思いがけず決して叶わぬ夢

 

皆様こんにちは

 

LUKAでございます

 

 

 

私は山遊びが好きで

春や秋はよく山菜採りに出掛ける

 

 

 

畑仕事も大好き

 

実家の庭や

実家の近所で借りている土地を

せっせと耕し

育てた苗を植え替えて

野菜を自給自足出来るようにしちゃう

 

 

今になって思えば

幼い頃から山遊びが大好きで

海や川で遊ぶよりも

山で遊ぶ時間の方が圧倒的に長かった気がする

 

 

 

今では自分に正直に

やりたい事をやって生きているけれど

 

20代前半の頃までは

なかなかどうして取り繕った生き方をしていた

 

 

周りの人達と同じように振る舞おうと

女性らしい服装を心掛け

愛想を振りまいて生きていた

 

 

だけど

 

20代も半ばになった頃から

そんな生き方に疲労を覚え

 

今では

服装だって自分が本当に好む物しか

着なくなってきた

 

 

 

結果

 

 

男性と見間違われる事が

圧倒的に多くなった

 

 

幼い頃から

どっち付かずな顔だったのは分かっている

 

化粧をすればバッチリ女性になるけれど

スッピンの時は

どちらとも取れる顔なんでしょう

 

 

寿司屋時代に喉をやられて以降

声もかなり低い

 

声が低くて

相手に聞き取って貰えない事があるので

普段は高い声を出すよう心掛けているけれど

 

素の時の声は

まぁー低い

 

 

実家で電話に出ると

「お父様ですか?」

と聞かれる事もある始末

 

 

喉仏もあるし

何だか性別を間違えて生まれてきたんじゃないかな

と思う事もある

 

 

言葉遣いも決して良い方ではなく

これまた素が出ると酷いものだ

 

 

性格も男性寄りなのか

理屈や感情ではなく

効率的な事ばかり考えてしまう

 

 

私には歳の離れた兄が居て

その兄の方が

どちらかと言えば女性的思考の持ち主に見受けられる

 

 

兄と私

性別逆だったんじゃないかなぁ・・・

 

 

 

ただ

男性に生まれたかった

と思った事はただの一度も無い

 

女性に生まれて損をしたなぁ

と思う事や

 

営業をやっていた頃は

女性だというだけで嫌な思いも

たくさんしてきたけれど

 

女性に生まれて良かった事も

たくさんあったように思える

 

 

それに今の時代

本気で何かをやろうと思ったら

性別に関係無く

何だってやれる気がするし!

 

 

 

なので

私は女性らしい事もするし

男性っぽい事もする

 

 

昔から中性的とよく言われてきたけれど

今は自由にそれを使い分けられるようになってきた

 

 

 

例えば

畑仕事をする為に実家へ行った際

 

お隣のおばちゃんから

「息子」と間違われるんですけど

 

あぁこれは多分間違えているな

と思った時は

対応を変えている

 

 

 

おばちゃん「あらーこんにちはー

     またお手伝いに来たのねー」

 

私「こんにちはー(地声)」

 

 

 

畑仕事をやる予定もなく

ただ実家へ遊びに行った時は

 

 

 

おばちゃん「こんにちはー

     今日も良い天気ねー」

 

私「こんにちは~

  そうですね~(普段の声)」

 

 

 

そのせいもあってか

お隣のおばちゃんは

本気でルカ家が

 

息子が2人

娘が1人の5人家族だと思い込んでいる

 

 

 

私の見た目はこんな感じ

 

 

 

これが畑仕事バージョン

 

 

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畑仕事以外やらないぞ!

どこへも出かけないからな!

 

という時は

こんな感じの服装になっちゃう

 

 

そしてこれが

どこへでもお出掛け出来るぞバージョン

 

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そりゃね!

これだけ差があれば

お隣のおばちゃんが

私を2人居ると思っても仕方ない!

 

 

ただ

乗ってる車が同じなので

そこで気付いてもおかしくはないんだけれど・・・

 

 

 

先日

 

畑仕事をする為に実家へ行った私

 

 

お昼時になり

お腹が空いたので

 

両親に声を掛けた

 

 

 

私「今から庭で焼肉やらない?」

 

母「あぁ良いね!」

 

父「用意が面倒臭いなぁ~」

 

私「いやもう炭起こしの準備した

  先週買って来て冷凍しといた

  肉あるからそれ焼こうと思ってさ

  あんた達来ないなら

  私一人でやる」

 

父「すぐ行くわ!」

 

 

 

こうして庭で

母が作った庭用の椅子に座って

焼肉を始めた私達

 

 

 

母「良い椅子でしょ?」

 

私「うん

  せっかくこれがあるから

  どうしても焼肉やりたかったんだよ」

 

父「こんなのいつ作った?」

 

母「この間

  ルカが前に持って来てた木材使って

  ちょっと作ってみたんだけど

  思いのほか上手く出来たんだよね」

 

私「仕事辞めて時間出来たら

  私が色々作ろうと思ってたのに

  まさか先に作られるとは・・・」

 

 

 

そんな事を話しながら焼肉を楽しんでいると

お隣のおばちゃんが声を掛けてきた

 

 

 

おばちゃん「にぎやかな声聞こえて来ると思ったら

     まぁー素敵だこと!」

 

私「こんにちはー」

 

おばちゃん「いつも家族仲が良くていいわねぇ~

     うちは皆全然帰って来ないから~」

 

 

 

切ねぇ・・・!

 

何だこれ

何て声掛けたら良いのか分かんねぇ!

 

 

 

おばちゃん「でもあれね

     今日は娘さんが居ないのね~」

 

母「・・・・・・あ、はい」

 

私「・・・そうですね・・・」

 

おばちゃん「いつかお宅の家族が

     全員揃ってるのを見るのが

     私のささやかな夢だったりするのよ~

     うちはほら一人しか子供居ないから

     にぎやかなのが羨ましくてね~」

 

 

 

そう言って

笑顔で手を振りながら出掛けて行ったおばちゃん

 

 

 

私「・・・・・・・・・」

 

父「家族全員ってなんだ・・・?

  H(兄)も一緒に居る時に

  顔あわせた事なかったか・・・?」

 

 

 

父は

お隣のおばちゃんが

私という1人の人間を

息子1人

娘1人として認識している事を知らない

 

 

 

母「いや・・・

  うちもう一人居るから・・・」

 

私「うん・・・」

 

父「あぁ~そうか

  Yちゃん(兄嫁)か」

 

母「いや・・・

  うちには

  Hとルカ子と・・・

  ルカ太郎が居るから・・・」

 

父「・・・・・・・・は?」

 

母「今日はHとルカ子が居ないからね・・・」

 

ルカ太郎「る・・・ルカ子は今日

    仕事じゃないかなぁ・・・」

 

母「ルカ子忙しいからね・・・」

 

ルカ太郎「そう

    あの子忙しいから

    あまり来ないからね・・・」

 

父「は???」

 

 

 

お隣のおばちゃん・・・

 

 

ささやかな夢

とか言ってたけれど

 

その夢は

 

 

 

どんな壮大な夢よりも

絶対に叶う事が無い

 

超壮大な夢だ・・・!!!