麻酔打って

   右上の歯を削って埋めますから

   でねぇ銀歯被せるのが頑丈で良いんだけど

   ルカさんの場合笑うと奥の方の歯まで

   綺麗に見えちゃうでしょう?」

 

 

そうなのよ

 

口がデカいからね

 

 

汚くて誰にも見せらんねーほんっとしょーもない特技だけど

自分の握りこぶしそのまま入るからね

 

 

先生「この歯に銀歯被せたら

   ちょっと見えちゃうと思うんだよね

   だから銀歯より頑丈さでは劣るけど

   歯と同じ色のやつで塞ぐから」

 

私「ありがとうございます!!!」

 

先生「じゃあ麻酔打っちゃいます」

 

 

ここで私は身構えた

 

 

以前の歯医者で麻酔を打つと言ったら

そりゃーもう大事だった

 

たった1本の歯の治療の為に

3本くらい麻酔打ったのかなぁ・・・

 

その麻酔の注射がもう痛いのね!

 

えぇ!?

これなんか顎外れそうなほど痛いんだけど大丈夫!?

ってびっくりした

 

その後は唇までベロンベロンになって

(実際にはベロンベロンにはなっちゃいないけれど)

よだれが勝手に垂れてきちゃうくらい

麻酔が変な所に効いちゃって

 

なのに治療箇所は麻酔が全然効いていなくて

めちゃくちゃいてぇ!っていうね・・・!!!

 

 

あの恐ろしい歯医者を経験済みですから

そりゃぁ身構えもするってなもんである

 

 

なんだけど

 

先生は私の歯茎に脱脂綿を突っ込み

数秒後に何の痛みも感じないまま

麻酔を1本打ち

 

その直後にはもう完全に

治療箇所に麻酔がかかっていた

 

 

 

これもう完璧に麻酔かかってるわ・・・

 

 

先生「どう?効いてる感じする?」

 

私「はぁもうそれはそれは完璧に・・・(びっくり)」

 

先生「もうちょっと待つから

   その間に歯石取りして貰うからね」

 

私「ふぁーい・・・(呆然)」

 

 

麻酔からしてレベルが違う・・・

 

 

比較する相手(以前通っていた歯医者)が悪い気がするけれど

もうここまで凄い腕前を見せつけられると

この歯医者でなら何をされても良いような気がしてきた

 

好き放題やられても

絶対全部上手くやって貰える気がする!!!

 

 

そして歯石取りでも大層驚いた

 

 

以前の歯医者はね

 

歯石取りで

 

 

歯茎を取るんですよ・・・!!!

 

 

何言ってるのか分かりますか?

多分かぎ爪みたいになった棒みたいなので

引っ掛けて取っているんだと思うんですけど

 

それが歯茎を的確に狙って来る

 

ガッ!(痛いっ!)

ゴリッ!(あぎゃぁっ!!!)

 

段々口の中が血の味になってくるのね!

 

 

恐怖の歯石取りだよ!

 

 

何だけど

まぁー全然そんな事無かったよね

 

そりゃそうなんだけど

あまりにも以前までの歯医者と違い過ぎて

(あ、歯石取りって本来こんな気持ち良いんだ・・・?

 大きな魚が小さな魚に歯の汚れを取って貰ってる時も

 こんな感じで気持ち良いんだろうなぁー・・・)

って思っちゃった

 

 

女性1「歯石綺麗に取り終わりましたよ~」

 

私「・・・・・・(気持ちよくて眠くなってる)」

 

先生「さてそれじゃ

   そろそろ削って行きますよー」

 

 

もうね

 

絶対大丈夫だと思う

 

 

この先生達にお任せしておけば

絶対「ぎゃぁ!!!」みたいな事は起きないわ

 

 

想像通り

先生はただの一度も私に

「ぎゃっ!」っとさせないで歯を削った

 

 

以前の歯医者はもう・・・なんだろ

 

チキンレースかな?

って思うくらい酷かった

 

ビビったら負け

 

 

まず麻酔が肝心の歯の部分に全く効いていないから

削れば削っただけ痛い

脳天まで突き抜けそうな痛み

 

それにどこまで耐えられるかが勝負の決め手

 

 

たまにドリルが歯茎や舌の横をかすめて

全身がビクッとなるし血も出るけど

いつどこにその攻撃が来るか分からない

 

もしかしたら今日私の舌は

えぐられるかもしれない

 

 

でもそんな恐怖にビビっちゃ駄目だった

 

ビビっちゃったら

「あのっ!もうやめて下さいっ!!!」

って言いながら逃げ出しちゃいそうになるから

 

 

恐怖に耐えて逃げずに立ち向かう必要性がある

 

そんな恐怖の歯医者さん

 

 

そもそも今削っている歯は

以前の歯医者で治療した歯なんだけれど

全く同じ個所を治療しているにも関わらず

こんなに全く痛くないのは奇跡にしか思えない

 

条件は同じだよね?

 

 

歯をゴリゴリ削られている真っ最中も

先生は「大丈夫?」と聞いてきてくれるけれど

 

何が「大丈夫?」なのか分からないくらいに

全く何の不安も痛みも心配も無かった

 

 

歯医者って・・・

 

こんなに安心出来る場所だったんだ・・・?

 

 

ダランと力が抜けきった状態で

あっと言う間に削り終えた

 

 

今度は女性が

その歯の穴を埋めてくれるらしい

 

 

それもさ・・・!!!

 

前の歯医者だと

例えば2本削ったとするよ!?

 

そうすると2本埋めなきゃならない訳じゃない!?

 

なのに

 

1本しか埋めないで終わったりするんですよ・・・

 

 

噛み合わせも何度も何度も

「噛んでみてくださーい」

「噛んでみてくださーい」

「ギリギリしてみてくださーい」

「噛んでみてくださーい」

って10回くらい確かめた割には全然良い気がしなかったし

 

あれだけ何度も何度も

「噛んでみてくださーい」

って言われてると

もうどう噛んだらいいのか混乱してくる

 

え?私の噛み方が悪いんですか?

 

埋めて貰った後に

「なんか高い気がする」って言っても

「いや、これで大丈夫なはずですよ」とか言われるしさぁ!

 

大丈夫じゃないんだよ!

 

お陰で何年も知覚過敏で苦しむ羽目になったじゃん!

 

 

だけど今回は

 

ほぼ一発でした

 

 

女性1「じゃあ噛んでみてくださーい」

 

私「はーい」

 

女性1「少し削りますねー」

 

 

ほんとにちょっと削っただけで

 

 

女性1「どうですか?」

 

私「カチカチ!

  うわぁ・・・

  あっ・・・前よりピッタリ・・・

  な、なんだこれ・・・

  カチカチカチカチ!

  気持ち良い!!!」

 

女性1「良かったですー」

 

 

可愛いし腕も良いなんてほんと最高だな!!!

 

 

女性1「じゃあ本日の治療はこれで終わりです」

 

 

あ!

そうだ!

 

今使ってる保険証の有効期限を一応お知らせし

 

 

先生「あ、そう言えば保険証の期限

   〇月〇日までだったよね?」

 

私「あ、はい」

 

先生「次回の予約の時には保険証無い状態になるけど

   新しい保険証出来上がってくるまで

   それでも大丈夫だからね」

 

私「はい」

 

 

何それ調べられるの!?

 

仕事がはえぇぇえ!!!

 

 

なんだこの歯医者!

 

スーパー歯医者さんじゃん!!!

 

 

女性1「お会計1,300円です」

 

私「・・・・・・・え?

  せん・・・?」

 

女性1「1,300円ですね」

 

私「や・・・安過ぎませんか?」

 

女性1「最近こちらに来られるようになった方は

    何故か皆さんそうおっしゃるんですよねぇ・・・

    確か皆さん以前まで〇〇歯科に通ってた

    っておっしゃってましたけど・・・」

 

私「そう!!!そこなんですよ!

  今日みたいな治療をしようものなら

  さん・・・いや・・・

  4,000円くらい取られてました!

  今回は麻酔するって言ってたし

  きっとある程度お金持ってないとと思って

  来る前にお金おろしてきちゃいましたもん!」

 

女性1「ふえぇぇ・・・

    そんなに違うんですかぁ・・・?」

 

 

そう!

 

そんなに違うの!

 

あっいや違う!!!

治療費とかそういう問題じゃなく

もう何もかもが違うの!!!

 

 

この後実家へ立ち寄った私は

母と二人で『この歯医者がいかに素晴らしいか』について

たっぷり10分以上も語り合った

 

 

母「こんなに綺麗にやってもらってこの金額なら

  もうタダみたいなもんだよ」

 

私「そうだよ見てよこのやり直して貰った歯!

  色がすっげー綺麗になったの!

  しかもこう・・・噛んだ時にカチッ!と

  気持ちよくはまるような!」

 

母「お前・・・凄く綺麗だよ」

 

私「結婚式の新郎かよ」

 

母「あたしもここ!ここやって貰ったの!」

 

私「あぁ・・・綺麗だ・・・

  綺麗だよお前・・・の歯」

 

母「もう全部やって貰いたいわ

  やる所無くなっても通いたいわ」

 

私「前までは歯医者行くの憂鬱だったし面倒だったけど

  ここなら毎日通っても良いわ

  いやむしろ毎日通いたい」

 

 

帰宅後

食事を終えた私は歯を磨き

 

ペッ!とやって

また盛大に感動した

 

 

 

治療した後に

治療した隣の歯がポロポロ欠けてこないって素晴らしい!!!