あとガラスの灰皿欠けたんで何とかしてください
皆様こんにちは
ＬＵＫＡでございます
今日も今日とて新しい職場で頑張る私
今一番の悩みは
『自分が固い文章しか書けない』という事
えーっとこう・・・
仕事のやり方改善って言うんですかね・・・
今まで散々だらしなかった部分を
徹底的にきっちりさせる為には
「今度からこれはこうしてください！」
という文書を全社員に配る必要性がある
だけどさ・・・
私・・・
文章が固いんですよ・・・！
『各発注担当者様へ』なんて感じで始まり
『上記内容を各自徹底下さるようよろしくお願いいたします』
なんて感じで終わる文章になっちゃう
社内の皆様に配る文書を
ブログみたいになんて書けない！！！
で
毎回まともさんにダメ出しされる
まとも「固い！」
私「くっ・・・やはりか・・・！」
まとも「もっとバカが書いたみたいな文章じゃないと
皆分かんないよ！？
難しい言葉使ったって通じないんだから！」
私「申し訳ございません・・・！」
まとも「『添付資料をご確認の上』とかダメ！
これ絶対ダメ！
『もう一枚の紙を見てください』にしないと！」
私「分かりました・・・！
修正します！！！
お時間いただきありがとうございました！！！」
こんな具合に
きっちりダメ出しされる
本当はまともさんに見て貰う必要なんて無くて
そのまま配布しちゃっても良いんだけれど
何というか・・・こう・・・・・・
電話の応対に関してもそうだけれど
自分があまりにも固すぎるという自覚があるので
一度誰かに目を通して貰いたいんですよね・・・！
それで
『誰か』ってなると
やっぱりそこはまともさんなのである
まともさんは親身に色々教えてくれるし
視点もほぼほぼ同じなので何かと相談しやすい
私が現状社内で一番楽しく会話出来るのは
まともさんである
ただ
まともさんもまともさんで大忙し
というのも
以前まで経理を統括していた人（経理王・部長）が引退する予定で
まともさんが経理王を引き継ぐ事になっているのだ
私たちはお互いに「今まで適当だった部分」を洗い出しつつ
これまでの書類なんかを
２人で必死に探し出したり片付けたりして
ホコリまみれになりながら頑張っている
ここ
連携が最も重要な２人になる予感がしますよね・・・
経理王（まともさん）と分析王（私）
分析に欠かせないのは経理で使用＆作成しているデータになるから
絶対に私たちは向いている方向が同じじゃないとまずい
年齢が比較的近い事もあるし
性格も割と似ている部分が多いので
概ね問題は無さそうなんだけれど
お互い物をはっきり言う部分があるから
真っ向対決みたいな感じになったら厄介なのかもしれない
そしてそんな私たちに
ある日
現場王がこう言った
現場王「最近修理関係の仕事が
自分で時間管理出来ない奴に集中して残業になってっから
仕事内容に合わせて上手い事分散させてやって！」
まとも「え・・・？
どういう事？」
現場王「電話受けた人（２０歳の子）が「これ出来ますか？」
って〇〇に仕事振るんだよ
そしたら〇〇は「出来ます」って何でも受けるんだわ
そんで一人で２０時とかまで残業してんの」
私「・・・・・・・・・それは
「時間的に厳しいので他の人に回してください」
とその場で本人が言うべきなのでは？」
現場王「それが出来たら苦労しないんだよ～！
俺だって何回も「出来ねぇもんは出来ねぇって言え」
って言ってんのに勝手に一人で引き受けてんだから！」
まとも「そんなのこっちに言われたって困るー！」
現場王「この間なんか何時になっても帰ってこねぇから
どこに居るのか聞いて見に行ったら
そもそもやった事もねぇ修理引き受けて
直し方分からねぇからってスマホで直し方検索して
なんかガチャガチャやっててよぉ！」
私「えぇぇぇええ
スマホで検索・・・（今時ぃ～）」
現場王「だからこれに関する事ならこの人
あれに関する事ならあの人
それに関する事ならその人
みたいな感じで仕事振るようにしてや！」
私「そうなってくると
明確な線引きが必要になるかと・・・」
まとも「そうだよ！？
今までその辺がよく分からないから
とりあえず時間的に余裕のある人とか
予定表見て予定入ってない人に回して
「出来ますか？」って確認してた訳じゃん？
こっちでなんて誰が何出来るか分かんないし！」
現場王「あーーー・・・その辺はなぁー」
まとも「そんなのもう〇〇さんの問題じゃん！
出来ない物まで引き受けるとかそれがおかしくない！？」
現場王「それ言われるとしょーもないんだけど
なんかこー・・・さぁ
これまでの履歴見たりして何とかなんないの？」
私「・・・うーん
じゃあこうしますか
私が過去３年分の修理関係の依頼内容と
それに対応した人のデータを作って
誰が何をやった実績があるかを出します
それを元に線引きをして分かりやすい表を作って
電話に応対する可能性のある人たちはそれを元に
仕事を振る相手を選んで電話をかける
というのはどうでしょう？」
まとも「あぁ・・・え・・・そんな事出来るの？？
めっちゃ凄い量じゃない・・・？」
私「んぁぁ・・・作れる保証は無いですけど・・・
出来るかどうかは別として
とりあえずやってみます・・・」
現場王「その辺は任せるわ！
とりあえずよろしく！」
私「出来なかったらその時はまた改めて
最善策について話し合いましょう」
まとも「うん！
じゃあごめん
ルカさんよろしくね！」
やるわ！！！
やったるわ！！！！！
そこから私は
膨大な量のデータを一つにまとめあげ
まずは小さな分類ごとに分ける作業を開始した
・・・が
それをやればやるほど分からない
あのー
私が今勤めている会社って
ってな感じの会社なんですよ
だから基本的には
それに関わるような内容でざっくりとした仕事の分類
（想定では５種類くらい）を決めて
「これの事ならこの人にお任せ！」
みたいなリストが作れる・・・
はずだった
しかし
過去の依頼履歴を見ていると
私「『花壇の花の見栄えが悪いから
それを何とかして欲しい』・・・だと・・・！？」
まとも「あはははっ」
私「えぇぇぇぇ・・・そんなの造園屋に頼めよ・・・」
そして
依頼に対して取った対応内容は
私「『雑草を抜いた後土を入れ替えて
雑草が生えないようにシートを埋め込んで
パンジーを植えなおした』・・・！！！？」
まとも「あっはははははは！」
私「ちょっと待ってくださいよこれなんですか！？
うちの会社は何をしている会社なんですか！？」
更に
私「『地上デジタル放送が受信出来なくなったから
様子を見に来て欲しい』・・・？」
まとも「あーあったねぇそういうの・・・」
私「『配線を確認後
配線に問題があった為配線を交換』って・・・！
電気屋かよ！！！」
まとも「いやーねぇ？
だから線引きなんてさぁ・・・」
更に更に
私「『外壁の色がくすんでいるので何とかして欲しい』・・・」
まとも「どうやって線引きしろって言うんだろうね
あの後ちょっと考えてみたけど
そういうのがあるから無理だと思うわ」
私「『外壁の塗装を行った』
しかもこの半年後に『配管の陰になった部分も塗装した』
ってあるし・・・もう分からねぇよ・・・」
こんなもんじゃねぇ
私「『屋根の雪下ろしをして欲しい』
『畑に野生動物が入って来て食い荒らされて困ってる』
『車が動かなくなって移動出来なくなった』
『車庫のシャッターが閉まらなくなった』
『電気のコンセントの調子が悪い』
『コンロの魚焼きグリルだけ火がつかない』
『パソコンの容量が突然一杯になってデータが保存出来ない』」
まとも「ん～～～～」
私「え？むしろ出来ない事なんて無いんじゃないんですか？」
まとも「そうなるでしょーーー！！！？
皆おかしいんだよ！
なんでもかんでも引き受けてやっちゃうじゃん！
だからこっちにしてみたら
何が出来なくて何が出来るのかなんて分かんないの！
庭師みたいな事も出来るなら何でも出来るじゃんね！」
私「これでよう相手選んで仕事振れって言いますね！？
こんな事まで出来る人たちなら可能性は無限大ですよ！？
今回たまたま出来ない事があってスマホで調べてたけど
次にはきっともうその人それも出来ると思う・・・！
その人の秘めたるポテンシャルに賭けて
ガンガン仕事振って良い気すらしてくる！」
まとも「定時で帰れないとか云々はもうさー
本人次第だと思うんだよねぇ～
時間的に無理なら無理って言えばいいだけじゃん！
「どう言ったってそれが出来ない奴なんだ」
とか言われたって知らないよねぇ！？」
私「あ・・・へぇーー・・・
『家の前の道路に穴が開いているから塞いで欲しい』
とかにも対応出来ちゃうんだ・・・
あー・・・そうなんだぁ・・・」
まとも「線引き無理じゃない？」
私「・・・私は・・・出来うる限りの努力をしました
・・・が
結果が伴わない事だってありますよね・・・？」
まとも「仕方ないよ・・・諦めよ？」
こうして私は
リスト作りを断念する事になった
無理！！！
って訳で
当初の予定からはかなり逸脱した
「こんなに色々幅広くやりやがってて線引きとか
どの口が言ったんだこんにゃろう！」
というリストを手に
現場王と改めて話し合い
何か依頼が入ったら現場王に電話するから
そこから貴方が「この人！」と思う人に指示出して！！！
という方向性で話し合いが終了
うんうん
それでよいのだ
そして
私の家の洗濯機が数か月前から
洗濯を終えても
お知らせの「ピーッ！ピーッ！」という音を出さなくなったんで
ちょっと家に来て直して貰って良いですか・・・！！！？
