実家の近所で売ってるらしい

 

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

先日買い物に出かけた際

スーパーでお買い物をしていると

魚のコーナーでこんな会話が聞こえてきた

 

 

女性1「闇鍋するんだけど

    何持ってったら良いと思う?」

 

女性2「え、分かんない

    やった事無いし・・・」

 

 

闇鍋なんてやる人居るんだ・・・!!?

 

 

 

私が認識している闇鍋とは

 

友人知人なんかで各自思い思いの食材を持ち寄って集まり

鍋の中にぶっこむ

だけど時にはとんでもない物を持って来てしまう人も居る

 

というものだと思っている

 

 

こんっな非効率的で不確実な事

する必要性あります・・・!!!?

 

 

普通に鍋で良いじゃん!?

 

訳分かんねぇ調和が乱される物が入り混じった鍋なんか

何が面白いの!?

 

皆で楽しく

普通に美味しい鍋をつつくだけで充分盛り上がるでしょうよ!?

 

 

マジで罰ゲーム以外の何物でもないだろ・・・!

こういうイベントはこの世界から消えて頂きたい!!!

 

 

 

何故私がここまで『闇鍋』というものに批判的なのかっちゅーと

 

まぁ私が若い頃にもあったからですよね・・・

 

 

ガラス工房の社長はとってもイベントが大好きで

あらゆる遊びを企画するタイプの人だった

 

 

その中に

 

『闇鍋』『闇ジュース』が存在していた

 

基本的にそれらの素材を持ち寄るのは

主催者側のやる事

 

 

イベントには常に3役存在していて

 

『主催者(少数)』

『選手(私はいつも勝手にこれ)』

『ギャラリー兼お金を賭ける人(大勢)』

 

主催者側はいつも事務職の女性や

役職がついた男性陣

 

社長が考えたエグイ罰ゲームなんかを

嬉々として用意する腹黒い連中である

 

あぁ憎い・・・!!!

 

 

選手は・・・なんというか・・・

割りと屈強なタイプでメンタル強めの人達で

主に社長が勝手に選抜

 

この人達は各行事で勝利すると

賭け金の中から報酬や

社長が用意した豪華景品がもらえるが

 

負けると罰ゲームを受ける事になる

 

皆罰ゲームが怖くて必死・・・!!!

 

 

ギャラリー兼お金を賭ける人は

観戦がメインなので酷い目に遭う事は無い

 

非常に羨ましいポジションなんだけど

豪華景品を手に入れるチャンスは与えられないし

まぁ本当に目立たない

 

選手の誰が勝つかに賭けて

その予想が当たれば賭け金から幾分かがバックされる感じ

 

 

 

その罰ゲームの中に

 

闇鍋と闇ジュースが出た事があった

 

 

闇鍋が罰ゲームの時のレースは

炭酸飲料一気飲み対決という

コーラ中毒者の私には恐ろしく有利な内容だったので

圧倒的なスピードで優勝

 

お陰で私はこれを食べずに済んだんだけれど

 

 

取り敢えず

 

なんか長くて割とガッシリした

 

 

昆虫の足が出てた

 

 

もちろん食べられる昆虫なんだろうけれど

他のレースの時に罰ゲームでイナゴの佃煮が出た事があったから

それに類似した何かだったんだろう

 

 

そして色が凄い・・・!

 

 

茶色が濃い・・・!!!

 

 

とてもじゃないけれど食欲をそそる見た目じゃなかった

 

 

興味本位で顔を近付けると

 

なんか涙が出た

 

 

目にしみる何かが入っている・・・!

 

 

わさびとか辛子とかそういう感じのじゃないかなぁ・・・!

 

においが強烈でとてもじっくり観察する事が出来なかったんだけど

 

 

それを食べた人は男性で

食べながら

「うわっからっ・・・!!!」と涙目になりながら

何度も何度も休憩をはさんで必死に食べ

 

 

食べた3分後くらいに静かにトイレに行って

 

 

しばらく戻って来なかった

 

 

こえぇぇ・・・!!!

 

闇鍋こえぇぇ・・・!!!

 

 

私は割りと趣味の幅が広いお陰か

レースでそれほど酷い負けを味わった事が無く

むしろ良い思いをさせて貰った事の方が多かったんだけれど

 

一度ボウリングで大負けをした事があった

 

 

ボウリングは学生時代にハマっていた事もあり

かなり得意な方だったんだけれど

5~6年ぶりのボウリングという事もありつつ

あの日は本当に絶不調で

びっくりするくらい下手くそだったのだ

 

 

そこで飲まされたのが

 

闇ジュースである

 

 

もちろんこれを飲む人は

一体何を入れられたか分からないように

一切見させてもらえず

 

ただ後ろからギャラリーの

 

「うえぇーーーそんなの入れるのー!?」

「気持ち悪ーーーい!!!」

 

なんて声に混じったミキサーの音を聞いているしかない

 

 

そして出来上がったのは

 

緑色と茶色が混ざったような

何とも言えない色のドロッとした液体だった

 

 

それをコップ一杯飲み干さなければならない

 

 

コップを手に

じっとコップの中身を見つめると

 

何やらつぶつぶした

黒っぽい物質が混ざっているのが見えた

 

 

な・・・何だろうこれ・・・!?

 

絶対『飲み物』に入れるような物質ではないと思うんだけど・・・!

 

 

社長「飲みやすくなるように

   氷も入れて冷やしてやったからな!」

 

 

欲しいのはそういう配慮じゃねぇんだよ・・・!

 

まともな物を入れるっていう配慮をしてくれよ・・・!

 

 

その時罰ゲームを受ける羽目になったのは

私ともう一人の女性

 

 

2人

ギャラリーの前にコップを持って立ち

顔を見合わせる

 

 

『鼻をつまんで飲むのは駄目』

という結構深刻な決まり事があったので

大きく息を吸い込んで

 

2人でほぼ同時にコップに口をつけ

 

 

私は一気に飲み込もうとした

 

 

・・・が!

 

あまりにも粘り気があり

鼻で息をしていないにもかかわらず

なんかくっせぇ・・・!

 

 

思わずコップの中にゴプッと一口分の液体を吐き戻し

半分ほど飲んだ所でコップから口を離した

 

 

その瞬間に口いっぱいに広がる臭さ・・・!

 

 

 

これ

 

ぜってぇ納豆入ってる・・・!!!

 

 

納豆自体は嫌いじゃないけれど

納豆が液体化するとこんなにも気持ち悪いのか・・・!

 

後なんだこれ

まるで草のような・・・青汁か!?

 

それと・・・タバスコ!

多分タバスコ!!!

 

若干のこの生臭さというか何と言うか・・・

これは牛乳だろうか・・・!?

 

本来牛乳で何か飲み物を作ると良い塩梅になるはずなのに

今回のこの組み合わせだと牛乳が悪い方向にしか働いていない!

 

くせぇ!

 

 

後はなんか分からないけど変な苦みもある!

 

 

うぇぇぇぇぇ!!!

 

 

と思って横を見ると

 

コップに口をつけただけで

一口も飲めてない女性が

こちらを恐怖に怯えた目で見ていた

 

 

ちょ・・・

 

ちょっと!!!?

 

 

あんたさっき目配せで

「一緒にいこう!」

みたいな感じだったじゃん!?

 

なんで私が毒見っぽい感じになっちゃってんの!?

 

 

もう後半分飲みさえすればこの下らない遊びも終わりだ

というのが分かっていても

既に味を知ってしまっているうえに

まだ口の中に気持ち悪いねばねば感と後味が残っているせいか

 

どうしてももう一度頑張る気力が沸かない

 

 

1分ほどもたもたしていたが

このままではギャラリーが退屈するし

こんな事で無駄な時間を過ごす訳にはいかない・・・!

 

 

 

覚悟!!!

 

 

決死の思いで残りの半分を飲み干した

 

 

社長「さすがルカだな!!!

   皆拍手!!!」

 

 

意味の分からない拍手喝采を受けながら

よろよろと自分の席へ戻った私

 

 

はぁー終わった終わった!

これでようやくのんびり飯を食えるってなもんだ!

 

・・・しかし後味が最悪だ・・・

 

 

コーラを何度も飲んで

口の中の臭さとねばねばを払拭しようと試みる

 

 

・・・が

 

何となく鼻についた納豆臭さが一向に消えない

 

 

口の周りを何度もおしぼりで拭くけれど

それでも臭さが消えず

後でトイレで吐いて来よう・・・

と思いながら前の方を見ると

 

 

私同様に罰ゲームを受ける事になった女性が

まだコップを持ったまま固まっていた

 

 

えぇ!!?

 

あんったまだ飲んでなかったの!?

 

 

さっさと飲んでさっさと終わらせないと

どんどん飲みにくい雰囲気になっちゃうよ!?

 

 

社長もすっかり冷めた態度になってしまい

空気が悪い

 

あのまずさはさすがに

「だったら私が代わりに飲んでやるよ!」

とは言ってやれないし

 

彼女も大人だ

 

普段から負ければそういう事になる

という事を承知の上で選手側を引き受けていた訳だし

何度もおいしい思いもしてきた

なのにこういう時だけ逃げるっていうのはいただけない

 

これは助けてやれないな・・・

 

 

・・・とりあえず一旦トイレで吐いてこよ・・・

 

 

しかし彼女はその後も

20分もの間固まり続け

 

誰も見向きもしなくなった頃に

勝手にコップをその場に置いて自分の席へ戻ってしまった

 

 

えぇ・・・!?

それ有りかぁ・・・!!!?

 

はぁぁぁ・・・!!!

 

あぁ~?そうですかぁ・・・!

そういう手もあるんですかぁ・・・!!!

 

 

マジかよ・・・・・・・

 

 

社長夫人「お疲れ~!いやー相変わらず勇敢だったね!

     さっきのジュースどうだったー?」

 

私「あれ納豆と青汁入ってるでしょう?

  後は牛乳?

  くっさいのなんのって・・・!」

 

社長夫人「おぉー当たり~!

     牛乳は社長が入れてやれって言ったの~

     その方が飲みやすくなるだろうって!

     それ以外分かった~?」

 

 

ふざけんな

 

その牛乳が気持ち悪さを助長していたんだよ・・・!!!

 

 

私「タバスコと・・・

  後なんか黒っぽい小さい欠片みたいなのが・・・

  なんか奥歯でジャリジャリ言ってるの

  あれじゃないかと思うんだけど・・・」

 

社長夫人「イ・ナ・ゴ!!!」

 

私「・・・・・・・・・・・」

 

 

この女・・・

 

 

何かとあらばイナゴ入れるのマジでやめろぉおお!!!