世間が夏だった件

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

仕事を退職し

今更ながら私は

 

 

今が夏だ

という事を知りました・・・!

 

 

いやもう暑い暑い!

 

ここ本当に避暑地って呼ばれてる場所!?

と疑いたくなるほど暑い!

 

 

仕事をしていた頃は

日差しが強くなる前には会社に居て

日が落ちる頃に帰宅していたから

日中の暑さなんて知らなかった

 

最近冷夏ばかりね・・・

なんて思っていた

 

 

馬鹿かよ

 

暑いわ・・・!

 

 

ただ黙って椅子に座っているだけで

ジワリジワリと汗が滲んでくる

 

素っ裸で居たって汗をかく

 

朝6時に目を覚まし

レジン作品をひたすら作り続け

 

何度も何度も暑さで集中が切れる

 

本来私は

何か物作りをし始めたら

たばこを吸う事も食事をする事も忘れて

寝食忘れて作業に没頭する人間なのに

 

とてもじゃないけれど集中していられない

 

 

あぁ暑い!

 

アホかっちゅーくらい暑い!

 

 

あまりの暑さに耐えかねた私は

10時になって

家から出る事にした

 

もう家の中には居られない

 

 

北海道なんて冷房要らずさ!

なんて思っていたけれど

冷風機くらいは買おうかな

って本気で検討するくらい暑い

 

 

家から出て

日差しを浴びて思わず声が漏れた

 

 

私「あっつ!!!」

 

 

外も暑いじゃん・・・!

 

 

早く車に乗り込んで

どこか涼しい建物に入ろう!

 

買い物だ買い物!

 

丁度近場に手芸屋さんが新しく出来た事だし

そこでパーツの買い出しをしよう!

 

 

と思って車のドアを開けた瞬間

 

思わず叫んだ

 

 

私「あっぢっ!!!!!」

 

 

火傷するんじゃねぇのか

っちゅーくらい暑かった

 

車内の温度何度だよ・・・!?

 

吐き気するわ!

 

 

車のドアを全開にして

しばし屋根のある駐輪場から

じっと車を見つめていた

 

車が暑過ぎて

ボンネットから蜃気楼みたいなの見えてんですけど・・・!?

 

なんっだこれ・・・!

 

逃げ場無しかよ・・・!

 

 

しばらく待つも

全然車内の温度が下がらないので

諦めて車に乗り込んだ

 

窓を全開にして走っていれば

空気も入れ替わるはずだ

 

 

・・・が

 

外の空気自体が暑いんだから

入れ替わった所でどうとなるもんでもない

 

 

暑い!!!!!

 

あぁ暑い!!!

 

 

額に汗を滲ませながら

ようやく手芸屋さんに到着

 

焦って店内に入った

 

 

ここなら冷房が・・・!!!

 

 

・・・入ってるけど

普通に暑い

 

 

歩けば歩いた分だけ暑い

 

 

段々鼻呼吸じゃ間に合わなくなってきた

 

 

私「ぜひぃ・・・ぜひぃ・・・」

 

 

夏生まれなのに

暑さにはとんと弱い私である

 

 

寒いのはほら!

 

着込めば何とかなるけど

暑いのは無理じゃん!?

 

素っ裸になったって暑い時は暑いじゃん!?

 

 

背中にも汗を掻き始め

前髪が額に張り付き

段々フラフラしてきた

 

 

暑さが辛くて切ない・・・

泣きそう・・・

 

水分補給しないと死んじゃう・・・!

 

 

自販機・・・

自販機とベンチは無いのかしら・・・?

 

 

ぐったりしながら周りの人達を見ると

 

 

周りの人達は

驚くほど涼し気な雰囲気だった

 

 

 

・・・え?

 

なして?

 

服装の露出度的には

圧倒的に私の方が布面積少ないのに

何故そんな厚着の貴方達の方が

涼しそうな感じ醸し出してんの・・・?

 

お前ら全員南国生まれですか?

 

 

2時間程

涼しい建物を探して彷徨い歩き

 

私は悟った

 

 

私の家の中の方がまだ涼しいわ・・・!

 

 

もう外には居られねぇ!

 

 

よくこんな暑い中で働いて居られるわ!

 

 

ガラス工房で働いていた当時は

これ以上の暑さにも耐えていたけれど

あれは仕事だったから耐えられただけで

お金も貰えないのに暑さに耐えるなんて無理!

 

拷問かよ!

 

 

ようやく冷房が効き始めた車で自宅へ帰り

 

再び

レジン作品を作る作業を再開した

 

 

暑い・・・

 

暑い・・・・・・

 

暑い・・・・・・・・・

 

 

堪えがたい暑さを我慢しながら

必死にヤスリ掛けをし

顎と首から汗を流す

 

 

このままだと私

密室で孤独死しちゃいそう・・・

 

干せっからびてカッカサになって

ミイラみたいになって死んじゃう・・・

 

 

帰り道で買って来たスポーツドリンクを飲みながら

汗ダラッダラでレジンの表面をコーティングする

 

 

あぁ・・・

 

絶対これお年寄りが熱中症で倒れるやつだ

 

 

 

と思っていると

 

 

ピーーーポーーーー

 

ピーーーポーーーー

 

 

という救急車のサイレンが聞こえてきた

 

 

ほらな・・・

 

どっかで誰か倒れたんだよ

 

この暑さだもんしょうがねぇわ・・・

 

 

私だって倒れそうだわ

 

 

そんな事を考えていると

みるみるうちにサイレンの音が近付いてきた

 

 

ピーーーポーーーー

 

ピーーーポーーーー

 

ピーーーポーーーー

 

ピーーーポーーーー

 

 

えっ・・・・・・!?

 

お・・・お迎えが来た・・・!!?

 

 

思わず窓を開けると

 

隣の隣の家の人も

窓を開けて顔を出した

 

 

男性「・・・・・・どうも」

 

私「こんにちは・・・」

 

 

野次馬っぽいお互いの行動が

若干気まずい

 

 

そして救急車は

隣の棟の前で停車

 

 

私「・・・・・・・・・」

 

女性「絶対熱中症じゃん」

 

 

私もそう思う

 

 

男性「俺も運ばれて来るわ・・・」

 

 

 

 

私も私もーーーーーー!!!

 

 

涼しい病院に運ばれて行きたいですーーー!!!