つい眺めちゃう

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

もう今年は山の季節もお終い!

 

もー行かないぞー!

 

と思っていたのですが

Hさん(兄)から母へ

山へのお誘いがあった

 

 

母「あんたも行く?」

 

 

もう今年は充分な量を確保出来たし

そもそももうあまり量も出ない気温だから

行ってもなぁ・・・

 

と思ったが

 

 

母は毎回

同じ山へ連れて行っているのに

 

 

毎っ回迷子になるんですよね・・・!

 

 

私「昨日入った所入るよ」

 

母「え?ここ入った事ある?

  (むしろ毎回入ってます)」

 

 

母「そこ一回も入った事無いんじゃない?」

 

私「毎回入ってて

  あんたが白いきのこ採った場所だ」

 

母「えぇー!?

  こんな所だったぁー!?

  (そうだよ!ここだよ!!!)」

 

 

ってな具合である

 

 

 

私は山以外の場所で方向音痴

 

母は山でのみ方向音痴(こっちの方が危険な気がする)

 

 

そんな母が一人で案内って言うのは・・・

 

何というか・・・

 

 

全然駄目な気がする

 

 

行きまーす!!!(ヤケクソ)

 

 

 

朝5時40分

 

母から電話が掛かって来た

 

 

母「もしもし

  (後ろから兄と兄嫁の声が聞こえる)」

 

私「・・・・・・え?は?

  ちょっと待って?

  もう来てるとか・・・?」

 

母「うん

  もう来てる

  あたしも今起きた所なんだ・・・

  こんなに期待されちゃって

  なんにも無かったらどうしよう・・・」

 

 

朝6時前に家を飛び出し

山へしゅっぱーっつ!!!

 

しんどぉーーー!!!

 

 

兄も兄嫁も

しっかりと装備を整えて来た様子なのでそこは安心

 

 

Yちゃん「きのこ採り始めてなんだよね」

 

 

ブログを見て興味を持ってくれたのかなぁー!?

だったら嬉しいなぁー!

 

 

兄はまだ若い頃

母について山へ入っていた事もあったので

兄に任せておけば安心だろうか

 

 

私は今日はサポートに徹しつつ

採れそうな所へ案内するのに集中しようかな!

 

 

ただ・・・

 

 

山の入り口にまた

30代と見られる男性(勝手にライバル視している相手)の車が

停まっていたんだよなぁ・・・

 

お互い毎日毎日ようやるわ・・・

 

 

遭遇すると躍起になっちゃうから

遭遇しない事を祈ろう

 

 

普段は一切見ない

道に面した

人が入りやすい場所だけ探りながら

誰かが迷ったりして道に出て来ないかチェックしながら進むと

 

 

兄と兄嫁を発見した

 

 

私「採れた?」

 

Yちゃん「採ったんだけど合ってるかなぁー!?」

 

 

どれどれ!?

 

 

私「あ、これは違うね

  これ見て

  こういう表面がつるっとしたやつね

  残りのは合ってるよ!

  凄いね!」

 

 

初めてのきのこ採りで大したもんである!

 

若いだけあって目も良いんでしょう

これは来年も声を掛けて良いのかな!?

 

 

そして

初めてのきのこ採りで収穫0だったら

もうほんとつまらない事この上無いでしょう

 

楽しんでくれているようで良かった!

 

 

途中3名ほどのおじさんと遭遇

 

挨拶を交わしながら進む

 

 

どの人も空っぽだ・・・

 

 

連日10名くらいの人がこの山に入っているから

もうほんと

生半可な探し方じゃ見付けられやしない

 

 

そんな中

大量にきのこを採っているのは

母だった

 

 

母「いやー探せばあるね!」

 

私「おい

  お前なんで初日より多いんだよ」

 

母「・・・・えっ?」

 

私「ピークの時に声掛けて連れて行ったのに

  その時より今の方が多く採れるってどういう事だ!

  どんだけ手ぇ抜いてたんだ今まで!」

 

母「い、いやぁほらぁ

  あんたの探し方見てると探し方分かって来るっていうか

  慣れてくるっていうか

  それが今なんだから仕方ない・・・」

 

 

毎年そんな事言って

最初全然駄目じゃん!

 

学習してくれよ!!!

 

 

兄もYちゃんも素晴らしい働きを見せて

 

 

この日のそれぞれの戦果はこれ!!!

 

 

・・・と写真を撮ろうとして止まった

 

 

私「あれ?なんだこれ」

 

母「ん?これ違うんじゃない?」

 

私「それとこれが違う

  なんだこれ」

 

母「そっちは合ってるでしょ?

  こっちは違うよね」

 

私「こっちも違うよ

  割ってみれば分かるから割ってみ」

 

母「パカッ!

  ほらこっちは違う!真っ白だ!

  そっちは落葉だって!」

 

 

落葉きのこは割ると中が黄色くて

酸化してくると青みがかった色に変色する

 

 

私「ほら

  パカッ!」

 

母「ほんとだ違うきのこだ」

 

私「真っ白でしょ?」

 

Yちゃん「えぇー!?

    ちゃんと見て貰って良かったー!」

 

兄「・・・ん!?

  なんだそれ俺が採ったやつか!?」

 

 

そうでーす!

 

と言う訳でマイナス2個からのー

 

兄の戦果!

 

 

どん!

 

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お年寄りが毎日山へ入っても

1つも見付けられない中

素晴らしい限りである

 

 

そしてYちゃんの戦果!

 

どどん!!!

 

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数は少ないけれど

質が良かった

 

これは来年もお誘いせねば!

 

 

そして母!

 

 

どどどどん!!!

 

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量は多いんだけど

全体的に質が悪いんだよなぁ・・・

 

 

 

そして最後に私!

 

どーん!

 

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今回はもう量より質で!

 

全てA品狙いでいった

 

なんだろ

いつもと違って全力じゃないせいか

気楽に探せた気がする

 

形が若干悪い物に関しては

他の人が見つけやすいように

上に覆いかぶさった草を払って放置

 

 

なんだろ

昨年と今年に限っては

相当量のストックを作れたから

無理して形が崩れた物を食べる必要性を感じないんですよね

 

普通の人達が大喜びで採るやつも

吟味しながら採っちゃう

 

 

Yちゃん「作り方分かんないから教えてー

    家でやってみる!」

 

私「はい!

  じゃあまずは水を入れて水に浸します

  この時大きめの草とかは先に避けると良いです!」

 

Yちゃん「はい!」

 

 

なんて良い返事なんだ・・・!

 

 

私「そこに塩を投入してかき混ぜます!

  これが虫出しですね!

  ババのみたいな感じのには

  ちょっと多めに塩を入れると良いでしょう」

 

Yちゃん「虫?虫って?」

 

私「塩水に漬けると中から虫が出て来るのね

  YちゃんとかHさんが採ったのだと

  1時間くらい漬けておいた方が良いかも」

 

Yちゃん「・・・・・・・・・・?」

 

私「でもって私が採ったやつだと

  こういう綺麗なのは虫食いが一切無いから

  もう洗って綺麗にするだけで良い感じ

  だから先にこれでお手本見せるね

  これをー水で流しながら綺麗に洗ってー

  茎の部分の外側を包丁で綺麗に削ってー

  石突を落としてーこう!

  そしたらこれを一口大に切って

  後は袋に詰めてこのまま冷凍すればオッケー!」

 

Yちゃん「ふぅーーーーん!

    分かったぁー!

    え?ねぇ虫って?」

 

 

落葉きのこの処理をするのが初めてなら

虫自体見た事無いのか・・・

 

 

私「そうだなぁ・・・

  ババのやつならきっともう出てきてる頃だから

  探してみると良いよ

  小さい虫が出てきてると思うから」

 

Yちゃん「・・・・・・・・・・」

 

 

しばらくすると

 

 

Yちゃん「あ!これ!?」

 

私「ん?」

 

 

見てみると

そこには大きめの羽虫が居た

 

 

私「これも虫だけど違うなぁ

  あ!ほらここ

  ここに居るわ」

 

Yちゃん「・・・・・・・・・?」

 

 

私が指さした先を

必死に目を凝らして探すYちゃん

 

 

 

そして

 

目を見開いた

 

 

Yちゃん「居る!!!」

 

私「そういうのがこの傘の裏側のスポンジ部分に

  入り込んでて

  塩水に漬けておくとほらこうやって

  水の中に白いのが浮いて・・・」

 

 

・・・・・・・あれ?

 

 

何やらYちゃんの表情がヤバいぞ・・・?

 

 

Yちゃん「HちゃんHちゃん!

    見てこれ虫!虫いる!!!」

 

兄「ん?」

 

 

二人で母が採って来たきのこから出て来た

虫をジッと見ている

 

 

兄「・・・・・・大丈夫?

  お前出来る?」

 

Yちゃん「いやぁちょっと無理かもぉ!

    Hちゃんやって!?」

 

私「だからその・・・

  状態が悪いのだとこういう感じになるから

  私はこういうのは出来るだけ採らないんだよね

  でも皆こういうのを綺麗にして食べてるからさ」

 

Yちゃん「えっ・・・・・・・・

    どう・・・しよう・・・・・・・」

 

兄「・・・・・・・・・・・・

  作って貰って

  冷凍してあるやつ貰って行けばいいんじゃない?」

 

 

うわーーーーサイテーーーー!!!

 

 

山菜採りは

山で自分で採って来て

後処理をして

料理を作って食べるまでが山菜採りなのに

 

処理はしたくないとかサイテーーーー!!!

 

 

母「え?虫嫌だってかい

  駄目だよちゃんと自分たちでやんないと!」

 

Yちゃん「・・・・・・・・・」

 

私「って言うか食べられなくなるんじゃない?

  これ見て駄目になる人とか居るし」

 

母「火ぃ通せば死ぬんだから大丈夫だって!」

 

父「イカにだって何にだって虫なんて入ってるだろ」

 

Yちゃん「Hちゃんやってぇ・・・」

 

兄「いや

  採ったやつそのまま置いて行って

  出来たやつ今度貰いに来よう」

 

 

Yちゃんは女性だからともかくとして

 

男のくせにぃーーーーー!!!

 

 

私「そんな事したら

  ブログに書くからね!?」

 

兄「あはははははっ!」

 

Yちゃん「うふふふふっ!」

 

 

 

そのまま

 

 

置いて行きやがった

 

 

ちっくしょーーーー!!!

 

後処理するのだって大変なんだぞー!?

 

 

って言うか

山に入っている時

そりゃーもう虫だらけの中を

平気な顔をして歩いていたはずなのに

一体どういう・・・???

 

 

 

ちなみに私は

虫があまり多いのは

やっぱり見て気分の良い物ではないし

食欲も減退するってなもんだけど

 

 

なんか

 

こう

 

虫が出て来るとこういう風になるんですよ

 

 

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皆必死に塩水に浸かっていない場所に避難する

 

何故かこの時

虫たちは同じ方向を見るのが不思議

 

 

そして

 

 

テンパって頭を振っている姿が

踊っているように見えて

 

 

 

なんか・・・ね・・・

 

 

可愛いから嫌いじゃない・・・!