始まりすらしない物語

 

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

レジン作品を作っている間

youtubeの動画を垂れ流し状態にしているよ!

という話は以前から何度も記事にしてきており

ゲームの実況プレイを眺めている事もある

と以前お話ししたんですが

 

最近

 

ファイナルファンタジー4というゲームの

実況プレイ動画を見始めた私は

 

酷く困惑していた

 

 

 

元々私が幼い頃は

兄がゲームをしているのを

後ろからそっと眺め

母がゲームをしているのを

後ろからそっと眺め

 

 

心の中でツッコミを入れる事が多かった

 

 

兄がやっていたスーパーロボット大戦とか

ドラゴンクエストとかそのあたりのものは

まだ私が幼過ぎて理解が追い付いていなかったんだけれど

 

母がプレイしていた

バイオハザードに関してはツッコミどころが多くて大変だった

 

 

知ってます?

バイオハザードってゾンビを倒すゲームには

たくさんシリーズがあるんですけど

 

すっごい記憶に残っているのが

「警察署」の中を探索するやつ

 

 

この警察署が凄いの

 

 

ラクリが半端じゃない

 

 

ドアに鍵がかかっていて調べてみたら

「スペードの鍵」が必要でした

じゃあその鍵はどこにあるんですか?

それは全く違うフロアにあるんです!

 

 

像のギミックやら何やらを解いてメダルを手に入れるのです!

そのメダルをいっぱい集めてある所で使わないと

次には進めません!

 

 

そこはクランクを使わなきゃ開きません!

 

 

そこを通る時には木箱を押して移動させた後

水没させて木箱を水に浮かせてその上を通りましょう!

 

 

 

ってな感じで

鍵の管理が酷すぎる上に

どうしてこんなカラクリ屋敷みたいな警察署なんだよ!

とツッコミを入れずにはいられないゲームなのだ

 

 

なんでだよマジで

 

木箱水に浮かべてその上通れとか

どんな職場環境だよ・・・

 

 

でもってそれらを思わず口に出してツッコむと

母にこう言われる

 

「うるさいね!

 黙って見てられないのかい!?」

 

 

 

そして私のその「ゲームに対するツッコミ癖」は

いまだに直っていないらしい

 

最近の新しいゲームの実況プレイ動画も良いけれど

古き良き時代のゲームの実況プレイも良いかな

なんて事を考え

 

ファイナルファンタジー4の実況プレイ動画を

レジン作品を作りながらも垂れ流しにしていた私

 

 

実況プレイ動画なので

セリフなんかもしっかり読み上げてくれる実況者さんのおかげで

ストーリーがちゃんと耳に入ってくる

 

 

主人公は鎧を着た男性で

どうやら上司(王様)の命令で無抵抗な人たちを手に掛け

その人たちが大事にしていた物を奪い取った事を

後悔しているご様子

 

 

私「後悔するくらいならやるなよ」

 

 

信用していた王様から

「お前俺を疑ってるだろ!

 だったら今の仕事やめろ!

 代わりに他の仕事やれ!」

みたいな事を言われて従う主人公

 

 

私「会社(ではない)ってそんなもんですよ

  っていうかそんな横暴な事言われたらもう従うなよ

  辞めてやれそんなとこ!

  ブラックも良いとこだ!」

 

 

後悔しつつもまた王様の命令で

うっかり村一つを滅ぼした主人公

 

 

私「だからさっさと辞めりゃよかったのに・・・

  自分の仕事に何の疑問も持たないとか

  ちょっと考えられんわ・・・」

 

 

自分が殺してしまった女性の娘(幼女)を発見し

保護しようとするが拒絶される

 

・・・が

その娘が襲われそうになったのを助けた結果

次の瞬間にはその被害者女性の娘がなつく

 

 

私「おいおいおいおい

  そんな簡単に親の仇を信用してどうすんだよ!

  ついて行っちゃだめだろぉ!!?」

 

 

主人公は幼女を連れて王様から逃亡

すっげー険しいダンジョンを進む

 

 

私「こんな幼子に戦わせるなよ」

 

 

次に到着した町で

主人公を追ってきたヒロインっぽい女性が

熱を出して倒れているのを発見

その病気を治す為の薬探しをする事になった

 

 

私「主人公も幼女も必死に戦ってたどり着いた道を

  一人で抜けてくるなんて

  どんな屈強なアマゾネスだよこの女・・・」

 

 

次に出会ったのは賢者とか言われているお爺さん

お爺さんの娘さんが男と駆け落ちして

それ娘さんが行った場所が主人公の目的地と一致したらしく

一緒に目的地へ向かう事に

 

 

私「おいおいおいおい

  ダンジョンで出会った幼女連れた鎧姿の男なんて

  どう考えたって怪しすぎだろ~!

  爺さんあぶねぇよ!

  ほいほい一緒に行くもんじゃねぇよ~!

  絶対あんたオレオレ詐欺とか引っかかるだろ~!」

 

 

目的地(お城)に到着すると

お爺さんの娘さんが死にかけており

娘さんの近くには駆け落ち相手の男性が居た

 

それを見たお爺さんは杖で駆け落ち相手の男性を

「お前のせいだ!」とポコスカ殴る

 

 

私「殴るんだ!!!?

  さっきまで魔法でガンガンモンスター倒してたのに

  杖を鈍器にして殴るんだ!!!?

  やる気あんのかよ爺さん!!!

  ここぞとばかりに強い魔法で一撃必殺だろ!?

  っていうか回復魔法は!?

  死にかけてるお嬢さんに回復魔法かけようよ!!?」

 

 

回復魔法をかけて貰える事もなく死亡した

お爺さんの娘さん

 

必死に言い訳をする駆け落ち相手の男性

 

どうやら主人公の元上司(王様)が兵を出して

またこのお城の人たちをぶっ倒して

大事なお宝を奪い取って行ったらしい

 

さらに駆け落ち相手の男性が

このお城の王子だった事が発覚

 

恋人が死んで落ち込む王子様に幼女が「弱虫!」と言い放ち

主人公が「君の助けが必要なんだ!」

「このままじゃヒロイン助けられない!薬欲しい!」

と自分本位なセリフを言い放ち

 

何故か王子が一緒に行動する事になる

 

 

私「えぇぇーーーこの状況でこんな自分本位な事言われて

  「じゃあ一緒に行くよ!」ってなります!?

  「ふざけんなこっちの気もしらねぇで!

   お前の都合なんか知った事か!」って言えよ!?」

 

 

そして死んだ恋人をそのまま放置して

旅に出る一行

 

 

私「せめて埋めよう!!!!?

  そのまま放置はいくらなんでもあかんやつ!

  っていうかほかの奴全員死んだのに

  王子1人だけ生き残るとか逆に怖いわ・・・

  むしろこいつが一番怪しいだろ・・・」

 

 

薬を無事に手に入れた一行は

熱を出して倒れていたヒロインの病気を治し

 

主人公の元上司(王様)が悪い人に騙されて

また何やら

無抵抗な人たちを酷い目に遭わせようとしているという事を危惧し

 

次に狙われている場所にそれを知らせに向かう事になった

 

 

私「手紙とかなんかそういうの無いの・・・?

  ぞろぞろ何人もで向かう必要性と効率よ・・・」

 

 

その道中

モンスターに襲われているおっさんを発見して助太刀

 

どうやら

主人公たちの次の目的地を拠点としているおっさんだったらしく

「おたくの大事なお宝狙われてますよ」「助太刀しますよ」

という怪しげな言葉をかけると

 

 

おっさん承諾

 

 

私「えぇぇぇぇ!

  今!今会ったばっかだからね!?

  新手の宗教みたいな感じじゃん!?

  「じゃあお願いします~」ってヤバイじゃん!?

  一番連れ帰ったらダメなやつ!!!」

 

 

おっさんも同行して

まんまとその国の王様へ謁見

 

 

私「警備ガバガバだなぁ!!!?

  王様そんなチープな感じで良いの!!!?」

 

 

王様が主人公に対して

「その鎧そもそも敵の国の鎧じゃね?

 誰だよお前」

みたいな事を言ったが

 

主人公「それどころじゃない!」

 

 

私「いやいや!

  まず名乗ろう!?

  初めましてなんだから名乗って事情を説明しよう!?

  お前今さいっこうに不審者だからな!!?」

 

 

王様が「信用できない!」とごもっともな事を言ったが

駆け落ち相手を失った王子様が

「王様久しぶり!信用してよ!大丈夫!」

「僕も恋人も家族も失ったんだ!君もそうなっていいの!?」

ネズミ講のような発言をした結果

 

 

王様あっさり陥落

 

「でも今うちピンチだから助っ人よろしく!」

 

 

私「全てがザルだなぁ!!!?

  こいつがスパイだったらなんもかんもねぇぞ!?」

 

 

さらに

モンスターに襲われていた所を助太刀してもらって

すっかり篭絡されたおっさんがこう

 

「君たち強いから最前線で戦ってね!」

 

 

私「今!!!

  今会ったばかりだからね!!!?

  最前線任せられる間柄じゃないから!

  お前らの信頼ってどういう基準で構築されてんの!?」

 

 

そしてついに敵がやってきて戦いが始まった

城攻めを受けて必死に攻防を繰り返すも少しずつ押され

扉を閉めて時間を稼ごうとしたが・・・!

 

味方だと思っていた住民が内側から鍵を開けた

 

「こいつまさか・・・味方じゃない!?」

 

 

私「あんだけザルだったからねぇ!!!?

  意外でもなんでもねぇわぁっ!!!

  むしろお前らそんな警備で今までよくやってきてたよ!?」

 

 

完全に押されて敵から逃げようとした瞬間

駆け落ち男が

 

転んだ

「うっ!」

 

 

私「お前絶対それわざとだろ!!?

  やっぱりお前が戦犯だろ!!!?」

 

 

最後の部屋でかつての戦友と戦う事になった主人公

ボロボロにやられている所にヒロイン到着

「やめて!」

その瞬間戦友がひるんだが

主人公の元上司(王様)を操っているだか騙している

悪いでっかい人が登場

 

でっかい人がヒロインをさらった

 

 

私「お前らはクッパとピーチ姫か!!!」

 

 

 

こうして

一人でツッコミを入れながらレジン作品を作っていた私

 

 

ふぅ・・・

今日の作業はここまでにしようかな

 

 

動画を止め

 

 

ふと思った

 

 

 

私がゲームの主人公だったら

 

 

何ひとつ始まらずに終わるんだろうな・・・!!!