絶対コピーするマン
皆様こんにちは
ＬＵＫＡでございます
昨日の記事でちょこっと触れたんですが
私が今働いている会社には
なかなか凄い人たちが居たらしい
正直２０歳の女の子も
「ここまでくるといっそ清々しくて好き！」
と思うくらいに振り切っていると思うんだけれど
そんなもんじゃなかった
まともさんや社長と一緒に過ごす時間が長く
その時に以前まで居た人たちの話を聞く事も多々あり
それらを耳にしてきた私は毎度
驚きと笑いを堪え切れなかった
まずね
無視されるらしい
「これお願いしまーす」
とかって仕事の書類をデスクに置くじゃないですか？
返事が無いんですって
そんな事ある！！！？
何も言わずにペッ！と書類を置いて行ったなら
そりゃーこっちも何も言う事は無いかもしれないけれど
「お願いしまーす」って言われてるのに返事しない
なんて事あるんですか！！？
「はーい」でも「分かりましたー」でもなんでも言えばいいじゃん！
無視って切ねぇ！
更に
「今度からこれはこういう風にやってください」
という指示を出すと
「なんでそんな事やらなきゃならないんですか？」
からの～
「そこまでやる義務がありません」！！！
なんっでだよ！！！
お前給料貰って働いてんだろ！？
勤務時間内は指示された事をやるべきだろ！！！
そう
勤務時間内は・・・
「ごめん急ぎでこれやって欲しいんだけど」
なんて事を就業時刻の３０分前に依頼しようものなら
「今これやってるんで無理です
それが終わってからやったら定時に終われません
８時間以上働けません」
うっそだろーーーー！！！？
え
お前が今やってる仕事はどんだけ火急の仕事なの！？
絶対嘘だよね！？
私今色々見てるけど
過去にここら辺の業務やってた人の仕事内容は
そこまで急ぎの案件無かったぜ！？
お前が今やってる仕事は明日以降に回して
急ぎの依頼を先に片付けりゃ良い話だろ！
信じらんねぇ！！！
ついでに言えばこの会社
残業したらちゃんと残業手当支払いますよ
って言ってんだから８時間以上働いたって良いじゃん！？
何！？
定時で帰らないと死人が出るレベルで忙しいの！？
独身の女性だったって聞いてますけど！！？
そして電話応対について
社長は
私の電話応対がベストだと思っているし
過去にそういう応対にしようと試みた事があったらしい
現状私以外の人たちは
「はーいもしもーし」
とか
「もしもしー」
とか「家の電話かな？」って思うくらいの雑さなんだけれど
「お電話ありがとうございます
〇〇会社ルカでございます」のサザエさんスタイルね
このサザエさんスタイルで電話に出るようにさせつつ
「今出かけててー」→「ただいま外出中です」
「今電話してまーす」→「ただいま他の電話に出ております」
「また電話ください！」→「折り返しお電話いたしましょうか」
こうしたかったらしい
だけどその夢が実現しなかったから
今もこうして
凄まじくて笑える電話応対が日々繰り広げられているんだけれど
どうして実現出来なかったのかっちゅーと
「会社名と電話に出た人の名を名乗ろう」
と社長が提案した結果
「なんで私の名前を言わなきゃならないんですか？」
って言われたらしい
ウケる
まぁね！？
名乗る名乗らないは会社によって違うから
どれが正解とは言えないけれど
でも
社長が「こうしましょう！」と提案したのに対して
「なんで私の名前を言わなきゃならねぇんだよ！」
って抵抗が凄い
社長の尊厳よ・・・
私の電話応対を聞いていた社長が
ちょっと寂しそうにこんな質問をしてきた
「どうしてルカさんは名乗るの？」
それはね
例え電話
されど電話だからだよ
自分の名を名乗る事で
その電話応対一つ一つに責任感を持つ事が出来るだろ！？
みたいな事を言った結果
これらの顛末を聞かされる事になった訳です
切ねぇ
っていうか私だったらその立場だった場合
「名乗れない理由を述べろ」って言っちゃう
何かやましい事でもない限り名乗れるよな？？？
名乗った以上は
クレームが入る可能性だって
毎回自分指名で連絡が入るようになる可能性もあるからね
名乗りたくない人もそりゃー居るでしょうよ
ん・・・？
今の時代個人情報云々とかってあるけど
電話で自分の名を名乗る事を指示するのは問題無いのだろうか？？？
そんなこんなで
とにもかくにも凄まじい人たちが大勢居たらしい
これまでそんな人たちばかりだったから
気軽に仕事を頼む事も出来なかったらしいし
何か改善したいという気持ちはあっても
協力して貰えなくて身動きが取れなかったんだそう
反抗期の子供みたいな連中ばかりだったんですね・・・
そりゃー笑顔で仕事の依頼受けただけで
おじさんたちバカみたいに大喜びする訳だわ
なんかおかしいと思った
ハードルをガンガン下げておいてくれた人たちのお陰で
私はジャンプする必要もなく
ただ歩いてゴールへ向かえるってなもんである
・・・が
私の会社には
凄い人の生き残りが存在している
彼は・・・２０代後半くらいなのかなぁー
えーっと
この人物
提出された書類や走行日報なんかを見ても
ほぼ全て白紙なんですよ
でね
基本的に仕事内容は『修理』なんですけど
どこへ何の修理をしに行くか
みたいなのは誰にも何も言わずに
スッ・・・と会社を出て行って
定時になるとスッ・・・と戻ってきて
スッ・・・と帰って行くんです
彼が普段どこで何をしているのか
誰一人として知る者が居ない
彼の上司がいつもいつも口酸っぱく
「ちゃんと予定表書けって言ってるだろ！？
お前がどこで何してんのか誰も知らないんだよ！」
と注意しているんだけれど
それでも彼は予定表を書かない
走行日報も何も書かない
それでも修理はちゃんと一日数件行っているらしく
お客様への書類なんかは書いている
ただ
それをどんなに頑張って繋げてみても
どうにもこうにも８時間には満たないのだ
３０分程度で終わるような修理が一日に３件あった
住所から算出した移動時間は合計しても１時間未満
それで定時を迎えた
みたいな感じになっちゃう計算
謎過ぎる
そして先日
彼を『社長自ら怒る』
という事件が勃発した
これまで何か月も何か月も上司が注意をしてきたにも関わらず
一向に改善されない
だからもう最終手段として社長登場！
みたいな感じ
これがさ・・・
私の目線のすぐ先で行われていたんですよ
ほんっと目と鼻の先で
社長がぎゃんぎゃん怒ってる
「なんでお前はやれって言われた事をしないんだ！」
「お客さんに対する書類だけじゃなくて
会社としても完備するべき書類だって言ってるだろ！」
なんて事を注意されている
そうだね
会社として記入やら保管が義務付けられている書類は
自分自身が無駄だと思っても必ず書かねばなるまいね
・・・が
彼は
そんな社長を完全に無視して
複数ある書類のコピーを取っていた
社長「〇〇課長からも言われてるだろ！？」
男性「バサバサ（書類）」
コピー機「ウィーーーンウィーーーン」
社長「もう入社して２年も経つのに
どうしてこれだけの事が出来ないんだ！？」
男性「バサバサ（書類）」
コピー機「ウィーーーンウィーーーン」
社長「おい！聞いてるのか！？」
男性「バサバサ（書類）」
コピー機「ウィーーーンウィーーーン」
社長「まず一回コピーするのやめろ！」
男性「バサバサ（書類）」
コピー機「ウィーーーンウィーーーン」
社長「おい見ろ！
これがお前が提出した書類だぞ！
全部白紙じゃねぇか！」
男性「バサバサ（書類）」
コピー機「ウィーーーンウィーーーン」
笑うわ
こんなの見せられて笑わずにいられる奴が居るか！！？
思わずデスクに顔を伏せ
笑いを堪える私
苦しくて思わず横を見ると
２０歳の女の子は笑いを堪え切れなかったらしく
顔を伏せてトイレの方へ行った
ちょ・・・置いて行くなよ！！！？
待てよ！！！
お前がトイレへ行ったふりすると
私がトイレへ行ったふり出来なくなるだろ！！？
そして翌日
社長はこう言っていた
「もうクビにする・・・
あいつ俺の事ずっと無視してた・・・」
な・・・泣くなよぉ～～～！！！
私が代わりに話聞いてやるって～～～～！
ただ
思い出し笑いしちゃった今のこのニヤニヤは許してね！！！？
