『何屋か』と聞かれると難しい

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

えー先日

 

小学校からの友人である

アカさんの新居へ行ってきました!

 

と言っても

家の前まで行っただけで

中には入らなかったんですが

 

「じゃがいもたくさんあるけど要る?」

と餌を貰える事になったんで

ちょっと出掛けるついでもあったし

大喜びで尻尾を振りながら行って来た次第でした

 

 

でまぁ

アカさんの新居へ行ったのは初めてだったんですが

 

アカさん最初

 

凄い不信そうだった

 

 

私「今から出掛ける用事あるから私行くよ!」

 

アカ「えっ・・・良いよ・・・

   あたし行くよ・・・」

 

私「大丈夫だよ!

  教えてくれればグーグルマップで見てから行くから!」

 

アカ「でも・・・言って分かるような場所じゃ・・・

   い、良いよあたしそっち行くよ

   それか・・・待ち合わせする!?」

 

 

アカさんは

小学校時代からの私の友人である

 

 

 

私の方向音痴っぷりを誰よりもよく知っている・・・!!!

 

 

私が運転して出掛ける時は

常に助手席から

「次の信号右」「2個目の信号左」

「もう右車線入ってた方が良いかも」

なんて指示を出さないと

目的地へ辿り着けないという事は分かっている

 

 

だからこその

この心配っぷりである

 

 

待って!!!?

 

大丈夫だから!

 

あたいだってやれば出来る子だから!

 

 

今すぐグーグルマップで調べて

ストリートビューでその辺一帯を調べまくって頭に叩き込んで

絶対辿り着いてみせるから!!!

 

 

私「どの辺なの?」

 

アカ「どの辺って言われても・・・」

 

私「何町?」

 

アカ「〇〇町・・・」

 

 

え!?

 

 

あれ!!!?

 

 

私「そこなら結構分かるよ!?

  住所!住所言ってみて!」

 

アカ「〇〇町の〇丁目・・・」

 

私「郵便局の辺り・・・?」

 

アカ「それよりもっと上」

 

私「じゃあ小学校の辺り?」

 

アカ「もっと上

   住所言ったら検索する?」

 

私「うん」

 

 

電話で住所を聞きながら

すぐさま目の前のPCで検索をした

 

 

すると

 

 

私「あれ!?

  〇△幼稚園の所!?」

 

アカ「そう」

 

私「私が行ってた幼稚園じゃん!」

 

 

そう

 

アカさんの家は

私が幼少期を過ごした家のすぐ隣町で

 

更に言えば

通っていた幼稚園の目と鼻の先だったのだ

 

 

アカ「え?そうなの!?」

 

私「なんだ!

  余裕じゃん!

  行ける行ける!すぐ行ける!」

 

 

最初は

分からない道を行くのは若干恐怖心があるけれど

一度くらいは行って

場所を分かっておきたいから頑張ろう!

 

という気持ちだったけれど

一瞬にして安心感に変わった

 

 

 

ぶっちゃけ

 

 

今住んでいる家の周辺なんかよりも

ずっと詳しいんですよね・・・!

 

 

幼少期の私は今よりももっと活発で

小学校3年生の2学期に引っ越しをして以降

外で遊ぶ事も減ったけれど

 

それまでは本当に毎日のように外で遊んでいた

 

 

時に山へ遊びに行き

時に川へ遊びに行き

時に池へ遊びに行き

時に密林へ探検しに行き

 

とにかく歩いた

 

足が痛くて痛くて

帰って来てから足の痛みで泣く程に歩いた

 

 

そのせいでよく迷子になっていたんだけれど

 

今になって考えると

当時の私の移動距離はすさまじかった

 

 

 

実に

5つの町をまたいで遊び歩いていたのだ

 

 

 

グーグルマップで調べてみた所

およそ半径1キロくらいの距離の範囲内を

毎日のように遊び歩いていた

 

 

今日は山へ遊びに行こう!

(往復2キロ)

 

今日は神社の方へ遊びに行こう!

(往復2キロ)

 

 

子供の足にも関わらず凄い広範囲・・・!!!

 

 

 

車でアカさんの家へ向かって走りながら

 

そう言えばこの辺りも遊んでいたし

あの辺りでも遊んでいたなぁー

 

こっちに行くと小さな公園があって

 

あっちに行くと小さな動物園があって

 

あそこには小さな魚専門のペットショップがあって

 

ここには駄菓子屋さんがあって

 

あの山を越えると川が流れていて

 

 

・・・・・・・・・・え?

 

私昔

こんな凄まじい距離を歩いて移動してたの・・・!?

 

 

 

車で走って改めてその距離の凄まじさを思い知る

 

 

車で10分以上かかる距離を

遊びながら移動して歩いていたなんて・・・!

 

そりゃー迷子にもなるわ!

 

 

でも

当時散々迷子になっただけあって

この辺り一帯の地理には強い

 

どこをどう行ったらいいのか

裏道まで知っている始末である

 

 

いくら方向音痴とは言えね!

 

この辺りの地理なら誰にも負けませんよ!!?

 

 

 

昔あった銭湯の場所が空き地になっており

 

よくパンを買いに行っていた商店が

綺麗な民家に変わっており

 

当時唯一あったコンビニが無くなっており

 

 

まるで別の場所へ来てしまったかのように

町の様子が様変わりしていた

 

 

だけど

 

やっぱり緑が多い

 

 

交通の便という視点で見ると

ちょっと市街地からは離れていて

過ごしにくい場所ではあるけれど

 

子供がすくすく元気に育ちそうな

とても良い土地である

 

 

無事

あっと言う間にアカさんの家へ到着

 

静かで良い場所だ

 

 

アカ「すぐ裏にも小さい川流れてんだ」

 

私「その川の上流行くと

  エゾサンショウウオとかアユ居るから

  遊びに行くと良いよ

  子供でも足が届くくらい浅いから楽しいよ!

  リスとかも見られるし!」

 

アカ「えっ・・・いや

   そういう場所はいいかな・・・」

 

私「小学校(廃校)の裏山は防空壕跡もあるし

  北海道で唯一とかって話の天然ザリガニも居るよ

  探検すると凄い楽しいから!」

 

アカ「子供じゃないんだから!」

 

私「遊びに行きたくなってきた!!!」

 

 

要するに私

 

引っ越ししたくなかったんですよ

 

 

小学校3年生の時

引っ越しなんてしたくなかった

 

よく見知った友達と離れ

慣れない土地へ引っ越して

自然豊かな場所から引き離されたのは結構辛かった

 

 

今住んでいる場所も充分自然豊かなんだけれど

当時の私にとってはそれ以上に良い場所だったんです

 

 

こんな素敵な場所に新居を建てたなんて

アカさん見る目あるなぁー!

 

 

アカさんと別れた後

ちょっと遠回りをしてその辺りを見てから

用事を済ませた私は

 

実家へ立ち寄った

 

 

私「今日アカさんの所行って来たんだ

  〇〇町だった」

 

母「〇〇町のどの辺り?」

 

私「幼稚園のすぐ上」

 

母「あ!そうなの!?

  〇△ストアの上?」

 

私「そう!〇△ストアね!

  あそこ看板だけはまだ残ってたわ!

  他にも色々見て来たけど

  銭湯は無くなってたし商店は無くなってたし

  八百屋も犬猫のペットショップも無くなってたし

  何かもう色々無くなってたなぁー」

 

母「魚屋は?」

 

私「・・・・・・魚屋?」

 

 

え・・・?

 

魚屋なんてあったっけ・・・?

 

 

母「~~~~の下の方にあったでしょ

  小さい魚いっぱい売ってる店」

 

 

えー?

 

魚屋なんて記憶にないなぁ・・・

 

 

母「グッピーとか」

 

 

ぐっ・・・・・・

 

グッピー!!!?

 

 

私「え!?

  魚屋ってあんたそれ

  魚屋じゃなくて魚類専門のペットショップって事!?」

 

母「だから

  魚屋でしょ?」

 

 

た・・・

 

確かに昔

 

すっげー古い店構えで

店頭に金魚やらメダカが入った水槽が並んでいて

金魚の餌なんかの販売をしており

何故か店先に

水だけが入った謎の壺が置いてある店があったけど

 

 

 

あれは

 

 

『魚屋』って呼ぶものなの・・・!!!?