一瞬宝物を見付けた気分に・・・

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

先日

ちょっくらリサイクルショップで

おもちゃコーナーを見てまいりました

 

 

別段おもちゃに興味がある訳でもないんですが

ブログネタや後学の為に

最近ちょこちょこ色々な場所を覗くようにしており

この日は母に付き添ってリサイクルショップを訪れていた

 

母にずっとまとわりついている訳にもいかないので

ぐるっと全部見て回りつつ

おもちゃコーナーに何か面白い物が無いか

探していたんですよね

 

 

昔懐かしいおもちゃがたくさん並んでいる所を

じっくりと見て回っていたんですが

 

とにかく老人が多かった

 

 

あれはコレクターの『鑑定』的な感じなんじゃないかな?

 

ゴジラのおもちゃや

ウルトラマンのおもちゃを

舐め回すかのようにねっとりと見ていた

 

 

おもちゃのお値段とかを見てみたかったのに

老人たちの様子の方が気になって仕方ない

 

ねっとりとおもちゃを手に取って見つめる老人を

ねっとりと遠くから見つめる私の図になっていた

 

 

特に気になったのが

エアガンのコーナーから動かない老人である

 

私が近くを通ると

スッとその場から離れたんだけど

 

私が通過した後

また戻って来てエアガンをしげしげと見つめていた

 

 

また他の人が近くを通ると

スッとその場から離れ

再びその場所へ戻る

 

 

何だろう・・・

 

別に悪い事している訳でもなかろうに

そんな動きをされると余計気になっちゃう・・・!

 

 

そんなおもちゃコーナーから

アンティーク小物のコーナーへ移動した私

 

 

そこでふと

気になる物を発見した

 

 

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何やら小さい置物が

ガラスケースの中に陳列されている

 

ふぅーん

何だろうこの小さいの・・・

 

 

プライスカードを見ると

1つ10,000円と書かれており

商品名が『鉛筆削り』となっている

 

 

これ一個で10,000円もするの!?

 

へぇ!?

凄いなこれなんだろう・・・

 

 

・・・・・・・・・ん?

 

 

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な・・・何だろうこれ

 

小さい頃に見た事があるような・・・

 

 

このピアノと大砲・・・

 

ピアノの鍵盤部分は動かないけれど

蓋はちゃんと開け閉め出来るような作りで

 

大砲は触れると

砲筒部分が確か上下に動くようになっていて・・・

 

 

あれ?

なんかこれ

絶対見た事あるぞ・・・!?

 

その場にしゃがみ込み

棚に陳列された物を見つめる

 

ランプは大した作りじゃなかったけれど

何だか見た事がある気がするし

 

古時計も確か振り子部分が動くようになっていて

 

計りもそうだ!

錘が付いている部分が動かせる仕組みだった!

 

 

うわぁ!!!

 

母!

 

母ぁ!!!

 

絶対これ家にあったやつだ!

何だか分からないけれど

アンティーク小物っぽい感じで

10,000円のお値段がついてますよ!?

 

 

慌てて走り出し

必死に母を探す私

 

 

ちょっとちょっと!

いつも鑑定団見て

「なんでうちには金目のもんがねぇんだ」

なんて会話してたけど

なんか面白そうな物あるっぽいよ!?

 

 

私「ば・・・

  母!母上!!!」

 

母「なに」

 

私「ちょちょちょっと!

  こっち!こっち来て!」

 

母「何

  何なの」

 

私「これ!!!

  これ見て!?

  これ絶対うちにあったやつじゃん!?」

 

母「えぇ?どれ・・・?」

 

私「見てこの大砲とか古時計とか!

  見覚えない!?」

 

母「うん・・・?

  あら・・・!

  見覚えあるね・・・!?」

 

私「それからこっちのランプもあったし

  ピアノと計りもあったじゃん!?」

 

母「ピアノとランプは記憶に無いけど

  確かにこれ・・・見た記憶あるわ」

 

私「10,000円って書いてるよ!?」

 

母「まさか・・・

  これ全部で10,000円じゃない?」

 

私「えっ・・・?

  そういう事?

  なんだぁ・・・そういう事かぁ・・・

  え?この棚ついて10,000円かな?

  棚・・・良いよね・・・?

  棚が欲しくない・・・?」

 

母「でもこれあったわ

  へぇーこんなの売れるんだねぇ」

 

私「で?今どこにあるの?」

 

母「・・・・・・・・・・・・?」

 

私「え?どこやったの?」

 

母「・・・分からない・・・」

 

私「・・・・・・・・・・」

 

 

なんっでだよ・・・!!!

 

ほんっとうに物事の結末を覚えていない人だな!

 

 

その後

実家に立ち寄り

それらの鉛筆削りが置かれていた茶箪笥を調べるも

そこには鉛筆削りなんぞ影も形も見当たらない

 

 

私「・・・なんでないの?」

 

母「・・・分からない・・・

  なんかの時に捨てちゃったんじゃない・・・?」

 

 

え?

だからじゃない?

 

我が家に金目の物が存在していないのは

何でもかんでも集めちゃって

ラクタがどんどん溜まって行くから

それ以外の物との区別が付かなくなって

全部捨てちゃうからじゃない?

 

 

ねぇどうして?

 

いやまぁあれ全部で10,000円ってんなら

別にそれほど貴重な品でもないから

どうだって良いっちゃ良いんだけど

あぁやって並べてたら素敵な感じだったよ?

 

どうして捨てちゃうの?

 

そして

どうしてこの茶箪笥の中には

絶対どうだって良い拾ってきた小石とか

私がかつて作った羊毛フェルトのクマちゃんとかが残されているの?

 

そうじゃないよね?

 

物の価値が分からないにも程があるよね?

 

 

ついこの間も

ジャラジャラアクセサリー類が入っている引き出しの中を

整理していたけれど

 

ビーズで作ったアクセサリーやら

ガラス玉の指輪やら

明らかにどこぞのお土産やら

そんな1,000円にもならないようなガラクタが

引き出しいっぱいに詰め込まれており

 

 

母「それ本物のダイヤの指輪

  こっちはルビー」

 

私「・・・・・・・・・・・

  (こっちは18kでこっちはPtかよ・・・

   そしてそれと一緒にプラスチックのブレスレット・・・!)」

 

 

とマジもんの貴金属が

ラクタの中にポロポロ混ざっていた

 

何かこう・・・

管理方法に問題があると思うよ・・・?

 

いや

まぁもしも泥棒が入ったら

って事を想定すると

絶対泥棒を混乱させるのにうってつけだけども・・・!

 

 

母「しっかしあれ

  何で家にあったんだろうねぇ

  あんなのわざわざ買うとも思えないし」

 

私「何かについてきた付録みたいなのじゃないの~?」

 

 

帰宅後

ネットで必死にこの鉛筆削りについて調べた所

 

どうやら昭和40年代に流行った

アンティーク風鉛筆削りらしく

 

 

1つ

 

500円前後で取引されていた

 

 

 

 

うん

 

 

やっぱり我が家には最初っから

金目の物なんてねぇわ!!!