手作りの壺売られそう

皆様こんにちは

LUKAでございます

 

 

先日私

ちょっとした事がきっかけで

北海道内で活動している

露店商のグループのボス(?)と顔を合わせました

 

 

知らなかったんだけれど

道内にはそういったグループが複数存在しているらしい

 

 

今後どうなるかまだ全くの未定なので

グループ名は出さないでおくんだけれど

 

私が会ったのは

道内各地で場所を確保してくれて

そのスケジュールを見て自分が出店出来そうな場合は

事前に連絡を入れて

当日その場所で合流するパターンで活動するグループらしい

 

 

なんっかもう色々な人が集まるらしいんですよ

 

 

私が会ったのも

まさにその会場での事だったんですが

 

『食べ物の露店』

『ハンドメイドアクセサリーの露店』

『似顔絵描きの露店』

『ハンドメイドバッグの露店』

『占いの露店』

 

とまぁー色々ごった煮状態

 

 

 

「一緒にやろうよ!」とお声がけ頂いた訳なんですが

 

・・・何だろう

 

凄く話題は合うんですよ

 

 

私も幼い頃から絵に没頭する事が多くて

その時色々な葛藤があったものです

 

その葛藤が

すんなりと伝わる相手以外は

その場に居なかった

 

「寝ないで作っていても何の苦もない」

とか

 

「他のそういった活動をしている人と

 価格に関して衝突する事もある」

とか

 

「お題を決められて縛りがある中で作るのと

 自分で自由に作るのは全く別物で

 前者はとてつもなく精神的苦痛がある」

とか

 

「覚悟を決めないとこれ一本で進めない恐怖心がある」

とか

 

そういう苦しみみたいなのを分かり合える人達に

こんなに一度に顔を合わせたのは初めてだった

 

 

だけどちょっとその・・・

何だろう

 

普段これまで顔を合わせていた人達とは

タイプが違う人達だったんですよね

 

 

会った人の多くが

本業として露店でハンドメイドのものを販売して

各地を転々としているらしいんだけれど

それぞれが自分の独特の世界観を持っているからなのかなぁ

 

いかんとも言い難い

 

そう・・・

 

変わり者って感じがした

 

 

語弊があると困るので補足すると

決してこれは悪口でも何でもなくて

私がこれまで出会った

『何かに没頭している人』は

こういった雰囲気の人がとっても多かった

 

 

たださ

 

合わないんですよね・・・!

 

幼い頃はそれほど違和感を感じなかったんですけど

大人になるにつれて

「合う」「合わない」で言えば

「合わない」タイプになってしまったのだ

 

それはもしかしたら私が

ごくごく一般的な会社に勤める機会が多くて

何かひとつの趣味に没頭するタイプの人達が

少数しか居ない空間に身を置く事が多かったからかもしれない

 

普段接する機会が少な過ぎた

 

 

なので

会話をしていて

「あぁ同じ事を考えるものなんだなぁ」

とは思いつつも

 

「す・・・すげぇ独特の世界観・・・」

と圧倒されまくった

 

 

 

例えば

 

私はまだ恵まれた方だったのか

近所に『画家』を名乗る人が

数名暮らしていた事もあった

 

なので実情は見る事が出来たんです

 

うわぁ絵が売れないと

こんなに苦しい生活を強いられるのかぁ・・・!

 

みたいなのを幼い頃に見る事が出来た

 

 

だからこそ

母が「普通の仕事をしなさい」と

安定した職業を私に求めた時も

無理矢理その垣根を飛び越えるような事はしなかった

 

 

穴の開いた靴下を補修しながら履くのは嫌だ!!!

 

お菓子を買う事が出来ないからって

牛乳に砂糖と寒天だけ入れて固めた物を

毎日食べるのは嫌だ!!!

 

 

男性「車があるなら

   道内どこでも行けるから

   ずっと売り歩きながら作成するのも良いよねぇ」

 

 

自分が住んでいる土地の中でですら

容易に迷子になる私にそれ言う?

 

『車があるからどこへでも行ける』なんて大間違い・・・

いやある意味合ってるか・・・

 

でも

『車があるから目的地以外の

 どこだか分からないどこへでも行ってしまって困る』

これが正解ですよ?

 

 

私「そうは言っても

  本業だけでやっていけるのか

  不安があります」

 

女性「大丈夫よ!

   全く問題無し!

   あたしが大丈夫だから!」

 

男性「飛び込む覚悟を決めて飛び込めば

   絶対何とかなるから!」

 

 

・・・は・・・?

 

 

あの・・・

私・・・

これまで生きてきて

他者の人生について「大丈夫!」と断言出来る人ほど

信用ならないものは無いと思っているんですけど・・・?

 

 

いやまぁ現実としてね!

 

夢を叶えた人達は皆こぞってそれを言うんですよ!

 

保険をかけている時点でそういう奴は成功出来ない!

なんて言うじゃないですか

 

だから分かるんだ

 

言ってる事は分かる

 

 

だけど・・・

 

それって結局「成功した人の声」であって

覚悟を決めて飛び込んだけれど

結局成功出来ずに消えて行った人の声が

全っ然含まれてないんだよなぁぁぁ!!!

 

 

聞いてみろよ!

この身一つでその世界に飛び込んで

失敗して結局他の道を選んだ人にも聞いてみろよ!

 

 

私が幼い頃に出会った絵描きのお姉さんは

ずーーーーっと実家暮らしで

お母さんの生活保護のお金で画材を買って

2人揃って細々と生きてたよ!?

 

それは果たして成功なんでしょうか!?

 

私にとっての成功はそれではないんです!!!

 

 

そういうのは嫌なんだよ!

 

分かるかなぁ!?

 

全部捨てて飛び込めば成功する

なんて法則は無いんだよ!?

全て失う人の方が多いんですよ!?

 

 

 

じっくりと話を聞いていたけれど

なんだろ

『視野が狭い』というのとはまた違うのかも知れないけれど

多分彼らが『本業でも生活できる』の生活水準が

とっても低いような気がしてきた

 

 

車で寝泊まり・・・かぁ・・・

 

え?それは温水シャワールーム付きのキャンピングカーですか?

 

 

 

私が求めているものは

こう・・・もっとすっごく欲張りで

『生活は人並み

 趣味も人並み』

これなんだと思う

 

 

フリーマーケットなんかと比較にならないほど安価で

販売する場所を確保出来れば

絵の販売やらアクセサリーの販売も

今よりずっと気楽に出来るようになると思い

話を聞いてみたんだけれど

 

この人達と上手くやっていけるかどうかの方が

よほど難しい問題のような気がしてきた

 

 

「気が合わなければ無理して仲良くする必要無いし!」

なんて言われたけれど

社会人として必要最低限のコミュニケーションは必要だと思う

 

 

あのさっきから全然目を合わせて会話してくれない人と

どうやってコミュニケーションを取ったらいいか

分からないんですけど・・・

 

もし万が一あの人と隣のブースになったりしたら

半日でお腹壊す気がしちゃう

 

 

多分

弱気なんだろうなぁー!

 

自分の人生にそれほど変化を与える事が無い

些末な事に関してはいくらでも豪気になれるけれど

老後自分が心穏やかに生きられるかどうかが掛かったような

重大な決定事項に関しては

とことん弱気になっちゃうよなぁー!

 

 

はぁーやれやれ参ったなぁ

どうして会話する人は全員

こんなに自信家ばかりなんだろう

 

こういう人じゃないとそもそも成功しない世界なのかなぁ

 

私はなんか違う気がする・・・

いつもしっかり逃げ場を確保してから行動し始める私は

要するに凡人なんだろうなぁ・・・

 

 

 

詳しい話を一通り聞き終わり

この時点での私の判断は5:5

 

自分のスケジュールを確認して

都合が良さそうな所にだけなら

という条件でグループに参加する

って形なら悪くないのかも知れない

 

 

そんな風に考えていたが

 

 

男性「そんなに迷っているなら

   これからの人生について無料で占ってあげますよ~」

 

女性「これで参加決めた人も多いのよ~」

 

私「・・・・・・・・・・・・」

 

 

いや!!!

 

 

占いに自分の人生委ねる人達とは

上手くやっていける自信ねぇわ!!!

 

 

良かれと思って言ってくれたんだろうけど

占いは信じない派の私には

これは逆効果過ぎた!!!

 

2:8だ2:8!

 

 

ブログで長年お付き合いのある

信用出来る読者様たちと

ちょこちょこメッセージでふれあいを楽しみながらやっているだけで

充分幸せな気がしてるし!

 

 

って言うか一気に恐怖心まで芽生えたんですけどー!!!?